アルファサード株式会社 代表取締役 野田 純生のブログ


Isn't it dramatic?


公開日 : 2004-09-26 00:24:23


バファローズの本拠地最終戦は、劇的なサヨナラ勝利で終わりました。 涙を流す選手の姿は、大阪市民としてはなかなか心にグっとくるものがありました。 「判官贔屓」という言葉があります。 弱者が強者に立ち向かっていく時。負け戦に挑んでいき、多くの犠牲を払いながら勝利を得る。日本人はこんなシチュエーションが大好きです。 判官贔屓といえば、古田敦也さんが大人気なのも、弱者だったからでしょう。スーツからユニフォームに着替えて平然とヒットを打つ姿はさしずめスーパーマンのようではあるけれど、選手会は元々追い詰められた弱者であったが故に、彼はヒーローになったのだと言えなくもない。 ともあれ、近鉄バファローズの本拠地最終戦は、充分にドラマチックでした(横浜フリューゲルスの、正月の勝利と共にチームが消滅するというシチュエーションには勝てなかったけれど)。 ところで、疑問なのが、2つのチームが統合して「オリックス・バファローズ」になるという事実です。本拠地を大阪ドームとして、バファローズという名前がそこに残るとして、消えるのはバファローズなのか、ブルーウェーブなのか。消えるのはブルーウェーブではないのか? # ファンが好きだったのは「近鉄」,「バファローズ」どちら? 結局、経営的にバファローズはブルーウェーブに吸収されるのですが、消えるのはブルーウェーブなのですね。そして、ブルーウェーブはアンチ・ドラマチックに負け続けています。ファンの気持ちはいかほどでしょうか? 神戸でのブルーウェーブの最終戦に、ドラマチックな結末は待っているのでしょうか? さて、判官贔屓といえば、ライブドアが楽天に押されているようなこの状態。日本人的にはライブドアを応援したくなってしまうのですが、ドラマチックに逆転できるのでしょうか?

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野田 純生 (のだ すみお)

大阪府出身。ウェブアクセシビリティエバンジェリスト。 アルファサード株式会社の代表取締役社長であり、現役のプログラマ。経営理念は「テクノロジーによって顧客とパートナーに寄り添い、ウェブを良くする」。 プロフィール詳細へ