New CMSContextプラグイン(β)。
公開日 : 2010-02-13 15:55:42
MT::App::CMS(mt.cgi)のテンプレートファイル(tmpl以下、もしくはalt-tmpl以下の .tmplファイル)の中でMTタグを使えるうようにするプラグインCMSContextの新しいバージョン(β)を公開します。
コアなMTユーザーに評判? のプラグインをバージョンアップします(クレジットがウチの会社になってるんですが、とりあえずβということで先行してここで配布してみます)。ちなみに昨日No test, No document とか言ってTwitterに貼っていたやつはやっぱり(?)バグってました(今回のはざっとテストしましたすいません)。
改良点/追加された機能
- テンプレートの複数箇所でタグが利用された時にキャッシュを使うことでDBへのアクセスを減らしました(これは昨年末の実装)。
- 新たに「ユーザー情報の編集」画面でMT::Author系のタグを利用できるようになりました(CMSContextタグの中で)。
- alt-tmplのパスを置き換えるのはそもそもCMSのContextとは別の話なので設定されていない場合はデフォルトのalt-tmplのままとしました。
- alt-tmplのパスをシステムプラグイン設定及びブログ毎のプラグイン設定で設定出来るようにしました(ブログの設定があればそちらが優先されます)。
- alt-tmplのパスをユーザーエージェント毎に指定できるようになりました。iPhone用の管理画面を作る、といった使い方が出来ます。
- URLのパラメタをテンプレートのパラメタに自動的にセットするようにしました。mt.cgi?foo=bar とした場合、<mt:var name="cms:foo" escape="html"> といった形で取り出すことが出来ます。
- ユーザーエージェント判別やその他いくつかのテンプレート・タグを追加しました。
要するにこれを使うとiPhone用MT管理画面とかが簡単に作れるようになります(誰か是非頑張ってくださいね)。あと...Nokiaは要らないよね? そうだよね?
テンプレートの例
alt-tmpl/cms/edit_entry.tmpl
# Some Template for iPhone
設定画面
タグ
タグはCMSのテンプレート中で利用できます。
ブロックタグ
MTCMSContext | CMSのテンプレートの中でMTEntries等のタグを利用できるようになります。 |
---|---|
MTIfUserCan | 現在のユーザーがpermissionモディファイア(例:can_post)で指定した権限を有している場合に真となります。 |
MTIfUserAgentIsiPhone | ユーザーエージェントがiPhone/iPod Touchの場合に真となります。 |
MTIfUserAgentIsDoCoMo | ユーザーエージェントがDoCoMoの場合に真となります。 |
MTIfUserAgentIsAU | ユーザーエージェントがauの場合に真となります。 |
MTIfUserAgentIsSoftBank | ユーザーエージェントがSoftBankの場合に真となります。 |
MTIfUserAgentIsMobile | ユーザーエージェントがiPhone/iPod Touch/DoCoMo/au/SoftBankの場合に真となります。 |
MTIfUserAgentIsKeitai | ユーザーエージェントがDoCoMo/au/SoftBankの場合に真となります(iPhone/iPod Touchの場合は偽)。 |
ファンクションタグ
MTUserAgent | $app->get_header( 'User-Agent' );の値をそのまま出力します。 |
---|