ウェブ制作者に求められているのは「プロセスをデザインする力」。

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こういう反応は単純に嬉しいわけだけど(ちゃんとわかってるじゃない! という面で)、僕自身も仕事について考えてみる(というか考えていることを書こう)。

対象は「WEB制作者」。「Web屋」とか、職種の括りで言えば「Webプロデューサー」とか「Webディレクター」とか「Webデザイナ」とか「マークアップエンジニア」とか、まぁどうでも良い。

「ユーザー」の定義が変わったらやることも変わるのは至極当然

ここ数年で一番変わったのは「ユーザー」の定義かと思う。

「ユーザー」とは「Webサイトを利用する人」。

ってのがこれまでの定義。だからこれまでの制作者に求められたのは「利用者」に対するデザイン。 今は...

「ユーザー」とは「Webサイトを利用する人」に加えて「Webサイトを運営する人」。

CMSへのニーズの高まりもそうだし、だからこそ「再構築うぜぇからMTじゃなくてWPだよ」みたいな話が出る。つまり、「利用者=利用者+運営者」の構図。

この時制作者に求められるのは何か? やはり「利用者」に対するデザイン。但し、「利用者」の定義が変わっているから、アウトプットのデザインだけじゃ駄目だ。つまり、制作者には『「運営プロセス」のデザイン』が求められているわけだね。

どんなCMSを提供するか、っていうのは『どんな「コンテンツ・マネジメント」のしくみをデザインするか』ということなのだ。

少し古いエントリーになるが、このあたりに書いたことにもつながるかもしれない。

CMS選択の鍵は「プロセスのデザインしやすさ」

だから、『既存のCMSアプリケーションパッケージを選択して導入設定して提供するだけ』というやりかたは『企業サイト向けの既存テンプレートを購入してロゴ差し替えて納品する』ってのとあんまり変わりがないのだね。

つまり、「使う人」の定義が変わったら、「制作者」も発想を変えないといけない。だからCMSは「プロセスをデザインしやすいもの」であるべきなのだ。そういう点でWeb制作者はサイト運営のためのしくみ(プロセス)もデザインできないといけなくなっていると言える。

だから僕はWPではなくMTを使う。このあたり↓で書いていることもそれにつながっているのだと思う。

ちょっと話題からずれるけどMTのDBの拡張について

実際にこのプラグインは1時間程度で作成したものである(1時間かかってないかも...)。mtos-ja のメーリングリストとかでDB拡張に関する話題が出たのだけれど、やっぱりテーブルを拡張すると保存や読み出しのためのコードを自前で書かなくてはならなくなるし、既存テーブルへのカラムの追加ならMTが色んなものを吸収してくれるからすごく楽だ。テーブルを追加するとコードは2倍くらいに増えて工数も2倍に増える。とはいえ2時間なんだけどね。

だから、カラムの追加がスマートじゃないのはわかる。テーブル追加して、同じくらいのコストで拡張できるようにしてくれれば (あるいはドキュメントを充実してくれるだけでも良い) 素直にそうするかもしれない。

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コメント(2)

やっぱりテーブルを拡張すると保存や読み出しのためのコードを自前で書かなくてはならなくなるし
MT::Objectを継承すればいいと思いますがどうでしょう。また、MT4だと、http://www.movabletype.org/documentation/developer/plugins/defining-custom-objects.html のようになりますが....

yagishitaさん
コメントありがとうございます。

>MT::Objectを継承すればいいと思いますが

はい。現状はその方法しかないのですが、カラムの追加の場合だと例えばこのような画面↓を作れば(チェックボックスひとつ作ってnameをカラム名にしておくだけで)「保存」も「削除」も勝手にやってくれますよね。

http://junnama.alfasado.net/online/2007/09/01/edit-template-module.jpg

これが「楽過ぎて」困っているんです。MT::Objectを継承してテーブルを追加した場合、エントリーの保存時(post_save.entry?)、エントリーの削除時(post_delete.entry?)、に保存や削除のコードを書く必要がありますし、またエントリーを別のコードから削除した時に同期するレコードが残ったりする可能性もあるので、面倒臭さ感? がありまして...

この場合のベストな解はこうだよ! って方法が示されればそれにみんな従うのでしょうが。僕も少し考えてみます。

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このブログ記事について

このページは、Junnama Nodaが2007年9月 3日 02:51に書いたブログ記事です。

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次のブログ記事は「MT4でMT::Objectを継承したサブクラスを作ってDBのテーブルを拡張する(メモ)。」です。

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