今どきのガラケー対応 (今さらながらMobile Gatewayみたいなのを作った)
公開日 : 2019-12-09 13:13:00
この記事は Webアクセシビリティ Advent Calendar 2019 の9日目の記事です。Webアクセシビリティの文脈でガラケー対応が語られなくなって久しい? と思いますが、ガラケー対応、懐かしいと思いの皆さん、元気でお過ごしでしょうか。今はフィーチャーフォンと言うんですか、そうですか。あ、せっかちな方、本日の成果はこちら(フィーチャーフォン向けページ変換 というものを作りました)からお試しください。
JIS X 8341-3 などでは、特定の端末対応に触れるようなものではない規格なので、実際のところそれが仮に自治体案件であっても、ガラケー対応が要件に入ってるなんてのも久しく見なくなっているわけですが、実際のところどうなのでしょうか。
このページを見ると特に高齢者になるほど携帯電話率が高く、60台で20%強、70台では30%超え、80歳台では37.3%だそうです。とはいえ、以下のような調査結果もありますから、ガラケー利用者はどんどん減っていき、スマホ率が上がって行く流れは止まらないのでしょう。
そして、ついにといいますか、まだ6年以上もあるのかといいますか、こんな発表も。
私の観測範囲では高齢のユーザーはインターネット、Webの利用はPCで行うことがおおいので、余計にガラケーでのWeb利用に対する配慮は忘れられがちだと感じるのですが、とはいえ、昨今の災害大国日本のことですから、いつ災害に出会って避難生活を送る羽目になるかわかんない、その時にガラケーであってもWebにアクセスできる手段があったほうが良いだろうという思いもあり、弊社(アルファサード)の「伝えるウェブ」の開発時にガラケー向けページ変換機能というものを作ったのでした。
で、今日 Webアクセシビリティ Advent Calendar 2019 の担当の日ということもあり、「フィーチャーフォン向けページ変換」という、短縮URLとQRコードを作成するページ(Google Mobile Gatewayみたいなの)を作ったので共有します。
最近は年賀の挨拶と年末の Advent Calendarくらいしかブログを書かなくなっていて、筆不精もいい加減にしないといけないですね。