アルファサード株式会社 代表取締役 野田 純生のブログ


社長ともっと話そう。


公開日 : 2014-04-28 21:46:10


そうだよなぁ、って思うのですね。社長がそれ言っちゃおしまいだよ、ってのは無しの方向で。

このブログの読者の方には“いわゆる、大企業”に勤めてる方もいらっしゃると思うので、表題の「社長ともっと話そうぜ。」ってのに、みんながみんなに当てはまるわけじゃないんですけどね。

私のサラリーマン時代のあまり嬉しくない経験談

組織がそこそこの規模になって、勤続年数もそこそこ経過すると「ウチの会社って、○○なんだよなぁ」みたいな発言が出てくるわけです。良い点なら別ですけど、大抵あんまり良い話しじゃなかったり。

私のサラリーマン時代(前職時代)は、かなり真面目に働いてましたけど(自分で言うかこら)一つだけ会社の方針ってやつとうまく付き合えなかったことがある。会社が「あなたに、こういうミッションをやって欲しい」として与えられたことと、「今会社のためには、このミッションよりこっちやろ」みたいなことで、そっちに走っちゃったことがあって。言い訳すると直属の上司にはちゃんと報告入れてたじゃん! ってことになるんだけど、結局のところ「あいつは方針に背いて勝ってなことやってる」みたいなことになりまして。

つまり、会社の方針ってやつと自分の行動が合致していなかった。

当の本人にしてみれば、「会社のため思って考えて行動したやないかい」という思いが拭えず、それは結果として退職・独立のきっかけの一つにもなったわけですが。でもさ、社長=会社に言わせれば「会社のためを思ってお前のミッション決めてんじゃないかい」ってことですよね。

つまり、それって両者とも「会社のためを思って」 動いてんですがな

根っこのことろは両方とも会社のため、現状より何かを良くするためってところで一致してるわけです。でも見ているところが違うから相反したりする。自分の反省を告白すれば、自分はより短期的な視点、会社はより中長期的な目線でもってミッションを定めていた(今から考えれば)。

※あんまり具体的に書いてないから、もうちょっと詳しく話せよって方は、是非ビール奢ってください。

今、社長=会社=オレ の立場になって思うこと

それ、すごく勿体無いことだと思うのですね。両者とも「会社のためを思って」 動いてんのに、会社がやって欲しいことと社員がやっていこうとすることが一致しないっての。

ここまで書いて、オレ、すごく当たり前のことなに今書いてんだろって思うくらい、当たり前のこと書いてるんだけど、そういうことにならないためには、もっと社長と話ししようぜ、と思うのです。

念のために(本当に本当ね)書き加えると、今、ウチにそういう社員がいるってことじゃないですよ。本当にそうです。なんでこういうこと書いてるかというと、11期目から12期目で、多分始めてこれまでにない中期(長期とまでは言い兼ねますが)の視点で物事を進めて行きたいと考えているので、取り組むテーマが目先の課題にとらわれたくないから。6月末に11期末を迎えるにあたって、各社員に課題、プロジェクトを割り当てて進めようということを指示して、今その課題について個々にやりとりをしているので、そういう中でちょっと思い出したのですよ、昔の失敗談を。

もちろん、余裕しゃくしゃく経営の会社じゃないただの中小企業ですから、目先の結果も追わないと存続できないわけですが、バランスを取りながらそこは渡って行きたいと思っていて。

何かウチの社長が始めやがった。ウチの社長、こういうの好きでさ...

ちょっと別の視点で。研修とか新しい社内の取り組みとか社内制度とか好きな社長っているじゃない。てか、殆どの社長はそういうの好きですぜ(断言)。 お互いに会社のため思って、ってさきほど書きましたけど、社長の思いは誰にも負けない思いですから、新しいこと始めるのって考え抜いた結果であり、どうしたいという強ーい思いがあってのことなんです。

だから、新橋のガード下でウチの社長ってさ、って酒飲みながら話してるって、それはそれで私は大事だと思うので一緒に飲みたい人は誘ってください(違)。違うよ、違げーよ。何の話しだっけ。

そういう時って自分の経験では「悪いところ」探しの話しになることが多いから、冒頭のね、「良いところを作ろう」って方向に持って行けた方が建設的じゃない。

つまり、10回飲んだくれてるなら一回くらいは社長と話そうぜ、ということがいいたかった。

もちろん、オレは違うと思うんですよ、てのをぶつけるのもいいと思う。自分も話す。でも同じだけ社長の話し聞いて、そんときは5分と5分、それでいいかと。少なくとも話さずに後でオレみたいにあん時ずれてたんだよなぁってブロゴスフィア(死語)の片隅でこんなエントリ書いてるくらいなら話しておいた方がマシかと思うのです。

と、いうことで、締め。

社長ともっと話そうぜ。

僕はいつでもウェルカムです。え、こんなところでアピってどやねんって? はい、仰る通りでございます。休日空けたらまた頑張ります。

関係あるかないかわかんないけど、あるかもしれんエントリ。

それでは、よい祝日を。

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野田 純生 (のだ すみお)

大阪府出身。ウェブアクセシビリティエバンジェリスト。 アルファサード株式会社の創業者であり、現役のプログラマ。経営理念は「テクノロジーによって顧客とパートナーに寄り添い、ウェブを良くする」。 プロフィール詳細へ