アルファサード株式会社 代表取締役 野田 純生のブログ


ランチタイム・モバイルADってどう?


公開日 : 2009-05-11 23:19:22


元々はちょっと前にTwitterでF-shinさんのつぶやきを見た時に思ったことなんだけど。

mixiとかAdSenseとかでエロ漫画とかもういいぜ! という気分になる。AdSenseはともかくmixiとかだと僕の年齢も性別もその他の属性もわかってるわけですよね。で、エロ漫画を求めてると思うのだろうか?

ところで、元々のつぶやきってのはこんな感じで、

何故、昼時にケータイ見たら、吉野家やコンビニ弁当の広告が出てこないのか?

僕はこの発言を見て不覚にもめっちゃ牛丼が喰いたくなってしまったのだ。

で結局その日は神戸で打合せがあって大阪まで戻るまでその気分が続いていて西梅田でマクドナルドに寄ってハンバーガーセットを喰ってしまったのだ! (全然関係ねーじゃん、かというとそういうわけでもなくて、とにかく時々だけど食べたくなるファーストフードの類いを食べたくなったのは事実なのだ)

ということで、「ランチタイム・モバイルAD」というものを妄想してみる。別に吉野家でも牛丼でなくとも構わない。

※僕はこの業界(モバイル広告)の人ではないので数字は外れまくっている可能性大。細かなところは無視して考え方だけ読んでくだせぇ。

前提。

  • ランチタイム前後に、牛丼が食べたくなるような広告を表示する
  • 課金は表示数(インプレッション)ベースで、クリックしたかどうかは問わない

1インプレッションあたりの単価が仮に5円とする(これってどうなのか感覚としてわからないけど僕は高いんじゃないかな、と思っている:追記→やっぱり高すぎか。もっと安いようです)。牛丼屋の客単価が700円で、原価が200円とすると(←根拠ないし知らんよ!)、100インプレッションで一人誘導できればトントンという計算になる。

1/100ってのはいかにも敷居が高い数字に思える(素人考えとして←以下言い訳は面倒なのでしない)。

これを現実的なものに近づけるアプローチを考えてみる。

アプローチの前提。

  • 20代から30代の男性サラリーマンは月に2回牛丼を食すというデータがある(とする)
  • 一人当たりの牛丼消費量が最も多いのは東京23区(とする)
  • 東京23区では、5分圏内に牛丼屋が存在するエリアが90%(とする)
  • 東京23区の牛丼屋は4つのチェーン店で全体の90%をカバーする(とする)

ここへ、4つのチェーン店が合同で「今日のお昼、牛丼食べたいよね」広告を東京23区勤務の男性サラリーマン限定で出稿する。吉野家の広告見たけど近くにすき家しかなかったのでそっち行ってしまった、ってこともあるだろうから、広告は共同で出稿(コスト負担比率はシェアに比例して)する。

ここでのゴールは、東京23区の20代から30代の男性サラリーマン(月2回牛丼を食す)を+1回牛丼屋に誘導することである。その前提で100インプレッションで1度牛丼屋へ誘導できれば良いということだ(少しは近づいてない?)。

媒体をmixi等のSNSに限定すれば、もっとターゲットをセグメント出来る可能性がある。

例えば『東京23区の20代から30代の男性サラリーマンで過去一年間の日記に「牛丼」という文字列が含まれるユーザーだけをターゲットにする』

オプションもある。夜食オプション。深夜にSNSにログインするユーザー限定で夜食に牛丼の誘い、あるいはニュースオプション。mixiニュース「牛丼と一緒に頼むサイドメニューベスト10」1位は生卵とかいうニュースを掲載するわけです。ニュース→日記の波及効果で「俺はやっぱり生卵一緒に頼む派だよなぁ」とかみんなが書いてくれればさらに「牛丼食べたい」人間が増えるんじゃないだろうか。

一切検証してませんけど、どんなもんでしょう? 少なくとももう40過ぎてんだからエロ漫画はいいよ。

※ってか、やばい!! この時間にお腹空いて来た...

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野田 純生 (のだ すみお)

大阪府出身。ウェブアクセシビリティエバンジェリスト。 アルファサード株式会社の代表取締役社長であり、現役のプログラマ。経営理念は「テクノロジーによって顧客とパートナーに寄り添い、ウェブを良くする」。 プロフィール詳細へ