アルファサード株式会社 代表取締役 野田 純生のブログ


会社組織をサッカーチームに例えてみる。


公開日 : 2006-03-27 01:14:43


例えばディフェンスにおける前提。 【サッカーチーム】  8番のマークは誰、10番のマークは誰、という感じで役割を決める。基本はマンツーマンで。 【会社組織】  このプロジェクトは誰、このプロジェクトは誰、と担当を決める。

で、ケーススタディ。 【サッカーチームにおけるケース1】  ディフェンスAは他方に気を取られている隙に8番に抜かれそうである。  ディフェンスBは声を出す。Aが抜かれたら8番のマークに入る。Aは10番のマークに入る。 【会社におけるケース1】  スタッフAの担当プロジェクトが効率悪く納期がヤバい。  スタッフBは助言する。ケースによってはAのフォローに入る。 【サッカーチームにおけるケース2】  ディフェンスAは他方に気を取られている隙に8番に抜かれそうである。  Bは10番をとにかくマークしている。Aは8番に抜かれ、失点。  結果、Bは10番のマーク云々よりも、攻め上がっていかなければならなくなる。 【会社におけるケース2】  スタッフAの担当プロジェクトが破綻して、次の案件を失注した。  スタッフBは新たな案件を担当せざるを得なくなった。


ケース1の方が良い組織であることは明らかだ。朝のミーティング (各スタッフの情報共有のための短いミーティング) はそのためにある。協同作業が苦手で仕事を抱え込む人ってのは、とにかくボールを追いかけてボールの周りにみんなが群がる小学校低学年のサッカーに似ている。



このブログを書いている人
野田純生の写真
野田 純生 (のだ すみお)

大阪府出身。ウェブアクセシビリティエバンジェリスト。 アルファサード株式会社の創業者であり、現役のプログラマ。経営理念は「テクノロジーによって顧客とパートナーに寄り添い、ウェブを良くする」。 プロフィール詳細へ