会社組織をサッカーチームに例えてみる。
公開日 : 2006-03-27 01:14:43
例えばディフェンスにおける前提。 【サッカーチーム】 8番のマークは誰、10番のマークは誰、という感じで役割を決める。基本はマンツーマンで。 【会社組織】 このプロジェクトは誰、このプロジェクトは誰、と担当を決める。
で、ケーススタディ。 【サッカーチームにおけるケース1】 ディフェンスAは他方に気を取られている隙に8番に抜かれそうである。 ディフェンスBは声を出す。Aが抜かれたら8番のマークに入る。Aは10番のマークに入る。 【会社におけるケース1】 スタッフAの担当プロジェクトが効率悪く納期がヤバい。 スタッフBは助言する。ケースによってはAのフォローに入る。 【サッカーチームにおけるケース2】 ディフェンスAは他方に気を取られている隙に8番に抜かれそうである。 Bは10番をとにかくマークしている。Aは8番に抜かれ、失点。 結果、Bは10番のマーク云々よりも、攻め上がっていかなければならなくなる。 【会社におけるケース2】 スタッフAの担当プロジェクトが破綻して、次の案件を失注した。 スタッフBは新たな案件を担当せざるを得なくなった。
ケース1の方が良い組織であることは明らかだ。朝のミーティング (各スタッフの情報共有のための短いミーティング) はそのためにある。協同作業が苦手で仕事を抱え込む人ってのは、とにかくボールを追いかけてボールの周りにみんなが群がる小学校低学年のサッカーに似ている。