エンタープライズ向けCMSを選択すること、あるいは敢えて価格を上げるということ。

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商用利用が無料のものがあるのに何で有償の、しかも数十万円もライセンス料をかかるものを利用するの?

誰が言ったとかいう話しではなくて。こういう風潮というか、考え方があって、それはそれで一見もっともなように思えるんですが、勉強会の告知を兼ねて少しばかり考えを書いておきます。

でも結論は先に。PowerCMSやりませんか? 構築のマーケットがありますが、スペシャリストが足りません。

まー、これ↓から3年経つんですが、この時導入数(ライセンス出荷ベース)150、現在500超えなので、この時に話した内容ですが、今も同じこと言ってるんだよなーってことで...

ウチの会社ではPowerCMSという商用のCMSパッケージを開発して提供しつつ、サイトへの組み込み(CMS構築)を受けています。PowerCMSは数十万円〜という価格帯なので(エンタープライズ向けCMS、という標題からすると、逆に安いほうに類別されるのですが)、単体のMovable Typeなんかと比較すると金額は張ります。でも、これをマスターするメリットがあります(と、僕は思っている)。

エンタープライズ向けCMSを選択するメリットとは?

指名での発注がある

「PowerCMSでお願いします」ってケースがあります。少なからず。
自分たちが提案主体で、クライアントからのCMSの指定がない場合、確かにツールは何でもいいよね、って考え方もありです。ユーザーやでき上がったサイトにはCMSなんて関係ないよね、という考え方です。この場合、自分たちの利益を最大化するためにできるだけ原価が低いもの、無償のものをベースにできると嬉しい筈です。でも、エンタープライズ向けCMSの場合は、その機能や導入実績、サポートなどの面から、指名での発注があるのです。

専任サポートによる対応 / パートナーとのエコシステム

CSS Niteの国産CMS特集の際に「ウチは、サポート」と言ったと思いますが、あの頃以上にここには力を入れていて、今はサポート専任スタッフを置いています。そして、パートナー制度。これも有償登録制です。有償故にこれもサポートチームが全力でケアするようにしています。ただ、このパートナーについては単に当社がケアするにとどまらず、クライアントから依頼があった時に弊社から仕事の紹介とか、あるいはパッケージとしてPowerCMSの採用を決めた後に「さて、どこに頼もうか」となるわけです。冒頭の「指名での発注がある」と同様、PowerCMSのスペシャリストはそこで仕事が生まれます。実際のところ、複数構築経験のあるSOHOパートナーさんなんかは複数の案件の依頼が集中しているようなところもあります。

案件価格帯を変える / 受注のルート(市場)を変える

サイト構築、CMS構築って数万円〜数十万円の仕事から、数百万、数千万の仕事まで本当にマチマチですが、PowerCMSは数十万のパッケージですから、数万円〜数十万円の案件で採用されることはまずありません。と、いうことは数万円〜数十万円の価格帯で勝負している人は、もうひとつ上のボリュームの案件中心にできるわけです。有償ライセンス前提でのサイト構築ですから、「必要なものにコストをかける」意識はあるお客さまということも言えます。そこで仕事ができるようになる可能性があります。

また、PowerCMSもCMS選定で競合する時もあって、WordPressとかも競合で出てくるんですが、この規模になると、もう数十万のライセンス費なんて誤差の範囲です。商用、サポート有り、長くサポートできることが前提でビジネスしていますから(PowerCMSでは4年半前のバージョン1.xについてもまだサポート続けています)、そういった面の安心感もあると思います。

敢えて"そっち"で勝負してみる

上記の章と被りますが、別にPowerCMSでなくてもいいんですが、例えばN○○ENとかT○○mS○○eとかHea○○Co○○とか、そっちの構築が得意なフリーランスの人とかってあんまり聞かないんですが、そこアピールすれば違う市場の仕事をとりにいけるってことですよね。そこに好き嫌いはあると思うんですけども。それでも、どうしてもデフレスパイラルに陥ってしまってどんどん制作単価が下がって行ってない? って感じている人にとってはそこへ参入することを検討する余地はあるんじゃないかと思うわけです。

ということで、再度告知です。CMS構築、Movable Type経験あり、これから新たな領域にチャレンジしたいと思っている方は是非!!

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このページは、Junnama Nodaが2012年6月20日 15:31に書いたブログ記事です。

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