JavaScript and Accessibility (1).
公開日 : 2006-06-17 01:42:45
「続きはまた」とか書いたことだし、少しずつ書くことにする。 Web2.0でもITベンチャーでも何でもいいけどさ、もう少しレベル上げろよ。 http://junnama.tea-nifty.com/online/2006/06/web20it_8b3b.html イベントハンドラあたりに関する話は2年半程前にKOFで話をしてサイトにも上げたので、そのあたりも見ていただけるとありがたい。 アクセシブルなHTML作成の実際 http://alfasado.net/udon/accesible_html20/index.html
さて、まず最初はこれ。 「JavaScriptが前提の機能はJavaScriptで提供する」 分かりやすい話題だと思うので、最初はこのテーマから。 例えば、
みたいな「機能」を提供する場合、これをそのままHTMLの中に書いてはいけない。 では、どう書くかの例。 (X)HTML:
JavaScript:
function insertCloseBtn(){ document.write('閉じる '); }
別に document.write でなくとも createChild とか innnerHTML とかでも良くて、とにかくJavaScriptが前提の機能はJavaScriptで提供するわけだ。
とか書くと、JavaScriptがOffだと「閉じる」とか表示されるのに「閉じない」という間抜けな状態になる。そもそも「閉じる」ボタンが必要かどうか、という議論があるのかないのか知らないが(僕だったら「やめましょう、必要ないですよ」とか言うと思うけど)、『ここに「閉じる」ボタンを付けてね」とかいうことになったなら、このような実装をする(させる)。 例えばこのページの「閉じる」の実装を見て欲しい。 http://ndl.go.jp/nature/img_r/011/011-03-001r.html 「閉じる」だけじゃなくて、例えばプルダウンメニュー(Selectメニュー) + 「移動」ボタンとかでも、JavaScript が On でなければ動かない機能なのであれば、そいつは JavaScript で提供する(表示させる)。 例えばこのページの プルダウン選択、「移動」ボタンで移動。 http://ndl.go.jp/constitution/shiryo/01/008/008_001r.html ね、別に難しくないよな。これが「コスト」なのか? Scriptは外部ファイルで一箇所関数を定義するだけだし、かえって楽な気がしない? 続く...かも # あ、一つ忘れてた。良かったら検討してみてください。「コスト」かけてもいいから、良いもの作ろうぜ。