本当は見たくなかった。

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ニュースを見てこんなに腹が立ったのは久しぶりです。このソフトは、明らかな害悪だと思います。

以前からOne Point WallなどのWinny対策製品を販売しているネットエージェント社が、「Winny特別調査員2」という製品を発表しました*1。以下は、ネットエージェント社のサイトに掲載されている、この製品の特徴です。

紹介というか、言及されているのは以下のソフトについてらしい。

Winny特別調査員2は、「調査員CD」を会社が従業員に配布し、従業員が自宅のPCにCD-ROMをセットすることで、会社関係のファイルを自動的に見つけ出し、ファイル回収専用サーバにそのファイルをアップロードします。また、自宅PCからはファイル復旧ソフトを使っても、ファイルが復活されないよう完全に削除します。

僕は法律の専門家ではないから法的なことに関するコメントは差し控える。

プライバシーの件についても思うところはあるが、僕がひっかかったのはどうやって仕事関連の書類であるかを判断するか、そのアルゴリズムについてである。まさか単なるキーワードのマッチングだけじゃあるまい。
いくらキーワードを登録するのが調査をする側だとはいえ「間違ったファイルがアップされたり消去されたら、返却すれば良い」問題だろうか?

検索のアルゴリズムについてはサイト上では触れられていないようだ(どこかに書いてありますか?)。この部分の設計と開発はとても難しい筈だ。検索エンジンの検索結果が気に入らなければ舌打ちをすれば済むが、この手のプログラムが意図しないファイルをひっかけてしまったら舌打ちでは済まない。

意図しないファイルをヒットさせてしまったら色んな意味で不幸である(もちろんヒットして欲しいものがヒットしなければ何の意味もないわけだが)。

何も社員や下請け事業者だけじゃなく、調査を実施した会社も不幸になりかねないと思う。


実はここからが本題だったりする...

仮にヒットした書類が優秀な社員の職務経歴書と履歴書、他社への転職のための応募資料だったらどうだ。会社のPCならともかく、個人所有のPCである。応募書類には(もちろん職務規程に反しない範囲で)仕事上のことや会社名が書いてあるだろう。そしてそれは個人の自由である筈だ。

「しょくぎょうせんたくのじゆう〜 ぁはは〜ん」(古っ!)

会社側はファイルを開かずにそれが何かを判断できるのだろうか? 収集されたファイルは開くのだろう。

こうなったらもうお互い不幸である。警察の書類に名前を書かれていた女優さんも不幸だが(真偽は不明というか僕には分かりませんが)、「見たくなかった」けど見てしまったあなたはどうするのだろうか。まさか「応募書類見たぞ。ちょっと考え直してくれないかね」なんて言えますか?

恋人の携帯電話をチェックすることで不幸になるのは覗かれた方だけではないのだ。


追記:
ファイルを持ち出されるのが嫌、あるいは流出が怖いのであれば既にいくつかのソリューションがある。目先を変えたいのはわからないでもないが、このアプローチはどうなのだろう、というか「調査員」というネーミングにも違和感を感じる。


ところで、無印吉澤さんのページではウチの会社がコーディングしたページも引用されていて世間は狭い(<違)と感じましたというのは全くの余談。

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コメント(2)

ユースするに当たって
1.ホワットゥキーワードをユースして何をスタンダードゥにインベスティゲイトゥするか
ということは、たいへんアングザイエティーですね。さらに、

2.トゥランスミッション・エリミネイションしたファイルのログなどのレコードゥがユース者のオンハンドゥオアアットゥホウムにリメインするのか
3.コレクションしたファイルがどこの誰からカムしたかディスティンクションポッシブルなのか
4.どっかのポリースインスペクターソートゥオブに、「もう一台はプラクティスしなかった」っていうのにはどうディールウィズするスケジュールなのか

さらに、

5.コンプレションファイルはどこまでほじくりかえせるのか
6.ユースしたインディヴィジュアルにダメイジがアピアーしたケイス、どのようにダメイジをオーソリゼイションしてインデムニティーするのか

これら、ユースする前にアキュレイトゥにエクスプラネイションしてもらえうのでしょうかね。
まさか、労使のプロブレムなのでノウしんってことか。

仮に、これがうちのまわりでディストゥリビューションされたら、HDDまるごとバックアップとってからユースするかもしれません。
カンケーない話ですが、うちはインディヴィジュアルの下請けです。後になってから「セイデイタのノゥトゥ、ありませんかねぇ」なんていうリクウェストゥは実際にありますが、もうそれにはおリスポンドゥしできませんってことですね。

(って、これレッドゥ語になるのか、、、)


オリジナルのコメント:

使用するに当たって

1.どんなキーワードを使って何を基準に調べるか

ということは、たいへん不安ですね。さらに、

2.送信・削除したファイルのログなどの記録が使用者の手元に残るのか
3.回収したファイルがどこの誰から来たか判別可能なのか
4.どっかの警部みたいに、「もう一台は実行しなかった」っていうのにはどう対処する予定なのか

さらに、

5.圧縮ファイルはどこまでほじくりかえせるのか
6.使用した個人に損害が出た場合、どのように損害を認定して賠償するのか

これら、使う前に正確に説明してもらえうのでしょうかね。
まさか、労使の問題なので知らんってことか。

仮に、これがうちのまわりで配布されたら、HDDまるごとバックアップとってから使うかもしれません。
カンケーない話ですが、うちは個人の下請けです。後になってから「あのデータの控え、ありませんかねぇ」なんていうリクエストは実際にありますが、もうそれにはお応えできませんってことですね。

(って、これルー語になるのか、、、)

そこで、Macです(笑)。

もしフォースしられたらシーしられて嫌なものは当然ミディアにベイクしてHDDからエリミネイションしてプラクティス、でしょうけど。

僕はカンパニーからセイしれることはないポジションですが、カンパニーエンプロイーにやらせようとはスィンクしんですね(ハーフザナンバーはMacユーザーですが)。

フレンドゥとのメイルのやりとりでカンパニーのアイドゥルコンプレイントゥとかジェネラルにライトゥしたりあるでしょうけど、シーしたくないですね。目を背けるわけじゃなくて、ミューチュアルオークワードゥじゃないですか。


オリジナルのコメント:

そこで、Macです(笑)。

もし強いられたら見られて嫌なものは当然メディアに焼いてHDDから削除して実行、でしょうけど。

僕は会社から言われることはない立場ですが、社員にやらせようとは思わんですね(半数はMacユーザーですが)。

友人とのメールのやりとりで会社の愚痴とか普通に書いたりあるでしょうけど、見たくないですね。目を背けるわけじゃなくて、お互い気まずいじゃないですか。

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このブログ記事について

このページは、Junnama Nodaが2007年6月21日 15:33に書いたブログ記事です。

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