残業代で損をするのは誰だ?

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有能な経営者を期待したら負けである:404 Blog Not Found
同じ仕事を、熟練労働者でなくてもこなせるようなシステムを作る人々のことである。月給50万円の人の仕事を、月給15万円のパートタイマーや月給5万円のオフショア労働者、そして月給を要求しないロボットに移管する人々のことである。

そう、この部分はまさしくそうなのだ。成功したベンチャーに在籍してたって待遇が良くなる訳じゃない。「成功」はしくみを作る側にもたらされ、仕組みに乗っかる側は「安く」「パフォーマンスが良いこと」だけが求められるからである。月給50万円の人にしかできなかった仕事を月給5万円の人ができる「しくみ」を作ることができた人こそが成功体験を得られるのだ。

つまり「しくみをつくり」『しくみを動かすための「歯車」』を作って、「歯車が噛み合った時に最大のパフォーマンスが得られる」全体像を構築できてこそ成功者になれるのである。

一方で、最近は聞かれなくなったような気がしないでもないが、「会社の歯車なんかになりたくない」症候群?ってのが一定数いて、そいつらもまた誤解してる。「歯車」として機能しない人間がどれだけ多いか。歯車って、一つ欠けたら全体が機能しないのですよ。取り替えがきく歯車なのか、そうでないのかを考えるべきなのに。

そんな中「俺は歯車なんかに収まる器じゃなくて、歯車を組み合わせる仕組みを構築して、収入もあげて」って考える人にとっての『ホワイトカラーエクザンプション』とは何だ?

考えてみて欲しい。『出来るエンジニアと出来ないエンジニアでは生産性に5倍、いや10倍の差がある』という仮説(現実?)。10倍の生産性で仕事をこなす人にとっては、人並み以下の仕事ぶりの人に残業代が払われることによって、正当な対価は得られないのですよ。

一方で、「言うのは払ってから:404 Blog Not Found」

それでもまだ今まで企業が労働基準法を遵守してきたなら、労働側ももう少し聞く耳を持つだろう。ところが、この点において現状は寒い。

逆に言えば、『まともに残業代を払っていたら、赤字』な会社が殆どであり、「景気が良くなって来た」とか、「空前の売り手市場」ってのが幻想であることに早く気づかなければならない。

だから、「(額面上の)給料が高いから」とか、そんな理由で雇われ主を探している限り幸せにはなれない。本質を見よ。額面上の待遇にひかれてそこに飛び込んで、それで文句を言うのも間違ってないか。情報はいくらでもある。調べるのも自分の実力のうちですよ。

結局、「残業代が出ない」といって不満を口にしている人に媚びる会社には「あいつらに払うコストのせいで俺の待遇が上がらない」という不満を持った10倍の生産性を誇る人材には不満だろうし、逆もまたしかり。

双方を納得させられるしくみを作れたところのみが成功者足り得るのではないか。

『どれだけがんばっても、それは小さな社会のセイフティネットであって、出来る人は出来ない人を支えてあげなさい』というのが「残業代」の本質なのだ(こんなこと書くと炎上するかもしれないけどね)。

「ホワイトカラーエクザンプション」とは、つまり、「そんなのごめんだね。俺は俺の働きに相応しい対価を得たい」という人のための制度であり(あるべきで)、「あいつらの残業代が俺の収入に影響するんだったら、あいつらに残業なんかさせるもんか。(俺が全部済ませてやるよ | そうもいかんけど俺がやるよ、俺、高い給料もらってるしね)という人のための制度なんじゃないでつかね?

少なくとも「残業代をケチる経営者が主張している都合の良い制度じゃねぇか」と言っている人は議論の対象では無いのだ。「年収はいくら以上が対象」という話もあるし、そっち側の人間は、部下とか周りには残業もさせず、自分もできることならゆとりの生活をしつつ、それでも成果を得ようとする筈である。

どっちの人間も、会社なんか辞めちまえばいいんである。辞めて食って行けないと思うのであれば、それは会社の「しくみ」が自分の「しくみ」を上回っているからである。

どっちを選ぶのも自由。At your own riskで生きようぜ。

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このページは、Junnama Nodaが2007年1月30日 03:52に書いたブログ記事です。

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