Naked(beta)のこれから。
公開日 : 2007-05-21 17:43:42
さて、2週間でつくったβ版(レベルはまだまだα版) Webサービス、Naked(仮称) の仕様と今後について(考えていることを)簡単に。
これは何?
音声ブラウザ (に限らず様々なデバイス) に対してできるだけ最適化されたコンテンツに自動変換してページのデータを返すゲートウェイ。
名前 (Naked) の意味は「裸」。CSS Naked Dayとか? 意識? してますよ。もちろん。
コンセプト
現状の音声ブラウザ, 携帯ブラウザ等の仕様や制限によってユーザーに「伝わらない」「伝わりにくい」情報を出来る限り伝わりやすく変換する技術を開発することで、ユーザーが利益が恩恵を受けるだけでなく、制作者の負担を軽くし、様々なUAに対して最適化されたウェブコンテンツを制作しやすくする。
また、旧来の作成手法(テーブルレイアウト、透明GIFでのレイアウト調整)からWeb標準に則ったサイトへの移行をしやすくし、以下のような用途への技術の転用を予定。
- テーブルレイアウトのサイトをCSSベースで自動リニューアルするエンジンの開発
- アクセシブルなテキストバージョンの自動生成
- 携帯電話用コンテンツの自動生成
- 既存ウェブサイトの自動CMS化
- CMSによるサイト運用におけるウェブアクセシビリティの継続(CMSプラグイン等)
※まぁ、これくらいぶち上げておくのも良いか、と。
主な仕様
- JavaScriptやCSSをカットしてプレーンなHTMLに変換する
- いくつかの非推薦の要素を代替要素に置き換える
- レイアウトのためのテーブル関連要素(TABLE,TR,TD等)を削除または変換する
- 画像やイメージマップをテキストベースの情報に変換する
- 変更を表す要素(INS,DEL)の前後にテキストを挿入する
- 日付や数式のフォーマットを日本語環境でできるだけ読み上げやすいように変換する
- 記号を(一部)よみがなに変換する
- メディアタイプがSPEECH, AURALのCSSを「擬似的に」有効にする
現状の制限事項・今後の改良点
- 処理と変換の一層の安定化
- ゲートウェイであるが故の匿名性の問題(UA情報に接続元IPを加える、等)
- 現状アクセスできないページ(Basic認証, HTTPS通信)のサポート
- Cookieのサポート(←これは検討中。プライバシーの問題もあるし)
- URLからのアクセスの他に「検索」から利用スタートできるように(Yahoo! のAPIを使おうかと目論んでいる) →作ってみた
以下、雑記 (というかこのエントリ自体雑記だけど)
来週あたりちゃんとデザインしてドメインも取って引っ越ししたい。
今は何かと話題? のオンライン「ロゴジェネレーター」で作成したロゴをペタっと貼っているだけなので。
雑記の余談
FizzBuzz問題が面白かったのでやってみた。あくまでも「アマグラマ」の余興のレベルですよ、ええ。
全然短くならないや。まぁ、プログラマ面接受ける予定ないからいいけど...って違う違う、今度面接する時に参考にしよう。
※でもまぁ言うだけだと卑怯? なので貼っておく。
短けりゃいいってもんでもないしまぁいいか。
perl -e 'for(1..100){print$_ if$_%3&&$_%5;print"Fizz"unless$_%3;print"Buzz"unless$_%5;print"\n"}'
エレガントにサクっと書ける方と面接でお会いできる日を楽しみにしていますから!