アルファサード株式会社 代表取締役 野田 純生のブログ


40歳からのブログ(今からブログを初めてとりあえず月間3万程度のアクセスを稼ぐための10のポイント)。


公開日 : 2007-08-17 00:21:37


実際にはブログを書きはじめたのは3年ほど前なんだけど、当時は『「ブログ」流行ってるし書いとかないといけねぇ』くらいの気持ちでアカウントのあったニフティのココログで書きはじめたわけだが(一応その頃は30代でしたけど)。

* で、この数字(3万PV/月はこのブログのアクセス数というか現状です。アルファブロガーってのにはほど遠いですが、ベータブロガー2.0(?)くらいの数字ですかね。

真面目に書き始めたのはサーバー移転してMTが仕事の中に入って来てから、この2月からだな。つまり半年くらい。

そんでもって、更新頻度が急激に上がったのが今年の4月。3月に仕事のピークが来るからそれが一段落付いてから。まぁとにかくブログ(MT)をいぢくりながらあれこれ書きまくって来たわけです。

カテゴリーとしては、Web業界の人でアクセシビリティの人でMTの人で40過ぎたオッサンで...てなところに属しているわけですが、ほぼ毎日ブログを書いて見えて来たことがあります。で、そのことを書いてみようかと。

1.毎日書く

読むのがしんどいとか言われたこともあるのですが、読む読まないは読み手に任せておけば良いわけですし、とにかくまずは毎日書くことです。書くことなんていくらでもある筈です。なにせ40年程生きている訳ですからね。

2.毎日書けるテーマで書く

とはいえ、書けることって限られている筈です。自然に書けること、例えればメールを一通書くような感覚で書けるテーマ、つまりあなたの仕事とか生活とかに近い身近なテーマでまずは書きましょう。

3.書いて良いことと悪いことをわきまえる

仕事や生活に近い身近なテーマだからこそ、書けないこともあるでしょう。仕事上の機密事項とか。もちろん書くべきでないことは書かないべきです。

4.書いて良い「ギリギリ」を狙って書く

書いてはいけないことでこそ面白いネタが転がっていて、それがあなたのブログを面白くしてくれるわけです。でも書けないこともある。大人の事情ってやつです。だからこそ「わきまえた」上で書けるギリギリの線を書きましょう。世の中「白か黒」ではなくて「殆どがグレー」ってなことをわかっているのが大人なわけです。そしてグレーな部分が面白いのです。

5.自分のイタさ加減をわきまえる

40歳になってブログを書きはじめる訳ですから、その時点で既に「イタい」存在です。この世界では自分より若い人たちが殆どです。だからこそ自分のイタさ加減をわきまえて、逆にそれを武器にすれば良いのです。

6.実世界の自分の価値を捨てる

既に書いたことですが、「年功序列」な世界ではないわけです。むしろ自分の子供くらいの連中が「α」なことも多い。説教くさいオっさんは嫌いだったですよね。若い頃は。

7.若者に敬意を払う

だからこそ、郷に入っては郷に従う。この世界の先輩として敬う気持ちを持ちましょう。

8.ユーモアとか明るさを忘れない

何を書いたって良い訳ですが、ストレートに伝えたかったことがストレートに伝わるとは限りません。自分のイタさ加減をわきまえつつ自分の主張を述べたければ、ユーモアを忘れないことです。ユーモアは炎上の火種を和らげてくれます。

9.適度に絡む

これはまぁ普通のことかもしれませんが、ウザいと思われない程度にこの世界の実力者に絡んでみましょう。コメントとかトラックバックとか。向こうから絡んでくるようになればしめたものです。

10.愛!

最終的には「愛」を持って参入すること。このひと言につきます。ブログを書くことで生まれる出会いがあるし、新しい自分の居場所が見つかるかもしれません。だからここ(ブロゴスフィア)は「愛すべき場所」です。

さぁ、今日からあなたもブログを始めませんか?

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野田 純生 (のだ すみお)

大阪府出身。ウェブアクセシビリティエバンジェリスト。 アルファサード株式会社の創業者であり、現役のプログラマ。経営理念は「テクノロジーによって顧客とパートナーに寄り添い、ウェブを良くする」。 プロフィール詳細へ