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駄文・雑文 アーカイブ

2008年07月23日

スーツにも「アルファ」ってあるんだぜ?

良く「スーツ対ギーク」とか言うじゃないですか。例えばさ、

で、「ギーク」って何かっていうと、

そもそも良い意味では使われなかったが、インターネットが注目されるようになると共に、コンピュータやインターネット技術に時間を費やし、深い知識を有する者もギークと呼ばれるようになった。現在ではけなす意味合いも薄れてきており、自称としても用いられている。

なるほど。たださ、ブロゴスフィアの言及における(上記エントリのような)「ギーク」って基本的に「出来る人」「肯定的な表現」指してるんだよね。で、そいつに「アルファ」がつくと「アルファギーク」となって、

「産業を変化させる力を持つ新しい技術に早いうちに飛びつき、ああでもないこうでもないといじくっているうちに、技術が進むべき方向性を示し始める、先鋭的で飽きっぽいエンジニア」(Tim O'Reillyの定義による)。

となるのだそうだ(またTim O'Reillyかよ!)。

えーっと、話を元に戻す。テーマは「スーツ対ギーク」か「スーツ対アルファギーク」か。後者だったらそりゃ噛み合ないよな。前者だったら、そりゃまぁ仕方ないだろうな。だって逆もあるもん。「アルファスーツ対ギーク」だったらそれも噛み合ないよ。スーツにだって「アルファ」ってのはあるんだからさ。

というのは実は前振りだったりするのですが、今日のネタはこれ!

「はてブ」とかに脊髄反射するなよって最近良く怒られるのですが、一応。

「スーツ」とかひと言も書いてないですけど、まぁWebとかITとかの「営業」という目線でツッコミを入れるならば、

ですが需要からアプローチするSEO(正しくはSEM)も重要です。この重要性を2時間にわたり説いたのですが「まずは社名だけで」と押し切られました。そして納品したときには無意味と断じられました。

納品のときに話が変わっていることは多々あります。こんなときには「No」といいましょう。

のっけからすげぇな。僕が上司だったら怒鳴りつけてるだろうな。

2時間で何故切らなかったのか?

不条理な事を言われる事はあります、ええ。そして、時には「No」と言うことも必要です。それはわかる。

それでもこのケースであれば、最初の2時間の説明で「右!」って言ったのに「左!」って言われたわけで、それを受け入れた時点で既に半分負けてるじゃない。「左」で受けてきてる時点で制作現場無視してるよね。この場合は、その段階で「No」と言えなければならない。そりゃスタートがこれだもん、後で「やっぱり右!」って言い出しかねないよね。

お客様は神様なんかじゃない

いや、神様ですよ。普通に。逆に言えば「神様なんかじゃない」人を顧客にしないことです。そもそもこのケースでは、顧客も自分たちもハッピーになれてない。ただの愚痴じゃないの?

「失敗談」としておもしろおかしく書くのならそれはわかる。でもね、決して「交渉術」なんかじゃないですから! 良い子は真似しないように。

そして、先ほど引用した箇所ですが、再び引用。

納品のときに話が変わっていることは多々あります。

ないよ! 多々あるかよ。どんな営業だよ。

ええと(冷静に!)、ないですよ。多々あってたまるか。つまり、こんな営業の仕事やらなきゃならん時点で制作現場は不幸です。もちろん受発注時の擦り合わせってのもあります。Webとかやってる以上、少なくとも受託者側のWebサイトとか顧客が見て「こいつらは何をする会社やねん」ってのが明確に分かり理解いただいて発注貰ってることが前提なわけですよね。え、違うの? ならそこが間違ってるし。

プロセスって何さ?

先ほど「僕が上司だったら怒鳴りつけてるだろうな」と書きましたが、僕は決して顧客に「No」と言ったことをとやかく言っているのではありませんよ。

「納品のときに話が変わっている」のならば、プロセスの途中段階でそれを把握できない(どこで話が変わってるのかが見えない)営業は無能であって、その段階で「No」を言う言わないってのは本質ではないのです。

一体何のために打ち合わせたり中間レビューしたり、プロジェクト用のメーリングリスト立ち上げたりプロジェクト管理ソフト入れたりしてるわけ? 要所/勘所で顧客に確認もらってコンセンサスを形成しながら物事進めるのって基本じゃないの?

もう一度書くぞ。

納品のときに話が変わっていることは多々あります。

どの口が言う?

プロジェクトの途中で違う要件が入ったり要望が出てくる事は多々あります。

ということならよく理解できる。プロジェクトを進めながら顧客と適切なコミュニケーションを図って、軌道修正が必要ならそのあたりを調整して行く、ってのは普通の会社なら普通に教えられるよね。もちろん工期やコストの調整も含めて落としどころを探りつつ最終的には双方ハッピーになるのが大切だよね(普通じゃね?)。その辺がなくて納品のときに話が変わっていることは多々あるから、そんときゃ「No」と言えっての? すんげぇ、これがWeb2.0なのか(かなり驚きだよ)?

「不条理」を防ぐにも手はある。

この記事とは逆のケースかもしれないけれど、発注担当者とスムーズに進めてて、最終的に社長とか上長の「鶴の一声」でひっくり返るケースとかもあるよね。このあたりは経験している人も多いだろうよ。

でも、これだって防ぐ手はある。仕事スタートする時点で最終決済するのが得意先の社長だってのなら、仕事スタートする時点で「すいません、社長にちょっとだけごあいさつさせてください」ってな感じで最初にきちんと話しをさせてもらって、「危ないんじゃね!」って感じたら担当者に角が立たないように気遣いながらちょっと社長に報告入れておくとか、窓口はあくまでイチ担当者であっても重要なポイントでは「すいません、お手数おかけしますが社長にも一応念のためご確認いただいてください」といって抑えておくとかして、方針が変わるならいち早く察知して傷が膨らむ前に対策立てるってのが「普通の」営業ってもんだ。だから、繰り返すけど、 納品のときに話が変わっていることは多々あります。 って平気で言ってるような営業と仕事する制作の人はちょっと考えた方が良いと思うよ、いやほんまに。

なんだか久しぶりのエントリーで話まとまらなくて恐縮ですが、「スーツ」つまり「営業」にだって「アルファ」もあれば「ベータ」もあるし、それはギーク(と呼んでいる範囲が今イチわかってないけども)にもあるやんか。

まぁ、きっとこの記事はネタですよ。多分嫌な事があったんでしょう。だから、(良い子の皆さんは)「なるほど」とか「参考にする」とかタグ付けたりコメント付けたりしないように。

2008年07月05日

地方から見たスモールビジネスとしてのWeb屋のありかたを考える時に(予告編)。

大阪在住、スモールビジネスやってるWeb屋のオレが来ましたよw

F's Garage:全国規模で見たスモールビジネスとしてのWeb屋のありかた

東京と大阪がほぼ 2 : 1
続いて、北海道・東北、九州・沖縄、東海がほぼ同数です。

ううむ。想定の範囲内? の数字ですね。圧倒的に東京が多い。

でね、これみて「やっぱ東京集中だよな、地方のマーケットは...」と考えた地方のWeb業界人はとっとと引っ越し準備を始めればいいのですが、ちょっと待って欲しい。

カラメルって東京の会社のサービスが北海道とか東北、九州(に限らず全国)のお客さんと取り引きしてるわけです。

おそらくこのサービスを使う際に北海道のお客さんが東京でカラメルの担当者と打合せしたわけじゃないだろうし逆にカラメルの担当者が北海道に営業に行って打合せしたわけでもないでしょう。まさにネット的なビジネスモデルがそこにある。

だったら別にその会社は北海道にあっても沖縄にあっても、はてまたインドにあってもいいわけです。

カラメルの運営会社はpaperboy&co、東京の会社といっても、沿革を見ると東京に本社移転したのは2004年、それまでは福岡。つまりはこういうサービスこそ地方のWeb屋さんのロールモデルのひとつなのではないかということ。

受託業界との事情の違いっていうのはあるわけですが、地方において「Web」というフィールドの技術云々をウリにしてどうやっていくか、ということを考える時に、こういう数字を見て「やぱり地方はマーケットが小さくて...」とか思ってるようではいかんよね、というお話でした。


* このあたりの件(地方とWeb業界ネタ)については近々また書くつもり。なのでこれは「予告編」ということで。

2008年06月15日

CSS Nite shuffle - Web衰退時代とか。

Web衰退時代をどう楽しむか

住太陽 vs 切込隊長 with 高木敏光

いやぁ、面白かったですよ。笑わせていただきました。切込隊長さん住太陽さんで「Web衰退時代をどう楽しむか」とかやってるんだもん。

# そのまま飲みに行ったらもっと面白かったんだろうけど、ハードな一週間で疲れもピークだったのでとりあえず昨夜はそのまま宿へ直帰でした。

*トークの内容についてはここらへんで見てくださいね。

要するにここは東京

トークの中でぶっちゃけ隊長の名指し発言とか住さんの過去とか、そんなのは大人だから僕は書かない :-p

会場における数少ない大阪人的な感想として、第一にあげておきたいのは『あぁ、ここは東京で「ど真ん中」な業界の話でもって「衰退」ってのを語ってるんだなぁ』ということだ。地方零細のWeb業界人としては (一応東京には出てるけど) 霞のようなものを食って生きているわけで、正直この部分の衰退を語られても関係ないなぁというのが前提。但し、田舎のひがみとかでは全然なくて、「大手クライアント→広告代理店→業界」って流れがやはり東京のマーケットの構造の大きな部分を占めているのであって、衰退も何も (トークの中にもあったけど) 効果があるかないかわからんし検証も出来ないものを何となく提案して好きな仕事やって金貰ってたツケが回ってきてるんだ、東京では。

大阪とか名古屋では

何でこんなことを第一に思ったかというと、週の前半は大阪名古屋のCSS Nite(日、月曜)行ってたわけで、そのギャップがすごくて面白かった(っていっちゃ怒られると思うが)から。

「名古屋(大阪)の大手クライアントが東京に発注投げて名古屋(大阪)で下請けやってる」とか「仕事がない」「予算がない」とか、おまけに「元気がない」とか。

# しかし参加人数が違うとはいえ、東京開催との反響とかフィードバックとの数の差はどうだ?

で、木曜日あたりに某所でのMtgで話していたことにも絡むんですが、「地方格差」みたいなことを言うわけです、地方の人は。ところがところが、衰退の時代、変化の時代には地方だろうが何だろうがチャンスはごろごろ転がっていて、例えば以下の住さんのエントリーにある「供給過剰と業界の成熟から単価が下落し続けている」「CMSや外国人の労働力が、一層単価を引き下げる」とかに注目してみると...

CMSや外国人の労働力が、一層単価を引き下げる

面白いのは「地方」では「格差」で「国際」になると「競争」になるんだな(もちろん国際的な地域格差ということも当然あるのだが、この手の話の中では「国際競争」とか「グローバル化」という話になる)。

「地方競争」という言葉はあまり聞かんのだよな。大阪と名古屋で東京のマーケットの仕事を奪う、とか聞かないものね。単価が下がったら物価の低い地域の方が有利だったりしないか? CMSが単価を引き下げるのなら、格安のCMSをマーケットに投入してもっともっと単価を下げてやって、成熟した? 東京の競合から仕事奪ってやるとかそんなこと言う人がもっと出てくると面白いと思うんだけど。

供給過剰と業界の成熟から単価が下落し続けている

そうなの? 業界が成熟しているとはどうにも思えなかったりするな。実感がない。一例だけど例えば「Webディレクター至上主義」的な考え方とかに違和感があるんですよ。

発注側は確実に変化していて、事業に本気なところ程社内にそういった部門をツクり、組織化しようとしているように感じます (そういったクライアントと仕事をすることが増えています)。

これは即ち「制作会社の人間にそんなものを期待しない」という流れです。そうなった時に、クライアントが制作会社、制作プロダクションに求めるものは何でしょうか? 大した力もなくクライアントの担当者程本気でもない上流工程の『知識集約型』人材でふくれあがってコスト競争力の無くなった制作会社を切る * ことか、数少ないウェブ業界の『知識集約型』仕事をこなせる人材を引き抜くかです。

* そのかわりに (例えば) クライアント自身の立てた事業戦略をスムーズに理解し下流工程までをカバーできてコスト競争力も高い発注先をピンポイントで新たに見つけるのです。

人材が引退しない業界

この業界に限らないのだけれど、新しい業界には (若いのは流入してくるけど)「人材が引退しない」という構造的な欠陥(?) があって、元々ディレクターってのはそこから生まれたポジションではないかと思っているのです。

どういうことかというと、大きな会社(というより、社歴の長い会社)なら定年でリタイアする人がいて新入社員が入って来てという流れがあって、その中で会社の成長を描いていけばいいわけです。新陳代謝ってやつですね。ところがこの業界、せいぜいが僕と同世代とか少し上の人が上の世代。まだリタイア出来ないししたくもないよね。

単価が右肩あがりであれば、現場そのままやっていって成り立つわけですが制作単価はむしろ低下していく(若い人の成長も速い。高速道路もあるし :-p )。であれば「ツクルより人やカネを動かす仕事をやれ」(高木さんの話にあったような)ということになって、そこからディレクターというポジショニングが出てくる。

でもね、それってクライアントの都合じゃなくて制作者の都合で生まれて来たポジションなんですよ。より効率よく「人やカネを動かす仕事をやれ(そういう組織をつくれ)」、いいかえれば「中間管理職を設けて、より多くの金を生み出せるようにする」ということ。

それこそマーケットが拡大するか会社が成長するから成立する考えだと思うんですよ。リタイアする人がいなかったら「人が成長し、上に立って複数の人を抱えて仕事をハンドリングしていく」ってのはすぐにポストの不足を招くじゃない。ポストを不足させないためには一定のスピードで成長することが前提になるのです。

現実問題として、大きくならない会社で人材の入れ替わりがなかったら5年後には平均年齢が5歳上昇しているということだし、普通の会社だったら人件費コストが上昇して価格を上げないと辛くなってくる。

では、どうするか

これは東京も地方も変わらんと思うのですね。だから「衰退」や「格差」といって悲観する必要は全然ないのですね。東京が特別上手くやってるわけじゃないし、まだまだ成熟なんてしていないと僕は思うのです。そして「変化」と「チャンス」は必ずセットです。

では、どうするか...なんだけど、ここでは書かない(そのうち書くかもしれないけど、自分で考えるべきことだ)。書かないけど僕は考えてるつもりだし、社員に聞かれたらちゃんと答えてる(というか聞かれてなくても喋ってるかな)。

「衰退」つまり何も考えていないところはもたない。だから、業界で働いている人は社長に聞いてみたらいいと思う(フリーランスの人やトップの人は自問すれば良いし)。「Web衰退時代をどう乗り切っていきますのか?」って。納得できる答えが返ってこなかったら...身の振り方を考えた方がいいかもしれないと思うよ。

# 取り敢えず池○のヘ○スにでも言って恋愛小説(官能小説?)書くための取材からでも始めてみよう w (←当日会場にいた人向けのネタですよ)

2008年06月03日

なぜSEOは嫌われるのか?

知らんがな(笑)。

なんででしょうね? いや、部外者の僕にわかる筈もないのですが。

  1. 相手の会社のことも調べないで電話で営業してくるから(制作会社に...)
  2. 御社にはノウハウがないでしょうから我が社のパートナーになりませんか、とか言ってくるから

というのは半分は冗談だけど(いや、半分と書いたのは実際にそういう営業が結構あるので)。

「なぜSEOは嫌われるのか?」と言っているということは、嫌われてる自覚があるわけですよね、きっと。

もし(1)から(4)のすべてが正しいと納得がいく方は、論理的思考に向いていないと思うべきである。

おいちょっと待てw 何このあげ足取りのような表現。検索ユーザーAさんのケース、サイトオーナーBさんのケース、SOHOビギナーCさんのケース、ブロガーDさんのケースって書いてあるわけで同一人物が言っているわけじゃないんでしょう? すべて正しいかどうかはともかく、(1)も(2)も(3)も(4)もありがちなことだよね。うん、あるあるって(笑)。

という人は論理的思考に向いていないって...で、結びがこれ?

W3C勧告とか論理構造とかWeb標準とか

昔の記事の再掲載ですかこれ。もはや(X)HTMLの構造をいぢくりまわしたところで効果がどれほどあるのか疑わしいと思うのは僕だけか?

追記(強調は筆者):

Internet ExplorerやFirefox、Safariでほぼ同じに表示されないページ、見出しや段落、リストで構造化されていないコンテンツは、どんなに内容が深くても、良いとは言えないのである。

ブラウザ毎にほぼ同じに表示されること? が良いコンテンツの条件だって?

このブログとかウチの会社のサイトのページランクが上がった経緯

もはやページランクがどうって話じゃないと言われているみたいだし僕も別にGoogleのランクを上げることに腐心しているわけじゃないのだが、最近ページランクがひとつ上がりました。

で、これはSEOとか気にした結果でもW3C勧告とか論理構造とかWeb標準とかを気にして「最適化」を図った結果でもないのです。

ランクが上がった理由はだいたい分かっているのです(この「だいたい」ってのが結構重要で、アクセス解析とかもそうだけど、サイトの運営や方向性を考える時には「木を見て森を見ず」にならないよう、限られたリソースと時間を割いてあまり細かなところを見過ぎないってのも大切かと思うのですね)。細かな数字の分析もそりゃ余裕があればやれば良いですが、大きなところを見て、あとはさっさと手を打っていくことが大切かと。

えー、ランクが上がった理由は、ひと言でいえば被リンクが増えたからでしょう。これもノウハウとか言う程のもんでもなくて、ちょっとでも検索エンジン/SEO(←SEO言うな)に興味のある方なら知っていることですよね。

では、どうやって?

  • ブログに数多くエントリを上げた。で、時々SBM等で炎上した。

違! (違わない?) いや、でもエントリを数多く上げたのは事実で、それは去年の4月くらいに「ちょっと(ほぼ)毎日書いてみようか」と思って意図的にやってみたのだ。

それはまぁそうとして、他には...

  1. サイトのデザインと内容をリニューアルした。但し特にSEOとか気にしてリニューアルしていない。事業の方向性が少しずつ変わって来たので(また、これからこっちにシフトしていくよ、という部分を反映して)それにあわせて再構築したということ。
  2. 会社のサイトにちょっとしたプログラムを置いたりウェブサービスを作ったりした(このゲートウェイはいくつかのサイトの運営者の方から自分のサイトにリンクつけていいですか? といった問合せをいただいたりして、そこで紹介していただいたり)。
  3. セミナー(セミナーなのかどうかわからんのですがこれとか)とかイベント(これとか(大阪も))呼ばれたものは出来るだけ参加して、呼ばれなくても自分で出たり(これとか)
  4. はじめて製品というものを作って、プレスリリース代行サービスを利用して投げ込みをしたり(利用したのはこちらの会社さん。他にもいくつかあって、特にどうしてもこの会社っていうポイントは見つからなかったけど、きちんとサイトが作られている印象だったので)。
  5. シックス・アパートさんのProNet Japan (拠点登録ってのもしたので大阪も) への加盟とかAcc04(2006 - 既にページがないみたいだけど)の協賛とかWeb制作者年鑑への登録 (リンクは稼げてないけど) とか、普通に販促に少しばかりのコストをかけたということ。
  6. アワードにエントリー。2006年は小口の協賛だったけど、今年は応募者として参加(入賞)(エントリーには費用がかかったけど、大した値段じゃないし、そういうコストをきちんと払うということを行った)。

結局、意図的にお金を払って被リンクを増やそうとして行ったのは 4.のプレスリリースくらい(この4にしても、被リンクというより単なるリリースだし、5.はまぁそれにあたるかもしれないけれど、リンクが目的ではないし、6.は入賞しなきゃどうにもならんかったわけで)。

1.のリニューアルにしても、こういう会社(制作会社)だからWeb標準とか丁寧にコーディングすることは前提なわけですが、考えていたのはビジュアルをがらっと変えることによるブランディング(主に人材採用面を考えて)と、事業の再構築、実態にあわせた内容の見直しというもので、キーワードがどうとかたいして考えちゃいなかったのです(サイトに「SEO」という言葉が消えていた、というのも本当に後から検索して気づいた)。

ウチはネットショップでもないし、業種とか仕事の実態次第ではもっともっとSEOとか言わなきゃならんこともあるのでしょうけど、結局SEOっていってもこうした施策(普通に事業活動とか広報活動ともいう)を行った結果起こること(被リンクの増加、特定キーワードへの最適化)をトレースしているだけであって、費用(コストだけじゃなく手間とか社内のリソースを使うことも含む)かけ方として、SEO会社に依頼するのがいいのか、経営の中で考えて適切な施策を打つのが良いのかは、それぞれが判断すればいいことじゃない? と思うわけですが。

ちなみに、プレスリリース代行会社に払ったコストは5万円もかかってませんし、もちろん製品の開発やウェブサービス、サイトリニューアルは内製とはいえ無料なわけじゃないのですが、継続してかかるコストもほとんどなかった、というのが現実です。

だから、SEOってのは経営であり広報であり事業活動であって、一般的に言われるSEO技術やテクニックってのはあくまでもそれによって起こる事象をなぞる技術なんではないでしょうか(だから事業活動が伴わずに事象だけがなぞられると嫌われる、ということじゃないでしょうかね)。

SEO生業にしている人が本当に怖いのは「◎間違いだらけの「SEO批判」~なぜSEOは嫌われるのか?」で書かれているような「批判」じゃなくて「検索エンジンに嫌われる」ことだと思うわけですが、嫌われないか気にしながらやる商売ってのもあんまり精神に宜しくない商売じゃないかと思うわけで、僕はやりたくないなぁ。

結論

結論は、ありません。いや、強いて言うなら僕の会社ではSEOはやりません。経営の戦略に沿って、どのようにアウトプットしていけばいいか、その中でウェブをどう活用していけばいいかについての提案やそのための仕組みづくりや戦略の遂行はサポートします。SEOはやりません。

追記:何か以前にも同じようなこと書いてたな。

2008年05月30日

まず5年、自分のために働けば?

2回目? で既に恒例となった感のある討論会ですね。あんまり真面目に読んでないのですが「10年は泥のように」って言葉が話題のようで。

誰も「我が社に入った人は...」とか言ってるんじゃないんだと思うのだけど、「入社して最初の10年は泥のように働いてもらい、次の10年は徹底的に勉強してもらう」という言葉は会社が20年後も同じくそこに存在していることを前提にした言葉だよね。

もちろん「転職とか会社が存続しなくなって別の会社にいるか独立してるか別にして、10年は...」という意味にもとれなくはないけれど。

ひとつ言えるのは「10年後、その会社、その業種が同じ姿でそこにある時代ではない」ということ。10年後、20年後を考えるのは無駄なことじゃないけど、モノゴゴロ付いて20年も経っていない若い時期に10年20年後を考える必要もない。せいぜいが5年。5年経てば (会社は存続しているまでも) 勢力図は全く変わっているかもしれない。それはどこの業界に行っても同じ。

だからその5年は会社のために働くのではなくて、「自分のために *」仕事の基礎体力をつける時期くらいではないか?

* 勘違いして欲しくないのだけれど、自分のためってのはもちろん「会社で与えられた役割、課せられた責任を果たすことを通じて」ってこと。自分勝手に自己の利益のために働けってことじゃない。

もし初めて働く(働こうとする)会社で20年、30年間スパンのキャリアパスや働き方の話をされたら、ひいちゃっていいと思うよ。だって何の保証もないんだから。僕なら「5年後 (3年後) 会社がなくなってても困らない仕事力をつけろ」くらいに言ってるけどな (実際いつも言ってるな)。

もちろん、会社の規模も歴史も全然違うわけだけど、既に「会社が大きいから安泰」なんて時代じゃないのだと思う。

そして、一方で「個々人の突出したスキル」で勝負したいのであれば、10年、20年を睨んでこんなキャリアパスなんですよ、ってな場所を選ぶのが間違っているのであって「本当に自分が売れると思う人は、そういう個々人のスキルが最大限に生かせる企業に行くといい」というのは全く持ってその通り。そういうところでは、10年20年30年なんてレールがそもそも存在しないのだから、10年後20年後どうなっているかは自分が切り拓いた結果次第 (会社が存続しているかどうかだけではなくて収入とかも結果によって大きく変わる *)。そして、その場合の会社選びは「この人たちと一緒に切り拓いて行きたいかどうか」という視点で選ぶといいのではないかな。

* そのかわりその時になって結果が良くなかったとしても「大手はボーナスが良くていいよな...」とか言うなよ。大きなリターンが得られるチャンスもあるわけだから。

以下, タイトルのみを表示します。

2008年05月19日

ソフトウェアやサービスはしばしば作り手の想像していなかった使い方をされる。

2008年05月14日

音声ですべて操作できる携帯電話が変える人生。

2008年05月12日

ウェブ業界はどこを向いているのか、は知らんのだけれど。

2008年05月08日

パンフレットをそのまま載せたようなコーポレートサイトに意味はあるか?

2008年05月05日

「世の中に向けてメールを1通書く」くらいの感覚で気軽にブログを書いてみたら?

2008年03月27日

写真の中の明治・大正 - 国立国会図書館所蔵写真から - 関西編。

2008年03月12日

受託のWeb制作屋もそれなりに考えてやるべきであって、やり方はいろいろあるよっていうお話。

2008年03月11日

音声ブラウザ向けのブログシステムを考えてみる、だけじゃなく作ってみる。

2008年03月09日

ベンチャーがなんだか俺にはよく分からんのだけれど。

2008年03月07日

スターシステムとかマッチョとかウィンプとか。

2008年02月22日

ウェブサイト制作の相場に意味ってあんのかね?

2008年02月17日

人が辞めることはそんなに悪いこと? (長文駄文)

2008年01月31日

Let's PHP!

2008年01月14日

RedHat9へのmod_fastcgiのインストールとか。

2008年01月08日

テレビ番組を作る人の品格。

2008年01月07日

2008年の目標3つ。

2008年01月03日

2008年。Web屋はスキルや資格をベースにモノゴトを考えることをやめよう。

2007年11月27日

ブログを更新できないのは、多分ブログのせいだ。

2007年11月23日

ニッポンIT業界希望論。

2007年11月06日

IT業界に就職するという言葉の違和感とか不人気を気にかける無意味さ加減とか。

2007年10月30日

そろそろSEOと有料リンク問題とか何やかんだについてひとこと...。

2007年10月23日

HTTPレスポンスヘッダとかステータスコードとかキャッシュとか。

2007年10月20日

MT4, MTOS, 告知, 雑多な話題。

2007年10月12日

スパマーにCGI叩かれたら負けかなと思っている(2)。

2007年10月09日

さらに検索!

2007年10月07日

mixiは自分たちのサービスを「公共のインフラ」であると言い切るくらいの信念を持ってサービスの向上に努めればいいんじゃないかな?

検索は男のロマン!?

2007年09月24日

イマドキノワカモノ、介護福祉、ウェブアクセシビリティ、同窓会の役割。

2007年09月21日

利用規約なんて飾りです。偉い人にはそれが分からんのです。

2007年09月10日

SNAPZ Pro Xでムービーキャプチャして遊ぶ!?

2007年09月06日

台風から逃げる。

どんなに技術があろうと出来る人であろうと駄目なものは駄目、って誰かが言わないと。

2007年09月04日

評論家になんてなるんじゃねぇぞ。

2007年09月01日

いくつかの告白とイベントの告知と飲みの誘いと求人情報と。

2007年08月31日

Googleが技術者を募集中らしいので。

2007年08月27日

本質を見よ、思考停止するな、頭使え、流されるな。

2007年08月20日

Googleはそろそろ広告についてもスパム対策を行ったらどうか?

2007年08月19日

違う、我々が欲しいのは電源が長持ちして熱くならない携帯電話だ!

2007年08月17日

40歳からのブログ(今からブログを初めてとりあえず月間3万程度のアクセスを稼ぐための10のポイント)。

2007年08月15日

コミュニティ2.0は叱ってくれる大人のいない世界。

2007年08月11日

SEO言うな!

2007年08月10日

Web制作はサッカー型で行こう。

2007年08月09日

マークアップエンジニアが次に取り組むべき5つのテーマ。

2007年08月08日

どんな風に書いたところで、あなたのように書けるのはあなただけ。

動的生成のメリット、静的生成と「ゴミ」。

Another HTML-lintとかマークアップエンジニアとか。

2007年08月03日

実は再構築にめちゃめちゃ本気な訳。

WordPressとMovable TypeとGoogleTrendsとOvertureと勝ちと負けと。

2007年07月31日

やっぱ LeftFields だよね。

2007年07月26日

携帯電話の未来 (もはや"電話"じゃないし!)。

2007年07月25日

Junnama.com。

2007年07月23日

MT4雑ネタあれこれ。

2007年07月21日

アクセシビリティはボランティアじゃないっ!

2007年07月19日

Web標準やWebアクセシビリティの分かりやすいビジネスメリットをうまく説明できるのは実はプログラマである。

たかだがWebじゃねぇか。

2007年07月18日

スパムサイトの増加はGoogleの自作自演か?

2007年07月15日

台風一過。

2007年07月14日

ユーザーコミュニティとの付き合い方とサービスリリースの在り方についての雑感。