Excelで作ったリストをMovable Typeに放り込むとっても簡単な方法。
公開日 : 2007-08-31 11:35:02
ウチの会社で作成したサイトは全部MTで作ってんじゃねぇの? と思われているかもしれませんが、もちろんそんなこたぁありません。
但し昔っからCMS的なサイトの制作を行っていて、「よくこんな小世帯でこんだけのボリュームのサイト作ってんね!?」と言われる答えの一つは「自動化」なわけです。徹夜でガシガシHTMLコーディングってのがWeb屋のイメージなのかもしれませんが、ウチは徹夜はしません。
面接の際に意外によく聞かれるんですけど「徹夜はありますか?」って、世間のWeb屋はどんなんやねん、って思いますよ。
あ、一応答えは「年2回」って答えてます。実際は2回ないけどね。まぁ1回あるかないか。ただ、徹夜になるってことは誰かが何かミスした時しかあり得ないですが、まぁ人間だもの、ミスもあるさっ。
のっけから話それまくりですが、来月こんなイベントがあるそうなのでちょっと前フリというか、ウチでよくやる方法についてちょっと晒してみる(わりと普通なのかなぁ)。
まぁ実際はMTのAPIでもって詳細なカテゴリの関連づけとかブログの切り分けとかテンプレートのインポートとか色々やるわけですが、MT4でエクスポート/インポート形式がちょっとだけ進化したので(ファイル名なんかを引き継げるようになった)、Excelで作成したデータをもとにMTのエクスポート形式のファイルを生成して読み込むって方法が簡単なので紹介したい(もちろん、MT4のバックアップのフォーマットのXMLを気合いを入れて作るって方法もあるよ)。
まず、ExcelとかOpenOfficeとか何でもいいけれどスプレッドシートを作成できるソフトウェアでマスターデータを作る。構造は何でもいいけど、この例ではページのタイトル, カテゴリ, ファイル名, テキスト, 追記なんかを各セルに入力。
保存形式を「テキスト(タブ区切り)」にして保存。
スクリプトはこんな感じ
#!/usr/bin/perl -w
$fp = $ARGV[0];
open(FH, $fp);
while(<FH>){
my $line = $_;
my @datas = split(/¥t/, $line);
my $html = &_read_tmpl($datas[0], $datas[1], $datas[2], $datas[3], $datas[3]);
print $html;
}
close(FH);
sub _read_tmpl {
my ($title, $cat, $basename, $excerpt, $text, $text_more) = @_;
return <<"MT_TMPL_HTML";
--------
TITLE: $title
BASENAME: $basename
STATUS: Publish
ALLOW COMMENTS: 1
CONVERT BREAKS: __default__
PRIMARY CATEGORY: $cat
CATEGORY: $cat
-----
$text
-----