2013年4月アーカイブ

今さらだけど、見た。僕はプロブロガーではないので、旬? を過ぎた頃にこうやって書くのである。

噛み合なさ加減に失望は...しなくて、正直噛み合ないのは目に見えていた。「暖簾に腕押し」ってのはまさにこういうことを言うのだろう。このイベントでお二人(三人?)が話している内容とは違うのだけど、一点だけすっきりしたことがある。それは、ブロガーの責任について、である。

最低限の「ブロガーの責任」は「読者の時間を奪うこと」に対する責任

僕は、好きなこと書いていいと思う。読んだ人が仮に自殺したとして、失業したとして、ブロガーが責任を負う必要はないとは思う。何が問題なのか? それは、読者に無駄な時間を使わせることだ。

ブログで「癌が100%直る」と言い切っても罪にはならない

ブログのタイトルは広告ではないので、規制があるわけではない。広告なら「癌が100%直る」とか口が裂けても言えないわけでしょう? ブログにはそれがない。言ったもん勝ちである。だから、そういうタイトルをつけてTwitterで拡散させて、読者を導くことができてしまう。イラっとくるのは、釣られて読んだ読者であり、時間を使って損をしたと感じることことが原因なのだ。浅いし、内容がないし、隙だらけだし(これはやまもといとろう氏も指摘していたが)、煽ってるし。

リンクは貼らないが(彼の思うつぼだからね)、イケダハヤト氏のサイトは月間50万PV程ある模様。直帰ユーザーもいるだろうが、滞在者が平均30秒を消費したとしたら、月間4000時間! が消費されていることになるよね。500人日、25人月...。これだけの時間を消費させて、その時間に対する価値を提供できないのだとしたら、これはもう日本の損失でGDPを下げているとも言えると思うのですな。これはもう日本政府がお金を彼に払って彼に黙ってもらった方がお国のためになるレベルではないかと。

アクセスを稼ぐために研究するのも構わないが、アクセスした後に満足を与えることができてナンボでしょ?

見出しの通りなんですけどね。「あなたが今すぐ○○すべきたった一つの理由」とかBuzzワード入りの煽りタイトルで、コンテンツの価値を超えてアクセスを集めても誰も幸せになれないし、世の中の損失だよ。それで稼いでるのはGoogleでAmazonでプロブロガーなんでしょ?

大事なことだからもう一度書く。「ブロガーの責任ってのは読者の時間を奪うことに対する責任ではないのか?」

嘘ついちゃいけないとか、人を騙しちゃいけないとかってのは、もう根本的なところで教えられる根っこの部分かと思うのですが、挨拶なんか必要ないとかいっちゃうあたり、噛み合ないのはしょうがないと思うのですけども。訪れてくれた読書を満足させるってのがブロガーの責任じゃないのかな? 何がプロだ。ブログに限らないけれど、過度なSEOにもそれと同じことが言えると思うんだよね。

※多分、「僕がイケダハヤト氏にイラッとくるたった一つの理由」というタイトルのほうがアクセスを稼げるのだと思う。でも、俺はやらん
※トイレに閉じ込められた彼女と飲みに行きたいと思ったww

Facebookにポストしたんだけどね。ずれまくってるなって思うってか、疲れてるのに釣られてる俺がしんどい。

Web系の人の中小企業に対する一番の誤解は「予算は数十万〜せいぜい数百万の下のほうがやっと」とか思ってて実際にそう言っちゃうこと。中小企業舐めちゃいけない。 例えばサービス業で10名の中小企業なら「最低でも」年商1億円くらいはあって、税引き前経常10%として利益が1千万円です(普通のレベルで)。だからベンツ乗ってるんですって(俺は乗ってないけどなw)。で、利益の4割は税金にとられるんだから、数百万くらい使えますって。

予算消化ってのは無駄な金使うんじゃなくて、将来効果の見込める投資は年度内に使って多少利益を圧縮してでも将来の利益へ投資するということ。

利益出てる会社であれば、従業員数 × 0.3百万円くらいは出るよ(従業員10名なら300万円、20名なら600万円くらい)。 仮に10名規模の会社から数十万の予算しか提示されないってことは、必要と思われていないってことです(それか、赤字企業)。

もし僕が中小企業をターゲットにWeb受託のビジネスをするとしたら(今はやってないし、やる予定ないけど)

  1. 集客にはソーシャルと社長ブログ活用
  2. 必要ならECはモールを使う(もしくは予算次第でPowerCMS突っ込んでサクッと作っちゃう<=これは、ウチだからだけど)
  3. コーポレートサイトは集客というより従業員のリクルーティング目的と位置づける(人材予算と考えてもらう)
  4. 従業員のコミュニケーションや業務改善へのWebサービスやツールの提案(CRM、イントラソーシャル、グループウェア、チケット管理等)(業務改善予算から出してもらう)

業種業態によるけど、むしろ(4)に力を入れると思う。(3)中心でしかもカタログサイトみたいな提案しかでけへんから予算とれへん。人材と業務改善には予算使うよ。みんな困ってんだから。

問い合わせ管理とかアナログ対応(CRM使えば?)、社内コミュニケーションはメールオンリー(Xtalkいいよ)、お客様サポートは電話とメール(ZendeskとかBacklogはどう?)とか、色々あるんだけどね。PowerCMSでも作れる。

さすがにGithubとかはないだろうけどDropBoxはあるだろうし。見積り請求書サービスなんかも有用じゃないかな。

商品開発が課題であれば、商品開発のプロセスに使えるサービスとか(オンラインアンケートとかネットマーケティングサービスとか)、商品開発にチケット管理システム入れてみるとかそういう提案だってできると思うんです。必要なのは「中小企業のWeb活用」なので。それを「ウェブサイトリニューアルのご提案」とかやるからズレるというか、予算が出ないんですわ。

顧客は多分DropBoxもBacklogも知らない

課題はむしろそこにあって、製品開発にチケット管理導入しようとか、Xtalk入れて営業と開発の橋渡ししようよか、そういうとことにこそ価値があってさ、そこに数百万なら払うのですよ。少なくとも俺はね。

さて、何を提案してくれますか?

このエントリの通りだとすると、ウチの会社は15名程だから400〜500万円くらいの予算なら乗るよ、という前提です。ここでアルファサードの「ウェブサイトリニューアルのご提案」持って来られたら、却下するけど。課題はある、お金だって用意する、Web活用は何もサイトリニューアルである必要ないじゃん。

追記。投資じゃなくて「経費」ですわ

"サイト開設と運用は投資であると考えるべし"ってあるけど、中小企業経営者が投資なんかそうそうしないです。捻出しやすいのは償却できる「経費」です。Webサービスなら短期前払金で年払い、利益が出た時に節税につながる「経費」を狙いなさいな。

もひとつ追記。

比較もしないで1社に発注しない

一番いいのは、ここぞと狙いを付けたところ数社に「提案書」を出してもらって比較することです。

「予算は数十万〜せいぜい数百万の下のほうがやっと」なのに数社に提案書もらうの? ディレクターとデザイナーがオリエンからクライアント調査、提案書作成するのに一週間動いたら50万円? じゃー1日2日のやっつけで"こちらのビジネスモデルや事業をよく理解し、こう改善したらこういう効果が出るということを考え"て、くれるのでしょうか? 複数社比較するのはいいけど(但し、声かける時にちゃんと断っておくべき。マナーとして。)、面談一回で判断つけましょうな。人(会社)を見る目なかったら会社経営うまくやれないと思うし(もちろん中小企業のこの手のプロジェクトの業者判定は社長がやるべきです)。一社指名だから販管費少し安くしてくらいは言って良いと思う。だって提案書出して失注したら、そのコスト他のお客さんが負担するんですよ。おかしくないです?

提案頼むのは1社です。そのかわり、会社、担当者をプレゼンテーションしてもらえばいいのです。

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