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駄文・雑文 アーカイブ

2008年08月15日

Googleストリートビューの件(続き)。

先日書いたエントリーの続きです。

南港ポートタウンの話を書いたのですが、他の街はどうなんだろうということでちょっと見て回っているうちに気になったポイントがあります。

晒しちゃうこと自体がどうなのか、という話もあるのですが、このポイントです。

大阪の千里ニュータウン (既に「ニュー」でもないのですがw) の、とあるポイントです。このポイントの周辺は対象エリアから外れています。ところがこのポイントだけ「飛び地」みたいになってる。

ここだけ歩いていって撮影した? ってことはさすがにないと思いますが、どういう判断でこうなったのかちょっと気になります。

「映っていないところ」が気になるという視点については、以下のエントリー等でも取り上げられています。「団地」問題とは違う視点ですがそういわれると確かに気になりますね。

2008年08月09日

そろそろGoogleストリートビューにひとこと言っておくか。

Google の中の人へ

Googleストーリービュー、便利で大変面白いのですが、私の住んでいる街が撮影されておらず残念に思います。大阪市内ですから対象範囲地域でもないでしょうし。一度ご検討いただけませんか。

ただし、車で街に入るには許可証が必要です。警察署で通行目的を添えて申請し、許可証を発行してもらってください。


本気で書いたわけではありませんが、僕の住む街が撮影されていないのは事実です。通行には許可証が必要なので、勝手に車で入ることはできません。歩行者は勝手に入れますから、撮影は可能です。撮影してたらどんな目で見られるかは分かりませんけど。

日本の都市生活者のモラル

「公道からの風景だから公開を前提としているはずだ」ではなくて、「公道を通る者はその鼻先の生活空間はのぞき込んではいけない」というのが、日本の都市生活者のモラルなんです。

僕にはこの感覚はわかるし理解できます。これは法的な問題ではなくモラルの問題。モラルの低下は法的な問題を引き起こしやすくするかもしれません。

都市でなく田舎ならどうか

日本の田舎の場合、こんなもんですみません。「どこそこの路地で○○さんとこの旦那と△△さんとこの嫁が一緒に映っとるで」ってのはアレゲですが、田舎の場合は情報が広まるスピードにおいてネットよりリアルの方が凄まじいってもんです。

女性の視点

ここ数日色んな人とこのサービスの話をしていたけれど、Googleストリートビューの件を話題にした時、全体的に女性(特に一人暮らしの女性)が嫌悪感を持つ割合が多いように思います。

「モト彼(女)」の家、見ちゃったよ」と言ってる同僚がいてドン引きしちゃった女性とか(実際に聞いた話)、ネット上でのそんな書き込みとか見た時にすごく嫌な気分になったとか。

嘘だと思うなら、一人暮らしの女の子と一緒にGoogleストリートビューを見て、ベランダの洗濯物表示して「これ絶対女性の一人暮らしだよね」とか言ってごらん。気味悪がられる事間違いなし(瞬間的に気味悪がられるのはGoogleではなくてあなただけどね)。

例えば何らかのきっかけで異性の住所を知った人が家を確かめに行ったり待ち伏せしたりする行為とGoogleMapで住所を調べ、ストリートビューで「あぁ、ここに住んでるのか」という行為では、後者の方が圧倒的に行動に移しやすい(行動コストとリスクの問題、つまり実行しやすくバレにくいから)。

それが犯罪につながるかどうかは全く別の問題として、それを「嫌」と感じる女性は多いのではないかと思います(統計とってないけど)。

ネットのコミュニティはどちらかと言えば男性中心社会でしょうから、そういった女性の声は目立ちにくいという面もあるでしょうし。

親の視点

一方、自分の家の近所を見ていて、小学生くらいの自分の子供とわかる姿がくっきり映っていたとしたらどうでしょう。あの程度のぼかしであれば自分の子供の判別等簡単につくでしょう。これも法的にどうとかいう問題でなくて、映っているという事実について違和感というか嫌悪感のような感情が生まれるかもしれません(僕はやはり何となく嫌な感じになるだろうと思います)。

決定権を住民が持つ街

さて、冒頭の話に戻ります。僕が住んでいるのは大阪の南港ポートタウンというところです。この街は今となっては既に新しい街ではありませんが、当時としては進んだコンセプトで造られたのではないかと思っています。例えば電線が地中化されて電柱がない、とか。 大きな特徴のひとつに、車の通行には許可証が必要という点があります。車はそのまま入れない。だから街の中を走っているのはスーパーやコンビニに商品を搬入するトラックとか、深夜のタクシーとか、せいぜいがそんなもんです。
子供たちは比較的小さな年齢の時から交通事故等を気にすることなく伸び伸び遊べますし、街に緑が多くて環境も良い。少々不便(地下鉄中央線が伸びてからはさほど不便は感じませんが)なことをのぞけば、僕は概ねこの街が気に入っています。

許可をとった車両しか入れないわけですから荷物運ぶときなんかは警察で許可をとるわけです。理由が「Googleストリートビューの撮影」だったら警察は許可を出すのでしょうか? もしくは住民に諮るのでしょうか?

理事会の議題に「Googleストリートビューの撮影の許可について」ってのがあがったらどういう結果になると思いますか?

私見ですけど、住民に諮るとしたら、住民の多くは反対しそうな気がします。 もし本当に住民の多くが反対するのだとしたら、(少なくとも生活道路における) Googleストリートビューって果たしてどうなの?

大阪市内なのにGoogleストーリービューの対象外の街に住んでいるからこそ、そんな風に考えてみました。

撮影の許可は住民が決定権を持っていて、拒否する事も出来る=プライバシーに関する自衛が可能)という街の作り自体が価値になる時代になるのかもしれません。南港ポートタウンのコンセプト考えた時代にそんなこと考えてなかったでしょうけど。


追記:
感覚としては、このくらい (外周道路は見えるけど街の中は見えない) がちょうど良いバランスだと感じるわけです。ただし南港ポートタウンのようにはっきりとわかりやすく境界が別れている場所は希有なので、要するに「可能なものはすべて」ではなく「どこまでやるか」の線を引くことを考えてみてはどうでしょうか。

2008年07月23日

スーツにも「アルファ」ってあるんだぜ?

良く「スーツ対ギーク」とか言うじゃないですか。例えばさ、

で、「ギーク」って何かっていうと、

そもそも良い意味では使われなかったが、インターネットが注目されるようになると共に、コンピュータやインターネット技術に時間を費やし、深い知識を有する者もギークと呼ばれるようになった。現在ではけなす意味合いも薄れてきており、自称としても用いられている。

なるほど。たださ、ブロゴスフィアの言及における(上記エントリのような)「ギーク」って基本的に「出来る人」「肯定的な表現」指してるんだよね。で、そいつに「アルファ」がつくと「アルファギーク」となって、

「産業を変化させる力を持つ新しい技術に早いうちに飛びつき、ああでもないこうでもないといじくっているうちに、技術が進むべき方向性を示し始める、先鋭的で飽きっぽいエンジニア」(Tim O'Reillyの定義による)。

となるのだそうだ(またTim O'Reillyかよ!)。

えーっと、話を元に戻す。テーマは「スーツ対ギーク」か「スーツ対アルファギーク」か。後者だったらそりゃ噛み合ないよな。前者だったら、そりゃまぁ仕方ないだろうな。だって逆もあるもん。「アルファスーツ対ギーク」だったらそれも噛み合ないよ。スーツにだって「アルファ」ってのはあるんだからさ。

というのは実は前振りだったりするのですが、今日のネタはこれ!

「はてブ」とかに脊髄反射するなよって最近良く怒られるのですが、一応。

「スーツ」とかひと言も書いてないですけど、まぁWebとかITとかの「営業」という目線でツッコミを入れるならば、

ですが需要からアプローチするSEO(正しくはSEM)も重要です。この重要性を2時間にわたり説いたのですが「まずは社名だけで」と押し切られました。そして納品したときには無意味と断じられました。

納品のときに話が変わっていることは多々あります。こんなときには「No」といいましょう。

のっけからすげぇな。僕が上司だったら怒鳴りつけてるだろうな。

2時間で何故切らなかったのか?

不条理な事を言われる事はあります、ええ。そして、時には「No」と言うことも必要です。それはわかる。

それでもこのケースであれば、最初の2時間の説明で「右!」って言ったのに「左!」って言われたわけで、それを受け入れた時点で既に半分負けてるじゃない。「左」で受けてきてる時点で制作現場無視してるよね。この場合は、その段階で「No」と言えなければならない。そりゃスタートがこれだもん、後で「やっぱり右!」って言い出しかねないよね。

お客様は神様なんかじゃない

いや、神様ですよ。普通に。逆に言えば「神様なんかじゃない」人を顧客にしないことです。そもそもこのケースでは、顧客も自分たちもハッピーになれてない。ただの愚痴じゃないの?

「失敗談」としておもしろおかしく書くのならそれはわかる。でもね、決して「交渉術」なんかじゃないですから! 良い子は真似しないように。

そして、先ほど引用した箇所ですが、再び引用。

納品のときに話が変わっていることは多々あります。

ないよ! 多々あるかよ。どんな営業だよ。

ええと(冷静に!)、ないですよ。多々あってたまるか。つまり、こんな営業の仕事やらなきゃならん時点で制作現場は不幸です。もちろん受発注時の擦り合わせってのもあります。Webとかやってる以上、少なくとも受託者側のWebサイトとか顧客が見て「こいつらは何をする会社やねん」ってのが明確に分かり理解いただいて発注貰ってることが前提なわけですよね。え、違うの? ならそこが間違ってるし。

プロセスって何さ?

先ほど「僕が上司だったら怒鳴りつけてるだろうな」と書きましたが、僕は決して顧客に「No」と言ったことをとやかく言っているのではありませんよ。

「納品のときに話が変わっている」のならば、プロセスの途中段階でそれを把握できない(どこで話が変わってるのかが見えない)営業は無能であって、その段階で「No」を言う言わないってのは本質ではないのです。

一体何のために打ち合わせたり中間レビューしたり、プロジェクト用のメーリングリスト立ち上げたりプロジェクト管理ソフト入れたりしてるわけ? 要所/勘所で顧客に確認もらってコンセンサスを形成しながら物事進めるのって基本じゃないの?

もう一度書くぞ。

納品のときに話が変わっていることは多々あります。

どの口が言う?

プロジェクトの途中で違う要件が入ったり要望が出てくる事は多々あります。

ということならよく理解できる。プロジェクトを進めながら顧客と適切なコミュニケーションを図って、軌道修正が必要ならそのあたりを調整して行く、ってのは普通の会社なら普通に教えられるよね。もちろん工期やコストの調整も含めて落としどころを探りつつ最終的には双方ハッピーになるのが大切だよね(普通じゃね?)。その辺がなくて納品のときに話が変わっていることは多々あるから、そんときゃ「No」と言えっての? すんげぇ、これがWeb2.0なのか(かなり驚きだよ)?

「不条理」を防ぐにも手はある。

この記事とは逆のケースかもしれないけれど、発注担当者とスムーズに進めてて、最終的に社長とか上長の「鶴の一声」でひっくり返るケースとかもあるよね。このあたりは経験している人も多いだろうよ。

でも、これだって防ぐ手はある。仕事スタートする時点で最終決済するのが得意先の社長だってのなら、仕事スタートする時点で「すいません、社長にちょっとだけごあいさつさせてください」ってな感じで最初にきちんと話しをさせてもらって、「危ないんじゃね!」って感じたら担当者に角が立たないように気遣いながらちょっと社長に報告入れておくとか、窓口はあくまでイチ担当者であっても重要なポイントでは「すいません、お手数おかけしますが社長にも一応念のためご確認いただいてください」といって抑えておくとかして、方針が変わるならいち早く察知して傷が膨らむ前に対策立てるってのが「普通の」営業ってもんだ。だから、繰り返すけど、 納品のときに話が変わっていることは多々あります。 って平気で言ってるような営業と仕事する制作の人はちょっと考えた方が良いと思うよ、いやほんまに。

なんだか久しぶりのエントリーで話まとまらなくて恐縮ですが、「スーツ」つまり「営業」にだって「アルファ」もあれば「ベータ」もあるし、それはギーク(と呼んでいる範囲が今イチわかってないけども)にもあるやんか。

まぁ、きっとこの記事はネタですよ。多分嫌な事があったんでしょう。だから、(良い子の皆さんは)「なるほど」とか「参考にする」とかタグ付けたりコメント付けたりしないように。

2008年07月05日

地方から見たスモールビジネスとしてのWeb屋のありかたを考える時に(予告編)。

大阪在住、スモールビジネスやってるWeb屋のオレが来ましたよw

F's Garage:全国規模で見たスモールビジネスとしてのWeb屋のありかた

東京と大阪がほぼ 2 : 1
続いて、北海道・東北、九州・沖縄、東海がほぼ同数です。

ううむ。想定の範囲内? の数字ですね。圧倒的に東京が多い。

でね、これみて「やっぱ東京集中だよな、地方のマーケットは...」と考えた地方のWeb業界人はとっとと引っ越し準備を始めればいいのですが、ちょっと待って欲しい。

カラメルって東京の会社のサービスが北海道とか東北、九州(に限らず全国)のお客さんと取り引きしてるわけです。

おそらくこのサービスを使う際に北海道のお客さんが東京でカラメルの担当者と打合せしたわけじゃないだろうし逆にカラメルの担当者が北海道に営業に行って打合せしたわけでもないでしょう。まさにネット的なビジネスモデルがそこにある。

だったら別にその会社は北海道にあっても沖縄にあっても、はてまたインドにあってもいいわけです。

カラメルの運営会社はpaperboy&co、東京の会社といっても、沿革を見ると東京に本社移転したのは2004年、それまでは福岡。つまりはこういうサービスこそ地方のWeb屋さんのロールモデルのひとつなのではないかということ。

受託業界との事情の違いっていうのはあるわけですが、地方において「Web」というフィールドの技術云々をウリにしてどうやっていくか、ということを考える時に、こういう数字を見て「やぱり地方はマーケットが小さくて...」とか思ってるようではいかんよね、というお話でした。


* このあたりの件(地方とWeb業界ネタ)については近々また書くつもり。なのでこれは「予告編」ということで。

2008年06月15日

CSS Nite shuffle - Web衰退時代とか。

Web衰退時代をどう楽しむか

住太陽 vs 切込隊長 with 高木敏光

いやぁ、面白かったですよ。笑わせていただきました。切込隊長さん住太陽さんで「Web衰退時代をどう楽しむか」とかやってるんだもん。

# そのまま飲みに行ったらもっと面白かったんだろうけど、ハードな一週間で疲れもピークだったのでとりあえず昨夜はそのまま宿へ直帰でした。

*トークの内容についてはここらへんで見てくださいね。

要するにここは東京

トークの中でぶっちゃけ隊長の名指し発言とか住さんの過去とか、そんなのは大人だから僕は書かない :-p

会場における数少ない大阪人的な感想として、第一にあげておきたいのは『あぁ、ここは東京で「ど真ん中」な業界の話でもって「衰退」ってのを語ってるんだなぁ』ということだ。地方零細のWeb業界人としては (一応東京には出てるけど) 霞のようなものを食って生きているわけで、正直この部分の衰退を語られても関係ないなぁというのが前提。但し、田舎のひがみとかでは全然なくて、「大手クライアント→広告代理店→業界」って流れがやはり東京のマーケットの構造の大きな部分を占めているのであって、衰退も何も (トークの中にもあったけど) 効果があるかないかわからんし検証も出来ないものを何となく提案して好きな仕事やって金貰ってたツケが回ってきてるんだ、東京では。

大阪とか名古屋では

何でこんなことを第一に思ったかというと、週の前半は大阪名古屋のCSS Nite(日、月曜)行ってたわけで、そのギャップがすごくて面白かった(っていっちゃ怒られると思うが)から。

「名古屋(大阪)の大手クライアントが東京に発注投げて名古屋(大阪)で下請けやってる」とか「仕事がない」「予算がない」とか、おまけに「元気がない」とか。

# しかし参加人数が違うとはいえ、東京開催との反響とかフィードバックとの数の差はどうだ?

で、木曜日あたりに某所でのMtgで話していたことにも絡むんですが、「地方格差」みたいなことを言うわけです、地方の人は。ところがところが、衰退の時代、変化の時代には地方だろうが何だろうがチャンスはごろごろ転がっていて、例えば以下の住さんのエントリーにある「供給過剰と業界の成熟から単価が下落し続けている」「CMSや外国人の労働力が、一層単価を引き下げる」とかに注目してみると...

CMSや外国人の労働力が、一層単価を引き下げる

面白いのは「地方」では「格差」で「国際」になると「競争」になるんだな(もちろん国際的な地域格差ということも当然あるのだが、この手の話の中では「国際競争」とか「グローバル化」という話になる)。

「地方競争」という言葉はあまり聞かんのだよな。大阪と名古屋で東京のマーケットの仕事を奪う、とか聞かないものね。単価が下がったら物価の低い地域の方が有利だったりしないか? CMSが単価を引き下げるのなら、格安のCMSをマーケットに投入してもっともっと単価を下げてやって、成熟した? 東京の競合から仕事奪ってやるとかそんなこと言う人がもっと出てくると面白いと思うんだけど。

供給過剰と業界の成熟から単価が下落し続けている

そうなの? 業界が成熟しているとはどうにも思えなかったりするな。実感がない。一例だけど例えば「Webディレクター至上主義」的な考え方とかに違和感があるんですよ。

発注側は確実に変化していて、事業に本気なところ程社内にそういった部門をツクり、組織化しようとしているように感じます (そういったクライアントと仕事をすることが増えています)。

これは即ち「制作会社の人間にそんなものを期待しない」という流れです。そうなった時に、クライアントが制作会社、制作プロダクションに求めるものは何でしょうか? 大した力もなくクライアントの担当者程本気でもない上流工程の『知識集約型』人材でふくれあがってコスト競争力の無くなった制作会社を切る * ことか、数少ないウェブ業界の『知識集約型』仕事をこなせる人材を引き抜くかです。

* そのかわりに (例えば) クライアント自身の立てた事業戦略をスムーズに理解し下流工程までをカバーできてコスト競争力も高い発注先をピンポイントで新たに見つけるのです。

人材が引退しない業界

この業界に限らないのだけれど、新しい業界には (若いのは流入してくるけど)「人材が引退しない」という構造的な欠陥(?) があって、元々ディレクターってのはそこから生まれたポジションではないかと思っているのです。

どういうことかというと、大きな会社(というより、社歴の長い会社)なら定年でリタイアする人がいて新入社員が入って来てという流れがあって、その中で会社の成長を描いていけばいいわけです。新陳代謝ってやつですね。ところがこの業界、せいぜいが僕と同世代とか少し上の人が上の世代。まだリタイア出来ないししたくもないよね。

単価が右肩あがりであれば、現場そのままやっていって成り立つわけですが制作単価はむしろ低下していく(若い人の成長も速い。高速道路もあるし :-p )。であれば「ツクルより人やカネを動かす仕事をやれ」(高木さんの話にあったような)ということになって、そこからディレクターというポジショニングが出てくる。

でもね、それってクライアントの都合じゃなくて制作者の都合で生まれて来たポジションなんですよ。より効率よく「人やカネを動かす仕事をやれ(そういう組織をつくれ)」、いいかえれば「中間管理職を設けて、より多くの金を生み出せるようにする」ということ。

それこそマーケットが拡大するか会社が成長するから成立する考えだと思うんですよ。リタイアする人がいなかったら「人が成長し、上に立って複数の人を抱えて仕事をハンドリングしていく」ってのはすぐにポストの不足を招くじゃない。ポストを不足させないためには一定のスピードで成長することが前提になるのです。

現実問題として、大きくならない会社で人材の入れ替わりがなかったら5年後には平均年齢が5歳上昇しているということだし、普通の会社だったら人件費コストが上昇して価格を上げないと辛くなってくる。

では、どうするか

これは東京も地方も変わらんと思うのですね。だから「衰退」や「格差」といって悲観する必要は全然ないのですね。東京が特別上手くやってるわけじゃないし、まだまだ成熟なんてしていないと僕は思うのです。そして「変化」と「チャンス」は必ずセットです。

では、どうするか...なんだけど、ここでは書かない(そのうち書くかもしれないけど、自分で考えるべきことだ)。書かないけど僕は考えてるつもりだし、社員に聞かれたらちゃんと答えてる(というか聞かれてなくても喋ってるかな)。

「衰退」つまり何も考えていないところはもたない。だから、業界で働いている人は社長に聞いてみたらいいと思う(フリーランスの人やトップの人は自問すれば良いし)。「Web衰退時代をどう乗り切っていきますのか?」って。納得できる答えが返ってこなかったら...身の振り方を考えた方がいいかもしれないと思うよ。

# 取り敢えず池○のヘ○スにでも言って恋愛小説(官能小説?)書くための取材からでも始めてみよう w (←当日会場にいた人向けのネタですよ)

以下, タイトルのみを表示します。

2008年06月03日

なぜSEOは嫌われるのか?

2008年05月30日

まず5年、自分のために働けば?

2008年05月19日

ソフトウェアやサービスはしばしば作り手の想像していなかった使い方をされる。

2008年05月14日

音声ですべて操作できる携帯電話が変える人生。

2008年05月12日

ウェブ業界はどこを向いているのか、は知らんのだけれど。

2008年05月08日

パンフレットをそのまま載せたようなコーポレートサイトに意味はあるか?

2008年05月05日

「世の中に向けてメールを1通書く」くらいの感覚で気軽にブログを書いてみたら?

2008年03月27日

写真の中の明治・大正 - 国立国会図書館所蔵写真から - 関西編。

2008年03月12日

受託のWeb制作屋もそれなりに考えてやるべきであって、やり方はいろいろあるよっていうお話。

2008年03月11日

音声ブラウザ向けのブログシステムを考えてみる、だけじゃなく作ってみる。

2008年03月09日

ベンチャーがなんだか俺にはよく分からんのだけれど。

2008年03月07日

スターシステムとかマッチョとかウィンプとか。

2008年02月22日

ウェブサイト制作の相場に意味ってあんのかね?

2008年02月17日

人が辞めることはそんなに悪いこと? (長文駄文)

2008年01月31日

Let's PHP!

2008年01月14日

RedHat9へのmod_fastcgiのインストールとか。

2008年01月08日

テレビ番組を作る人の品格。

2008年01月07日

2008年の目標3つ。

2008年01月03日

2008年。Web屋はスキルや資格をベースにモノゴトを考えることをやめよう。

2007年11月27日

ブログを更新できないのは、多分ブログのせいだ。

2007年11月23日

ニッポンIT業界希望論。

2007年11月06日

IT業界に就職するという言葉の違和感とか不人気を気にかける無意味さ加減とか。

2007年10月30日

そろそろSEOと有料リンク問題とか何やかんだについてひとこと...。

2007年10月23日

HTTPレスポンスヘッダとかステータスコードとかキャッシュとか。

2007年10月20日

MT4, MTOS, 告知, 雑多な話題。

2007年10月12日

スパマーにCGI叩かれたら負けかなと思っている(2)。

2007年10月09日

さらに検索!

2007年10月07日

mixiは自分たちのサービスを「公共のインフラ」であると言い切るくらいの信念を持ってサービスの向上に努めればいいんじゃないかな?

検索は男のロマン!?

2007年09月24日

イマドキノワカモノ、介護福祉、ウェブアクセシビリティ、同窓会の役割。

2007年09月21日

利用規約なんて飾りです。偉い人にはそれが分からんのです。

2007年09月10日

SNAPZ Pro Xでムービーキャプチャして遊ぶ!?

2007年09月06日

台風から逃げる。

2007年09月04日

評論家になんてなるんじゃねぇぞ。

2007年09月01日

いくつかの告白とイベントの告知と飲みの誘いと求人情報と。

2007年08月31日

Googleが技術者を募集中らしいので。

2007年08月27日

本質を見よ、思考停止するな、頭使え、流されるな。

2007年08月20日

Googleはそろそろ広告についてもスパム対策を行ったらどうか?

2007年08月19日

違う、我々が欲しいのは電源が長持ちして熱くならない携帯電話だ!

2007年08月17日

40歳からのブログ(今からブログを初めてとりあえず月間3万程度のアクセスを稼ぐための10のポイント)。

2007年08月15日

コミュニティ2.0は叱ってくれる大人のいない世界。

2007年08月11日

SEO言うな!

2007年08月10日

Web制作はサッカー型で行こう。

2007年08月09日

マークアップエンジニアが次に取り組むべき5つのテーマ。

2007年08月08日

どんな風に書いたところで、あなたのように書けるのはあなただけ。

動的生成のメリット、静的生成と「ゴミ」。

Another HTML-lintとかマークアップエンジニアとか。

2007年08月03日

実は再構築にめちゃめちゃ本気な訳。

WordPressとMovable TypeとGoogleTrendsとOvertureと勝ちと負けと。

2007年07月31日

やっぱ LeftFields だよね。

2007年07月26日

携帯電話の未来 (もはや"電話"じゃないし!)。

2007年07月25日

Junnama.com。

2007年07月23日

MT4雑ネタあれこれ。

2007年07月21日

アクセシビリティはボランティアじゃないっ!

2007年07月19日

Web標準やWebアクセシビリティの分かりやすいビジネスメリットをうまく説明できるのは実はプログラマである。

たかだがWebじゃねぇか。

2007年07月18日

スパムサイトの増加はGoogleの自作自演か?

2007年07月15日

台風一過。

2007年07月14日

ユーザーコミュニティとの付き合い方とサービスリリースの在り方についての雑感。

お金を稼ぐことは悪いことではないし生活出来なきゃ何もできないけど色んな見方があるということを知っておくことは大切なことではないかな。

2007年07月13日

スパムコメント・トラックバック対策というか考察というか。