WWW上には4秒に1つのスパムサイトが産まれていて、15秒に1つのスパムサイトが閉鎖されている(嘘)。
公開日 : 2007-06-23 12:00:00
このエントリーの続き。
Google Newsとかも結局は他人のコンテンツを引っ張って来て機械的に処理してリンクを貼って「Media」を「Generate」しているわけだが、結局のところ(MashUpとかとも繋がると思うが) 他者のコンテンツを引っ張ってこようがどうしようがわかりやすい「付加価値」をユーザーに提供できればそれはスパムサイトにはならないと思うのだ。
また様々な権利的な絡みもあるだろうがGoogle Newsには直接的に広告は表示されていない。
スパムサイトが鬱陶しいのは読む価値がなく、検索した際にもノイズになってしまって邪魔だからである。
W3Cによると, 現在(2007年6月23日現在) 「WWW上には4秒に1つのスパムサイトが産まれており、15秒に1つのスパムサイトが閉鎖されている」という。 (嘘です、ゴメンナサイ!)
まぁ嘘というか根拠はないけれど、機械的に生成されるスパムコンテンツは本当に人間の書き手の作るコンテンツをはるかに上回る勢いで増殖しているように思う。検索エンジンの質が落ちたとはいわないが、ブログ検索ではどのサービスを使ってもノイズが多くなっている。もちろんスパムとノンスパムの境界ギリギリのコンテンツもあるだろう。
スパムとノンスパムの違いはそのコンテンツに価値を認める人がいるかどうか(広告主やサイト運営者を除いて)。
このようなリンクの引用がベースであるWebコンテンツの価値とは「編集」であり「表現」である
特にマッシュアップというか他のコンテンツを再利用して構成し直すタイプのコンテンツの場合、そこに「編集」や「表現」といった意図がなければ無価値であるしノイズでしかない。「価値の提供に対する収入を得る」ということから逃げ出している人を見ていると怒りを通り越して悲しくなってくる。
またそういった人を対象としたスパム生成マシーンを作っている似非プログラマの人たちに言いたい。別に他者のコンテンツを加工しても構わない。でもどうせやるなら価値を提供できるアルゴリズムを作って大いに儲けたまえ! あなたも明日のGoogleだ!
ということで、「編集」と「表現」の一例を示す!?
アルゴリズムは秘密手動。何かにツッコミを入れたブロガーの記事の中から最も印象深いセンテンスをピックアップして淡々と紹介する。さらにインパクトの強い語をさらに強調する、という感じで以下のようになる。
皆さんネタにしてすいません。申し訳ないのでトラックバック飛ばしません!
Bloggerがツっこむ時(ちょっとした編集アルゴリズムを加えることで価値!? を付ける例)
これはひどい。こういうことを書くからSEO屋さんは信用できない。
From: Googleの順位決定にAnalyticsのデータが使われていたなどという事実は判明していない - Ogawa::Memoranda
SEOmoz | Proof Google is Using Behavioral Data in Rankings ( Googleの順位決定にGoogle Analyticsのデータが使われていたことが判明! | Web担当者Forum (日本語版)) の内容に対する小川宏高さんのツッコミ。
わかってない。わかってない。わかってねえ!
Rubyクックブック @ 2007年04月 @ ratio - rational - irrational @ IDMのあるパラグラフに対する小飼弾さんのツッコミ。
ニュースを見てこんなに腹が立ったのは久しぶりです。
Winny特別調査員2(ネットエージェント)のリリースに対する吉澤さんのツッコミ。
ブログの世界はこれからどんどんつまらなくなる。
From: 深町秋生の新人日記 - ブログ衰退論
資本主義の大波がブログ界に押し寄せていること、ブログが広告化していることなどに対する深町秋生さんのツッコミ。
馬鹿は死ねと言いたい。
日経ビジネスオンラインの記事「ウィニーこそ史上最強の「ジャーナリスト」?」武田徹氏の記事に対する高木浩光さんのツッコミ。
さあ、GIVE ME A TRUTH あなたの真実は?
表題のサイトに対するWeb屋のネタ帳さんのツッコミ(エントリーの締めくくりの一文)。
それって結局「大衆ウケしないと意味ない」ってのとほぼ同義だろ。
ゲームプログラマとWebプログラマについて? 最速インターフェース研究会さんのツッコミ。
ね、ちょっと手を加えるだけでこんなに素敵になったでしょ!?(違)
というかスパムサイトは死ねといいたい。