2009年5月アーカイブ

6月15日(月)にセミナー「Power CMS for MT+αでここまで出来る。最強ウェブCMSの超カスタマイズテクニック」というのをやります(Six Apart様との共催)。

おかげさまでPower CMS for MTは今月100サイト! で導入いただきました。リリースした当初は正直どのくらい導入いただけるのか想像できていなかったのですが、採用いただいた皆様に深く感謝です。

さて、サミナーの件ですが、今回は比較的大規模なサイトやサービスでの事例をユーザー企業様2社(現在まだ公表できないのですが正式決定次第再度告知します)にお話いただく他、ウチの会社からは製品の概要+「MTのCMSカスタマイズ事例、MTのライブラリを活用したやウェブアプリの構築事例」を紹介します。

さすがに具体的なコードの書き方を紹介するわけではありませんが、多分多くの方が知らない「え、こんなことまで出来るの?」をご紹介することをメインにします。さすがにこのブログの読者の方やいくつかのセミナーで私が紹介した事例をご覧いただいている方にはおなじみかもしれませんが...

制作者目線では過去のイベント等で下記のような紹介をしました。今回は具体的なビジネスの現場でどんな風に活用しているか、という目線で話します。

* 下記のリンクは新しいウィンドウを開きます

最近僕がムキになって書いているこれ(MTベースのtumblr.風マイクロブログ。)とかもひとつの事例なんですが、ウェブアプリで「こんなもの作りたい」って時にすごくスピーディーに構築できるしくみがMTには用意されていて、慣れると本当にツクルの楽なのです。

で、これをビジネスの現場でどんな風に活用しているかの例をできるだけ具体的に紹介したいと考えています。

むしろ、MT脳、CMS脳だけじゃなくって、DBと連動したウェブアプリとか、やりたいことは色々あるんだけどどうやって(どんなしくみで、誰に頼んだらいいのか、あとできるだけ早く安く)作ればいいんだろう? と思っていらっしゃる企業の方、ウェブご担当者、また社内コミュニケーションなんかに活用できないかと思っていらっしゃる経営層の方にもぜひご参加いただきたいと思います。

参加のお申し込みは下記のページから。参加は無料です。

WEDGE表紙

「不況でもモテモテの外国人労働者」だそうである。

さて、ウェブアクセシビリティが大切ってのがウェブ制作の現場(ビジネスの現場)で理解されにくいという話は以前からあって、JIS X 8341-3が誕生して知識としての理解度は深まったり普及したりしたものの、昨今の不況のあおりでまたそういう話が出て来ているらしい。

予算がつかない。わかりやすいビジネスメリットが無いという話。

ここに書いた話では、結局はHTMLというソースの再利用の話で、厳密にはイコール アクセシビリティの話ではない。

SEOの話もそう。検索順が云々ってのは所詮SEOの話であって、やはりイコール アクセシビリティの話ではない。

ところが、少しばかり状況が変わって来た(ように思う)。

本質的に一つのソースを様々なデバイスで利用可能にしたり、再利用可能なコンテンツ、という本来の「アクセシビリティ」の話である。SEOなんかの話ではなく。

  • 自動翻訳の質が上がってくることで、アクセシブルなウェブコンテンツは機械的に翻訳されやすくなる
  • アクセシブルなウェブコンテンツは、読み上げやルビによって日本語の語学力の低い人の助けになる*

例えば「漢字を読むのが難しい」日本語を学習中の外国人にとっては、翻訳出来るだけでなく、音声で読み上げたり、自動的にルビが振れることが理解を助ける役に立つだろう。

以前にも少し書いたことがあるのだけれど(時々ではあるけれど)、以前公開したPDFをテキスト化したり、コンテンツにルビを振れるサービスについていろんな人から感想やお礼のメールをもらうことがある。意外と「ルビ」が喜ばれているのだ。日本へ留学している留学生の人なんかに。

そしてiPhoneとか、今ここでMacBookを使ってネットにアクセスしている環境(@N700系、通信速度は速くない)とか。

障碍者や高齢者だけでなく、健常者にも、携帯電話ユーザーにも「iPhoneユーザーにも」「外国人にも」「子供にも」「プアなネット接続環境でアクセスしているユーザーにも」理解してもらいやすいコンテンツ。これをビジネスメリットといわずして何というのだろう。

もちろん、これは外国人労働者が日本で働きやすくなることで社会がどうなる、という話ではなく、単純に「より多くの人にリーチできるウェブコンテンツ」にはビジネスメリットがないと言えるのか? そこに価値はないのか?という話です。

インターネットが普及した社会、グローバル化する社会。情報は国境だけでなく言語やデバイスの壁を越えて人に届けられていく。

さて、それでもサイトのアクセシビリティは後回しですか?

tumblrのダッシュボード

↑これはtumblr.のダッシュボードね。間違いないよう一応。

次は tumblr. だ(デザインとか全然なんだけど...)。

まだ開発途中だし実装したのは画像と引用(ブックマークレット)くらいだが、ケータイからはTwitter、ブラウザからはtumblr. ってコンセプトが面白いんじゃないかと思って。

tumblr.に関しては僕は「とりあえずアカウント作って一通り俯瞰してみた」だけだけど、確かにこれは簡単でわかりやすい。MTのMotionとかもこういう「Text,Photo,Quote,Link,Audio,Video...」なんかを簡単・直感的にどんどんアップ出来て共有できて...というようなコンセプトなんだろうけど、まだまだあの「ダッシュボード」からして「簡単」とはいえない。ツールの性質ってもんがあるからそれはそれで良いわけですが。

もちろん、バグを潰したり実装新たにしたり(自分の発言削除できるようにしたり...フォローはまだだけど)、とりあえず一番大きいのは「Quote」の機能。ブックマークレットでシェアしたいページから一発で登録できるようなインターフェイスを付けた(引用テキストのクリップボード周りはやってないけど)。

デザインとかCSSとかが全然ないのでアレだけど。

追加・修正した項目の一覧は以下

  • URLリンク化の正規表現がおかしかったので修正
  • 画像については携帯はメールから、ブラウザなら添付ファイルで上げられるように
  • 「引用」機能。mt_entry_cite(URL)、mt_entry_quote(引用文)をテーブルに追加した(タグも作った)
  • 「自分アーカイブ」から発言を削除できるようにした
  • PCから「設定」選択でMTの管理画面に飛ばす、そこでブックマークレットを登録できるように
  • 携帯メールでの投稿で、ユーザーを特定する手段を変更した(AUのみ。メールアドレスに+が使えないことがわかったので

ブックマークレット ブックマークレットで共有

今、社内で実験的に使っています。アーカイブテンプレート全削除したので、全くクローズドな環境だけど、何となく可能性を感じるツールになりつつある気がします。

未完成なものだけどこうやってソースを晒していることにさほど意味が有るとも思えないんだけど(あ、間もなく品川に着くのでソースは明日公開します)、MTベースでWebアプリを開発するには参考になると思います。

もうちょっとあれこれ感じつつあること、今後考えていること等ありますが、またそのうち。

設置方法:

plugins/MovaMotionを設置、mtディレクトリ直下にmova-motion.cgi設置して実行パーミッション与えてmova-motion.cgiにアクセスします。

ライセンス:

  • GPL v2

ダウンロード:

連続モノになってきた...

写真付きメール投稿に対応

画像の表示

やっぱり携帯からメールで写真とか送れなきゃやだ(ってかつまんないよな)ということで、メール投稿できるようにしました。メール投稿については以前に書いたものの焼き直しですが、設定が難しいとか動かん、とか色々指摘いただいていることもあって設定をより簡単にしました(~を含むファイル名問題にも対処済み)。

設定が簡単とはいえMIME::Parserが必要です。Perlモジュールのインストールさえできれば設定はより簡単になりました。


プラグイン設定

設定はブログ毎に行います。投稿専用のメールアドレスを1つ用意して「ブログ→プラグイン→MovaMotionの設定」で以下の情報を登録します(括弧内はデフォルト値)。

  • 投稿先メールアドレス
  • メールサーバー
  • アカウント
  • パスワード
  • プロトコル(pop3)
  • 添付ファイル保存先(<サイトパス>/files)
  • サムネイル幅(480)
  • 画像のマークアップ(<p class="image">,</p> - カンマで区切る)

ユーザー設定

続いて、ユーザーの設定画面で以下の情報を登録します。

  • 携帯メール(メール投稿のFromになるアドレス)
  • 秘密のフレーズ*

* ユーザーを識別するもので、何でも構いません(覚える必要もありません)。例えば送信先がfoobar@example.comだった場合、foobar+phrase@example.comがユーザーの投稿アドレスになります。Fromとこのフレーズによってユーザーを識別しますので、他人にバラさなければOK(あんまり長いと携帯によっては送信できないことがあります)。


メール投稿

メール投稿は「写真」クリックしてこの画面から行えます。mova-motion.cgiを設置しなくてもメール投稿は行えますが、メール送信後この画面の「すぐに反映」をクリックすることで送信したメール付きエントリーを即時に反映することができます(明示的にここから反映しなかった場合、run-periodic-tasks実行時に反映されます)。

投稿されたメールのタイトルがエントリーの「タイトル(entry_title)」、本文は「本文(entry_text)」、添付ファイルは指定したサイズのサムネイル(オリジナルへのリンク付きサムネイル)」のタグが(プラグイン設定で指定した「画像のマークアップ」を適用した上で)「追記(entry_text_more)」に登録されます。


設置方法:

plugins/MovaMotionを設置、mtディレクトリ直下にmova-motion.cgi設置して実行パーミッション与えてmova-motion.cgiにアクセスします。

ライセンス:

  • GPL v2

ダウンロード:

関連エントリー(続き)があります。

「携帯電話から使うMTベースのTwitter風マイクロブログ」の続きです。色々と拡張したので、少しカスタマイズ方法など紹介したいと思います。

携帯での表示

まず、PCとモバイルの両アクセスに対応するためにPCからのアクセスではCookieを使い、モバイルの場合はセッションIDを引っ張る仕様に変更しました。

その他少しテンプレートを修正した他(UserPicを表示させたりした)、UserAgent別の表示に対応するためにいくつかテンプレートタグを追加しました。

ということで、携帯(キャリア)/PC/iPhone等でテンプレートを切り替えることができます! (やってないけど)

また、裏? 機能として、ポストする際に(input name=またはtextarea name=)text,text_more,excerpt,keywordsを一緒に渡すとエントリーの本文,追記,概要,キーワードに保存されるようにしています。

テンプレート:

plugins/MovaMotion/tmpl/login.tmpl
ログイン画面のテンプレート。PCからのアクセスの場合はMTのログイン画面テンプレートが使われます。
plugins/MovaMotion/tmpl/redirect.tmpl
リダイレクタ(他のサイトへ移動するときのクッションページ)のテンプレート。
plugins/MovaMotion/tmpl/view.tmpl
その他の画面すべてで使われるテンプレート。基本的にMTEntryブロックタグのループなので、MTタグでカスタマイズできます。

ブロックタグ:

<MTMovaMotionBlogCtx>
blog_idパラメタで渡されたIDのブログのコンテクストをセットします。
<MTIfUserAgentIsiPhone>
iPhone/iPod touchからのアクセス時に真を返します。
<MTIfUserAgentIsDoCoMo>
DoCoMoからのアクセス時に真を返します。
<MTIfUserAgentIsSoftBank>
SoftBankからのアクセス時に真を返します。
<MTIfUserAgentIsAU>
AUからのアクセス時に真を返します。
<MTIfUserAgentIsMobile>
上記いずれからのアクセス時に真を返します。つまり、この中でのMTElseがPCからのアクセスということになります。

ファンクションタグ:

<$MTUserAgent$>
$app->get_header( 'User-Agent' )をそのまま返します(表示させる時にはescapeしてください)。
<$MTAccesskeyChar$>
num=n(0から9の数字)属性を付けると四角付き数字(絵文字)を出力します。

タグ属性:

url2link
URLをリンクにします。携帯端末の場合、リンクテキストをURLの先頭(35文字)にして、リダイレクタへのリンクに変換します。
reply2author
@から始まるユーザー名をユーザー別アーカイブへのリンクに変換します。

設置方法:

plugins/MovaMotionを設置、mtディレクトリ直下にmova-motion.cgi設置して実行パーミッション与えてmova-motion.cgiにアクセスします。

ライセンス:

  • GPL v2

ダウンロード:

命題とか対偶とか。

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エンゼルバンク(ドラゴン桜外伝)週間モーニング@N700系で大阪向かう道中にて。

この問題を簡単に解ければあなたには経営者として成功する資質が備わっています。

と桜木が問うたところで待て! 次号となった。

問題!

そう言われればやってみなくてはなるまい!

  • カードの片面に数字、もう片面にローマ字が書いてある
  • カードの片面にローマ字の母音が書いてあれば、その裏面の数字は偶数である

上記のルールが成立するかどうかを確かめるには、最小限どのカードをめくらないといけないか?

  • A→裏が偶数(真) or 裏が奇数(偽)
  • K→どちらでも(真=偽ではない)
  • 4→どちらでも(真=偽ではない)
  • 5→裏が母音(偽) or 裏が子音(真)

ということで「A」と「5」をめくる(あってますか!?)。

ついでにどっちを先にめくるかを考えてみよう。

  • A→偶数=真 (50%) or 奇数=偽 (50%)
  • 5→子音=真 (約80%) or 母音=偽 (約20%)

ということで確率論を考えたら「A」→「5」の順番でめくる(僕ならば!)。

※間違うと世界にバカを晒すことになるなぁ...正解は来週木曜日の「週間モーニング」を待て!

紙が電子媒体に置き換わるってのは、流れとしては確かにそうなんだろうと思う。社内吊りの広告を見ていてそう思った。交通広告の一部は既に置き換わっているわけで。

社内吊りモニター

こういうのを論じると根がギークかスーツかってのがにじみ出て来て面白い。

単に技術論や使い勝手論だけで論じても仕方がないのだと思う。無くなるかどうかは最後は「金」で決まるのだから。

Danさんのエントリには所有コストの話がある。

その欠点とは、不動産コスト。紙はかさばるのだ。

所有コストもそうだけど流通コストこそバカにならないと思う。ネットで買ったって送料はなくならない。

さて、本一冊の値段ってどのように構成されているのか?

原稿料(印税)、編集コスト、出版社の運営コスト、印刷・製本コスト、原材料費、流通コスト、保管コスト(不動産コスト)、書店のマージンetc...(雑誌だったら広告とかも絡んでくる)

電子媒体がインターネット経由で流通すれば、流通コスト、保管コスト、書店のマージン等はどんどん下がって行く。流通コスト等は限りなくゼロになる。

では、これらのコストをなくすのは電子媒体なのか?

実は、これらのコストの問題の多くは「スモールライト」「どこでもドア」が発明されれば一気にクリアされる。

冗談みたいな話だけど、ないって言い切れるだろうか? 明日人間が何を生み出すかなんてわかったもんじゃない。

例えば、「製本プリンタ」ってのが一家に一台普及して、専用の紙をセットしてデータを放り込めば本がサクッと出来てしまう、ってのも流通コストをなくすひとつの方法だろう。これならグッと現実的じゃなかろうか。

個人的には、ハードにデータをセットしてそれが紙の本の代わりになった時に、例えば子供が漫画を買ってそれを貸し借りする、みたいなことが簡単に出来るようにならないと現行の紙の本の代わりになれないような気がする。古本屋に売るとか古本屋で買うとかいうことも。電子データならどのように行うか。

ここらへんのしくみや法律も絡んだ話が片付くのと、電子書籍の技術革新が起こるのと、スモールライトとどこでもドアが発明されるのと、何が早くて低コスト化を図れるのか? ドラえもんに聞いてみればわかるんだろう。

感覚的には、紙の本に慣れきった世代が生きてるあいだは残っていくんだろうと思っている。根拠は別にないけれど。

5月23日追記:さらに改良しました。続編はこちら。

さらに続きがあります。

WebSig24/7 MT分科会(MovaMotion?)。 の時に2時間くらいでつくったものですが、何となく昨日今日と少しずつ触って何となく形にしました。結局MotionとかActionStreamとは直接関係のないものになりましたが名前はそのまま(MovaMotion)です。

制作期間5-6時間くらい。MTベースの(携帯)アプリの簡単なベースになるのではないかな?

これは何?

要するに「携帯電話から使うMTベースのTwitter風マイクロブログ」です。携帯でログインでき、複数ユーザーでのチャットのようなことが出来ます。

発言はmt_entryのタイトルとしてひたすら保存されます(保存時にエントリーとインデックスの再構築も行います)。「リプライ」の実体はMTの「タグ」です。ユーザーJunnamaへリプライすると(@ユーザー名とすると)そのエントリーに「junnama(小文字)」というタグを付けて保存します。

非常にシンプルな仕組みで、テンプレートは2つだけ(plugins/MovaMotion/tmpl直下の login.tmplとview.tmplだけ)。基本的にすべてMTタグで書かれているのでカスタマイズも簡単かと思います(誰か格好の良いテンプレートとCSS作ってください!)。

フォローやブロックの仕組みがないのとShift_JISへの変換とかは行っていないので(絵文字にも対応していませんし)あくまでも簡易なものですが、小規模なグループでの情報共有とかには使えるんじゃないかと思います(僕のように外出がちだったりすると重宝するかも)。

制限事項:ユーザー名は半角英数字のみに対応しています(リプライのところ)。

残りタスク

一応メモ。短縮URLを貼れるようにしようかと思います。そのままリンクだとセッション流出するのでリダイレクタかましてのリンクになると思いますが。

5月20日追記 : 短縮URLではないですが、URLを貼付けるとリンクにするようにしました。

スクリーンショット

以下、ブラウザでの見え方になりますが一応画面のキャプチャを貼っておきます。

ログイン画面

ログイン画面。機種IDを登録している場合「クイックログイン」でログイン可能。プルダウン(select)メニューではブログが選択できます。


ログイン後(トップ)

ログイン後のトップページ。「Motion」はブログの名前で、クリックでトップへ(accesskey=0)。

  • 「設定」=クイックログインの設定画面へ
  • 「ログアウト」=ログアウト(セッションの有効期限はMTのUserSessionTimeoutに従う)
  • ログアウトの右の「@junnama」となっているのは、自分へのリプライの一覧を表示
  • 文中の「@junnama」はその人のユーザーアーカイブを表示
  • [Re]でその発言へのリプライ

リプライ画面

[Re]をクリックしたときの画面(ユーザーが全部junnamaだからややこしいけど)。Twitterと同じく@+ユーザー名でその人へのリプライとなる。複数ユーザーへのリプライも可能。


設定画面

[設定]をクリックした時の画面。[機器IDの登録]で、携帯IDを登録します。


追記

自動リンク

URLを貼付けたところ。


リダイレクタ

URLをクリック。そのまま移動またはGoogle Mobile Gatewayを経由して移動ができます。


設置方法:

plugins/MovaMotionを設置、mtディレクトリ直下にmova-motion.cgi設置して実行パーミッション与えてmova-motion.cgiにアクセスします。

ライセンス:

  • GPL v2

ダウンロード:

CHEEBOWさんこと関根元和さん入魂の一冊。実はWebSig24/7 MT分科会のジャンケンで当ててしまいました(空気読めなくてごめんなさい)。

ひとことで言うと、

サイト構築等を仕事でやっていてMTでサイト構築する人は一冊買っておきなさい!

ということになります。

いや、いい時代(謎)になったもので、僕がプラグインを書きはじめた頃は書籍はおろかWebにも情報(特に日本語の)がほとんどなくて唯一Movable Type オブジェクト・リファレンスを見ながら試行錯誤していました。最近でこそ情報が出回り出したけど、これだけまとまった日本語での情報はこれまでありませんでした。

プラグインの構造からMTオブジェクトの扱い方、ダイナミックパブリッシングまでサポートしてます。

良くある勘違いとして、MTの各データはDBに保存されてる→PHP+MySQLならさわれるから、直接DBから呼び出してデータを組み立てたりすればオレにも拡張できるもんね! というPHPerのWeb屋さんがいます。いや、PHPでもいいんですが、MTにはダイナミックパブリッシングという仕組みがあり、PHPのAPIも用意されてます。Perl APIとは違って主に利用用途に限られますが、動的なサイト構築であればPHPからMTのAPIを経由してDBのデータを利用することでかなり自由な開発が可能です。

この本ではPerl APIを学んでからPHP章を読んだ方がわかりやすい作りになっていますが、ダイナミックパブリッシングの章だけで25P割かれていますので、Web構築でMTと付き合う人はこの部分だけでも見ておくと良いと思います。


と、いいことばっかり書いたのですが(!?)以下、感想。

まず、冒頭のエディタのところですが、僕はTextWrangler派です。

ローカル環境のところでXAMPPがあってMAMPがないのはやっぱり人口の問題かな? Web系のMac比率結構高いように思うんだけど。

内容については、これ「入門」とありますが、一応MT脳? というか少なくともテンプレートを自分で組んだことのない人には理解出来ないところ多いと思います。文章の中で特にPerlに慣れていない人向けに“気を配った(?)”表現が出てくるのですが、やっぱりそこで「?」となる人が出てくるかもしれません。

ちなみに、Web屋さん向けコードだったら(PHP人口が多いので)。

  • 「最後に評価された値が返る」ってのを直感的に理解してくれない時があるので常に「return $hoge;」とする
  • 「$hogehoge || return $fuga;」ではなく「unless ( $hogehoge ) { return $fuga }」のように書く(もっと気を遣うときは if ( $hogehoge eq '' ) { } else { return $fuga } )とか書く

とかすると何となく理解してくれやすい(気がします)。

あと、僕のようなノンプログラマがハマリがちなのが以下のようなコードで、

my $entry = MT::Entry->new;
$entry->title( 'Hello' );
$entry->text( 'Hello World!' );
$entry->save;

って実際にやると保存できなくて(author_id,blog_idとstatusがnot nullなので)泣きたくなってあきらめちゃう、みたいなことがあると思うので(かといって項目が多いと難しそうになるし、このあたりは難しいところですけど)、サンプルコードは絶対動くヤツがいいと思います!

あ、最後のページ(288P)で僕のエントリー紹介してくれてますね。ありがとうございます!

とにかく、

サイト構築等を仕事でやっていてMTでサイト構築する人は一冊買っておきましょう!

俺42歳。

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そもそも書き手の年齢がわかるBlogってどれだけあるんだろう?

年齢を文章やタイトルに含める必要もないので実体はわからないですよ(みんなが自分-年齢を晒してるわけじゃないし)。そもそもインターネット上で何かを発信することだけが表現じゃない。

といいつつ、ちょっとだけ考えてみた。

居場所とかライフスタイルって何らかの圧力やきっかけがないと変わらない。

要するにLPレコードがなくなればCDを買うけれど、本屋がなくならなければ紙の本を買い続けるだろうってこと。

20代〜30代くらいでライフスタイルとか自分の居場所ってある程度出来あがってしまうだろう。40代前半の自分にとってはインターネットとかWindows95(Windowsユーザーになったことは一度もないけど)って20代後半(ぎりぎり30前)で、僕は“滑り込んだ”クチだけど大多数はそうではない(滑り込んだとは言ってもITやWebの業界で生きて来たわけでもなく、誰も僕のオンラインでの30代の頃なんて知らないだろう)。

さらに、ブログが生まれた時期には既に30代後半でぎりぎり40前。さてブログでも書こうか、って人は間違いなく小数派だと思う(20代や30代でも小数派だとは思うが)。

ライフスタイルや居場所から移動しないってことは逆に後何年か経つとBlogで発信する人よりSNSや携帯コミュニティから抜け出さない若い人たちが増えるんだと思う。

あと、失うものがあるとかないとかは表現する/しないとはあまり関係ないけれど、自分を晒すかどうかについては関係あるだろう。

とはいえ、別に声高に「俺40代」って主張する必要もないわけで、表現している人はたくさんいると思いますよ。

と、ここまで書いて気がついたのだけど、結局とんがっていたり目に飛び込んで来たり心に突き刺さるものを書いている人は (一部の自分晒し組を除いて) 40代とか50代に見えないって、ただそれだけのことじゃないの?

会場写真

携帯画面

ウェブ画面

WebSig24/7 MT分科会に参加しました(正確には参加中)。MotionとかActionStreamとか使ったの初めて。最近ついていってないわ〜ということでちょっとお勉強。

前半はSixApartの金子さんのお話。これからのMTのお話も聞けました。

後半はワークショップ。小野崎さんのテーブルでActionStreamプラグインを...という予定だったのですが、何かつくりたいテーマが見つからなかったのでMovaMotionってのを作ってみた。

ひとりTwitter風というか、単にポストしたものをエントリーのタイトルにして保存していくだけ。それだけです。キモは携帯でのログイン。Cookieが使えない端末のログイン用にmt_sessionテーブルにsession_idを保存してgetパラメタで引っぱる。

まぁこれだけでは使い物にはならんでしょうが、携帯用MTアプリのひな形として使えるんじゃないかなぁ、ということで「サンプルコード」ということで上げておきます。

plugins/MovaMotionを設置、mtディレクトリ直下にmova-motion.cgi設置して実行パーミッション与えてmova-motion.cgiにアクセスします。

ページ送りなし、ログアウト機能なしw、実用的なものにするには色々手を入れないといけないんでしょうけど、まぁ1〜2時間あればこのくらいのものが出来るあたりがMTってもんです。

5月18日追記:ページ送り、ログアウト、クイックログイン、ブログ選択に対応させて再アップしました。

5月19日追記:リプライ機能実装して再アップしました。


あぁ、なんか腑に落ちた。ようやく分かった気がする。

僕がこの本を読んでピンと来なかったこととか、あのイベントで実感が湧かなかった理由。要するにそれが「東京」「広告」「メディア」の話だからなんだ。

確かに、東京×メディア×広告でみると「広告をクリックさせるためだけにPVを集めるメディア」と、CMの最後に流れる「続きはWebで」の受け皿の世界。

メディアはとにかく数を稼げばいいわけだから、質より量の世界だろう。ここ数日某SNSのニュースが半端なくネタ連発で僕も思わずツッコミ入れまくっちゃったけど、あれは「釣り」なわけです。「こんなのあり得んじゃねーか」って日記に書かせて「そーだよねー」って仲間内で盛り上がることがPVを押し上げる。PVの増加はメディアの媒体資料に反映されるし広告クリックによる収益も増える(僕はそれで良いと思う)。

ただしここでは「ニュースの質」も「視聴者の質」もどーでも良い。

SNSでなくともニュースメディアにしても同じ。だからテレビネタが数を稼げるということになる。運営側はちゃんと狙ってるわけです。例えばSNSの日記だったら、日記を選択する担当者は「このニュースを含む日記」が多ければ多いほど評価され(想像だけどね)、ニュースメディアでも引用されたりコメントがたくさんつく記事が評価される(PVに比例するし)。さらにそれが「Yahoo! ニュース」にでも掲載されれば言うことなし。

「ウェブはバカと暇人のもの」ってのは、そういう仮説(仮説と言えども実際の収益やメシの種に密接に結びついた仮説)に基づいてニュースメディアの運営サイドの中の人が書いた真実というわけです(良く読めばここでの発言とか一貫してるよな)。

こう考えると僕には異論は全くない。そうして作られた数字をベースにした媒体資料やプレス発表とかの数字を根拠に「やっぱり今の時代、続きはWebですよ!」という企画を立てて予算をつけてWebプロモーションやWebブランディングに持っていこうとする世界は衰退していってもやむを得ないと思う。

このイベント はもちろんリーマンショック以前の話なわけですが、この時期に「東京」「広告」「メディア」でみたWebが「衰退」してみえてるってのが面白い。

結局のところ、東京でもなくメディアでもなく広告でもないWebの業界人としては、全然ピンとこないわけです。これはむしろ「衰退」ではなく「是正」ではないのか?

「どうやって予算をひっぱるか」みたいな話で考えると、無理にひっぱらないと付かない予算でしか成立しないものだったら、それはむしろ是正されていっていい。

これからは「本質」「価値」「価値に見合ったコスト」の時代であるべきだと思うし、その中でいかにして適切な対価をいただける良い仕事ができるかどうか。それが今の時代のWeb業界の中の人に必要なことなんだと思う。

ちょっと前の話題になりますが。

先月末にカラースターがリリースされて、特別なものを貰って嬉しいという気持ちを触発させるのに、とても良いサービスだなと思ったのですが、ひとつ大きな問題があります。

色弱の人には、色の違いが分からなくて、嬉しさや楽しさが分からない(伝わらない)場合があるという事です。

シミュレータを使った見え方がこちらで紹介されています。

「色だけで表現しちゃいけない」ってのはカラーユニバーサルデザインの基本だと思いますが、こういうときこそ使って欲しいのがこれです(Mac専用ですが)。

ColorQuestのキャプチャ

こんな感じでマウスポインタのある位置の色を表示します。

Windowsだとこちらが使えると思います。

カラーユニバーサルデザインについては埼玉県の資料がよくまとまっていると思います。Webに限らずグラフィックデザインの人にも是非一度みて欲しいと思う。

じつはこのソフトちょっと思うところあってアップデートしたいところがあるんですが久しぶりに当時のコードを見たらなんつーか分かんなかった。もう5年前だしREALbasic全然使ってないしw。実は先日英語でメール貰ってちょっと焦った。

Junnama,

I just downloaded your Color Quest application for the max and think it's wonderful. I am working on something similar on Unix. Can you please share with me the algorithm you use to translate the RGB values into a color name?

かなり怪しい英語で返事したけど、まぁコード貼付けといたから何とか通じたようだ(本当かな?)。

Junnama,

This is brilliant. Thank you so much!

Is Your Great Idea A Real Business? ということで原文はforbes.comの記事。

紹介されているストーリーはありふれたものだ。

Moodley氏の発想はすばらしかったがタイミングが最悪だった。サイトの立ち上げに向けて2500ドルを投資し、サイトの試作に何百時間も費やした。およそ4カ月が過ぎたころ、米検索エンジン最大手グーグルがGoogle Financeという独自の金融サイトを立ち上げたと知ったとき、Moodley氏は青ざめた。「グーグルのサイトは、自分が考えたものにそっくりだった。

あーありがちー(やや棒読み)。

『小事業主を目指すなら「事業の独創性を過大評価してはならない」』とあるけれどまさにその通りで、アイデアなんて他の誰かにも思いつく程度のもの程度に考えておくのがいい。それが上手くいくかどうかってのは、

  • 実行すること(もちろんやらなきゃ始まらない)
  • “うまく”やること
  • 運に恵まれること
  • タイミングが良いこと

半分以上は不確定要素だろうよ。そこになけなしのお金と莫大な労力をかけるってのは僕には出来ないな。でも「お金と莫大な労力」をかけなくてスタートすることは出来なかったんだろうか? ってことは考えておいた方が良いと思う。あとでグタグタ言うくらいだったら何かやった方が良い。でもやると決めたらさっさと手を動かすことだ。

というわけで、アイデアに酔って壮大なことを今考えている人は記事を読んで頭を冷やそう。ただ記事の結論だけがちょっともったいないことしてる...

結論:思いついた“飯の種”にすべてを(そして、それ以上を)注ぐ意志が固まっていないなら、いくら優れたアイデアであっても無意味なのだ。

むしろ逆じゃないだろうか? すべてを注ぎ込まずに素早く立ち上げる。コストをかけずにスピード重視。駄目ならすぐに次へ。

一方、記事のサブタイトルはイケてます。

ひらめきを、電気代が払えるくらい価値あるビジネスにしよう。

電気代が払える程度のビジネスにGoogleは参入して来ないだろう(とはいえGoogleの電気代が払える規模だったら別だけどね)。

人材募集してます。近々募集広告とかも作るつもりなんですが、考えながらメモ?がてらに。広告に書きにくいこととか広告じゃ伝えにくいこともあるので。

尚、今回は当社の社員に限るつもりはなくて新しく会社を作ることも視野に入れています。これについては後で書きます。

ウチの会社のことを知らない人も多いと思うので(とはいえ、知らない人は中々...とも思いますが)、少し自社のことをご紹介します。

事業領域について

ウチの会社はひとことで言えば「Webサイトの制作会社(受託)」ということになります。とはいえ、受託型のWeb制作会社って星の数程(若干大げさですが)ありますので特徴とか現状を少し。

まず何をウリにしているか(何に力を入れているか)?について。 以下の3点に力を入れています。

  • ウェブアクセシビリティ
  • CMS
  • モバイル

まずウェブアクセシビリティについて。ウチの会社は「制作」が主業務なので、直接アクセシビリティに関することが「主たる」ビジネスになっているわけではありません。「主たる」と書いたのは、もちろんウェブアクセシビリティがメインのテーマになっているプロジェクトが仕事になることもあります。検証・評価、改善提案、実装、あるいはガイドライン作成等。

取り組み方、スタンスは実装における技術や支援技術の開発などを含めて「手を動かす」タイプです。つまりコンサル的仕事ではなく、実際に何かを作って形にするというスタイルです。

直接の仕事に繋がっていないものもありますが、成果の例についてはLabsのページで紹介しています。

また、ウェブアクセシビリティに関する研究会や執筆活動なども行っています。

続いて、CMS。2007年の秋から「Power CMS for MT」というCMSパケージ(Movable Typeの拡張パッケージ)を商品にしています。パッケージ開発・販売・サポートというビジネスです。

狙っているのは「エンタープライズ系の製品に対して遜色のない機能と使い勝手を実現しつつ圧倒的にローコスト」というものです。現状はそこそこ安定して売れてます。間もなく導入実績が100サイトに到達します。

もちろん、我々のベースは制作会社なのでサイトの構築(インテグレーションっていうのかな?デザインとかテンプレートの作成等)も行っています。

また最近多く手がけているのが、単なるCMSの枠に留まらず、クライアントの様々な課題解決のための仕組みをウェブアプリケーションとして開発・提供という仕事です。

Movable Typeを開発プラットフォーム(フレームワーク)として使い、MVC型で開発していくスタイルが社内で確立されているため、CMSでないオリジナルのウェブアプリを開発する(グループウェアみたいなものとか、CRMのためのしくみ等をMTをベースに作り込む)ことができます。スピーディー且つローコストで。

ケースとしてはCMSに組み込むこともありますが、単にライブラリだけを使うこともあります。その場合、利用者にとってはMovable Typeは見えません。バックエンドはMTのPerl APIを使ったもの+フロントの実装はMTMLで書かれます。テンプレート作成に慣れたスタッフとバックエンドの開発者の連携がスムーズでメンテナンス性の高いものができます。

そしてモバイル。これは上記の2つのテーマと比べると実はまだまだ実績不足です。もちろんいくつかのモバイルサイトを作成し、Power CMS for MTにもモバイルサイト作成機能やモバイル管理画面機能、モバイルメール投稿機能等を組み込んでいます。ただし、正直に告白するとまだまだ「PC Web屋のモバイル対応」といったレベルであるといえるでしょう(だから逆に、この部分の経験のある方に来て欲しいと思っています)。

携帯への取り組みは上記のウェブアクセシビリティやCMSの延長に位置します。特にウェブアクセシビリティについては、多様化するデバイスへの対応という意味で携帯に留まらず、iPhone等のデバイスやテレビ(アプリキャストとか)にWeb技術を展開させていくことを見据えています。

ビジネスのスタイルについて

まず前提。スモールビジネスです。ベンチャーではない。人数は現状8名(しかも大阪-東京あわせてこの人数なので、オフィスには常時わずかに3-4人という職場です)。

拡大指向はありません。上場してストッックオプションという方向性ではない。スモールビジネスの成功をシェアしましょうということです(とはいえ、成功すればそれなりのリターンがあります)。

「ツクル人」の集まりです。デザイナ/プログラマ/マークアップ...。100%が手を動かす人で構成されています(社長を含めて)。これは、営業職がいない、専任のディレクターもいないということを指します。

もちろん多くの案件でディレクション業務は発生しますので、ツクル人がディレクションを兼務します。

ただし。

クライアントにディレクターがいらっしゃる場合があります。社内のWeb部門というやつです。デザイナーが社内にいるクライアントもあります。当社はどちらかと言えば、そのようなクライアントに最適化された組織です。このようなケースでは既に「お客さんが上司である」というスタンスで仕事をします。

つまりは「戦略は自分たちで立案する」「方向性は決める」「やりたいことは自分たちで定める」、あとはそれをクライアントの手足となってスピーディーに(且つローコストで)、それでいてレベルの高いものを提供すること。

営業に関しては、リピート、継続してお付き合いいただいているお客さま+新規についてはWebサイトからの問い合わせ、オーダーがほぼ100%。よって新規開拓等の営業はやっていません。

フレームワークはMT。なので必然的に開発側の主言語はPerlになります(一部PHP)。フロントはMTML&(X)HTML&CSS。もちろんJavaScript/Ajax等も扱います。

ただしこれは現時点の姿ですから1年後には変わっている可能性があります。2年後に変わっている可能性はもっと高いです。小さな会社は変化には強い(強くあるべき)と思っています。常にマーケットに対して最適な組織に変化し続けていきたいと思います。

どんな人を探しているか

さて、ここまでつらつら書いたわけですがここからが本題です。

タイトルに「キカクするエンジニア」と書きました。このような会社のエンジニアですから、基本的にはWeb系のエンジニアということいなります。問題は「キカク(企画)」の部分。これまで書いた通り、当社は上流部分を“敢えて”捨てていますから、受託のサイト制作における企画を指すわけではありません。

では何を企画するのか。

事業でありサービス、そして会社のこれからを一緒に企画する人を求めます。つまり自分たちの未来そのものを企画するということ。

当社は6月末に第6期末を迎えます。数字で言うと(殆どの数字において)前年比150%という結果となりました。人数も殆ど変わっていない中、この1-2年で状況が変わろうとしています。

折しもこの100年に一度(←僕はそんなことないと思うんだけど)の不況下です。現状に留まらず変化し成長していきたいと思っています。「拡大指向」はないですが「成長志向」はあります。

Webで収益を上げるって結局のところ受託型、レベニューシェア型、メディアやサービスをつくって広告(アフェリエイトやドロップシッピング含む)収入型、サービス課金型(SaaSとかASPとか)、コンテンツ課金型、パッケージ販売型、ノウハウ提供型(コンサル、セミナー含む)といったところで、選択肢が多いようでそうでもない(ここに挙げたもののどこにも目新しいものはない)。

それでいて当社がやっていることはそのごく一部でしかありません。自分たちが持っているものをどう展開していくか、あるいは新しい何かを作り出し、世に問うていく。そんな「企画」するエンジニア。

さて、冒頭に

尚、今回は当社の社員に限るつもりはなくて新しく会社を作ることも視野に入れています。

と書きました。

当社は設立して約5年、独立系スモールビジネスです(どこの資本も入っていません)。(自分で言うのもなんですが)典型的なオーナー社長のワンマン型経営でもあります。ワンマン経営の何も悪いとは思っていないわけですが、ここから一歩レベルの高いところへ進んでいくために、これまでのスタイルや形式に縛られないやりかたも考えていきたいと思っています。その一つの選択肢が新しく会社を作ることです。税金対策の子会社とかじゃなくて、きちんとミッションを持って会社を立ち上げる(一例を挙げるなら、例えば受託業務に引っ張られずに非受託の新規事業を立ち上げるとか)。

つまりは「キカクするエンジニア募集」は「社長募集」でもあります。

こんな時代だからこそ色んな働き方があっても良いと思う。もちろん資金を用意していただく必要もありません。

実は、こうやって書いているということで直近にスタートする予定の事業やサービスがあるのですが(それを担当して欲しいと思っているわけですが)、短期的なことだけ考えて転職しても先はまだまだ長いわけですから。そういう意味で、ちょっと長くなりましたが書いてみました。

ご興味をもたれた方がいらっしゃいましたらこちらのページからコンタクトください。

愚を繰り返す前に今のうちにちゃんと理解しておいて欲しいので大きめの文字で書く。

この記事を書いておられるのは「ドコモ・ドットコム コンサルティング部」の方のようです。もちろん事実は事実として市場変化について説明いただくのはいいんだけど、キャリアとしての課題(ハード面)、リッチ化に伴うアクセシビリティの問題・課題についても触れておいて欲しいと思う(ちなみにこの記事でFlash Liteのことは触れられてはいないんだけれども)。

Flash Liteコンテンツが今後携帯で読み上げ可能になるかどうかはわからない。もちろん技術的な問題だからこれから解決していくのかもしれない。

それでもこれ、PC-Webの世界で起こったことの繰り返しだよね。いつか見た風景ってやつ。同じこと繰り返すのも大変なんだからもう少し賢くなろうよ、と思うんだけど実際にはデザイナやリッチコンテンツ大好きな制作者も「iPhoneだ! Flash Liteだ! ようやく俺たちの出番だ!」ってな感じだもん。

※以前にも書いたんだけど、こういうのって終わりなき戦いだから気づいた時に書いておくよ。

元々はちょっと前にTwitterでF-shinさんのつぶやきを見た時に思ったことなんだけど。

mixiとかAdSenseとかでエロ漫画とかもういいぜ! という気分になる。AdSenseはともかくmixiとかだと僕の年齢も性別もその他の属性もわかってるわけですよね。で、エロ漫画を求めてると思うのだろうか?

ところで、元々のつぶやきってのはこんな感じで、

何故、昼時にケータイ見たら、吉野家やコンビニ弁当の広告が出てこないのか?

僕はこの発言を見て不覚にもめっちゃ牛丼が喰いたくなってしまったのだ。

で結局その日は神戸で打合せがあって大阪まで戻るまでその気分が続いていて西梅田でマクドナルドに寄ってハンバーガーセットを喰ってしまったのだ! (全然関係ねーじゃん、かというとそういうわけでもなくて、とにかく時々だけど食べたくなるファーストフードの類いを食べたくなったのは事実なのだ)

ということで、「ランチタイム・モバイルAD」というものを妄想してみる。別に吉野家でも牛丼でなくとも構わない。

※僕はこの業界(モバイル広告)の人ではないので数字は外れまくっている可能性大。細かなところは無視して考え方だけ読んでくだせぇ。

前提。

  • ランチタイム前後に、牛丼が食べたくなるような広告を表示する
  • 課金は表示数(インプレッション)ベースで、クリックしたかどうかは問わない

1インプレッションあたりの単価が仮に5円とする(これってどうなのか感覚としてわからないけど僕は高いんじゃないかな、と思っている:追記→やっぱり高すぎか。もっと安いようです)。牛丼屋の客単価が700円で、原価が200円とすると(←根拠ないし知らんよ!)、100インプレッションで一人誘導できればトントンという計算になる。

1/100ってのはいかにも敷居が高い数字に思える(素人考えとして←以下言い訳は面倒なのでしない)。

これを現実的なものに近づけるアプローチを考えてみる。

アプローチの前提。

  • 20代から30代の男性サラリーマンは月に2回牛丼を食すというデータがある(とする)
  • 一人当たりの牛丼消費量が最も多いのは東京23区(とする)
  • 東京23区では、5分圏内に牛丼屋が存在するエリアが90%(とする)
  • 東京23区の牛丼屋は4つのチェーン店で全体の90%をカバーする(とする)

ここへ、4つのチェーン店が合同で「今日のお昼、牛丼食べたいよね」広告を東京23区勤務の男性サラリーマン限定で出稿する。吉野家の広告見たけど近くにすき家しかなかったのでそっち行ってしまった、ってこともあるだろうから、広告は共同で出稿(コスト負担比率はシェアに比例して)する。

ここでのゴールは、東京23区の20代から30代の男性サラリーマン(月2回牛丼を食す)を+1回牛丼屋に誘導することである。その前提で100インプレッションで1度牛丼屋へ誘導できれば良いということだ(少しは近づいてない?)。

媒体をmixi等のSNSに限定すれば、もっとターゲットをセグメント出来る可能性がある。

例えば『東京23区の20代から30代の男性サラリーマンで過去一年間の日記に「牛丼」という文字列が含まれるユーザーだけをターゲットにする』

オプションもある。夜食オプション。深夜にSNSにログインするユーザー限定で夜食に牛丼の誘い、あるいはニュースオプション。mixiニュース「牛丼と一緒に頼むサイドメニューベスト10」1位は生卵とかいうニュースを掲載するわけです。ニュース→日記の波及効果で「俺はやっぱり生卵一緒に頼む派だよなぁ」とかみんなが書いてくれればさらに「牛丼食べたい」人間が増えるんじゃないだろうか。

一切検証してませんけど、どんなもんでしょう? 少なくとももう40過ぎてんだからエロ漫画はいいよ。

※ってか、やばい!! この時間にお腹空いて来た...

CMSという幻想? 理想?

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この仕事(Webサイトをツクる)仕事に携わってもう10年くらいになるけど、結局やってることは変わっていない気がする(人のかわりにWebサイトをツクる仕事)。

変わったのはそのプロセスであって(コストも変わってるけど)、やることの本質は変わっていない。

本当にCMSってのは車輪の再発明が好きな人が多いジャンルなんだなぁと思う。OSSのものも含めて本当にたくさんあるし、新しいものが次から次へと生まれてくる。

実は似たようなものは10年以上前に作っていた。当時はまだWebの黎明期? というかこの業界の形もあやふやで、僕自身も違う業界でWebと携わるようになっていた時期だ。当時はHyperCardで(懐かしいでしょ?)入力フィールドを作り、スタック(!)のカードがテンプレートに沿って1つのHTMLを吐き出す仕組み+保存したものをFetchに渡してFTPでアップする(渡す部分はAppleScript)というものだった。でもこれも広義の意味でのCMSでしょ?

これでサイトの更新業務とかの仕事をアルバイトに任せて価格を抑え、価格競争力を付けて...ってやってたのが1990年代後半の頃だ。その後HTMLエディタを作ったり色んなツールを作ったりしてた(全っ然やってること変わってないな...)。

要するに僕は「ツクるための道具をツクる」のが好きなのだろう。

CSS Nite LP, Disk 6「CMSリベンジ編」(2009年6月27日開催)

ということで(文脈が無茶苦茶やな...)、こちらのイベントに参加します。国産CMSがテーマということなので、日米の混血であるウチのCMSはあくまでも比較の対象としてパネルディスカッションでの紹介に留まりますが、せっかくなので色々と絡んで面白い時間にしたいと思います。

興味のある方は是非ご参加ください!!

特に中小企業のように社長の一存で何でも買えるところではこの傾向がはっきりします。
社用車でベンツを買ったり、社員旅行でハワイに行ったりします。
しかし本当に湯水のようにお金が使われるのは接待です。
銀座や六本木のキャバクラでそれこそ金をドブに捨てるように毎晩遣われます。
(だってどうせ使わなかったら日本国政府に半分近くもってかれるわけですから)

金融日記:高い法人税は強烈なビルトイン・デスタビライザーである

まぁネタなのでマジレスする話じゃないんでしょうが(黒字だろうが赤字だろうがキャバクラなんかいかねーけど)。 僕は制度の話を語るつもりはないです。「もしも〜だったら」という話もするつもりはないです。考えても無駄だし(もちろん選挙に行かないとかどうなれば良いか考えるってのを放棄するとかってのとは別の話として)。

一つだけ中小企業経営者として感じていることは『約40%の法人税の存在によって「利益をどう分配するか」についていつも考えさせられている』ということです。もちろん、株式を公開している会社とそうでない会社、正当な利益を追求する会社と節税のための会社とか、ポジションによってみんな違うので経営者といっても色々です。

経営者としての自分は、会社を強くするためにお金を使いたいと思っています。利益が出たときのお金の使い道として以下のようなものがあります。

  1. 内部留保する
  2. 従業員に還元する
  3. 投資する

税金を払うことで会社は強くなりませんが、税金を払わないと内部留保できない。ということを考えれば、[1]を重視すると必然的に払う税金の額は多くなります。払う法人税の額が多くなるということは、会社を強くするために使えるお金がトータルでは減るということですから、[2][3]に比重を置くことになります。ただ、そうすると内部留保ができない。

さらに深刻なのは中小企業です。 景気がいい時は、政治家や役人に無駄遣いされれぐらいならお金をドブに捨てたほうがいいと思って、銀座や六本木のキャバクラで会社のお金を散財しています。
だからぜんぜん内部留保ができていないわけです。
よって景気が悪くなるといっぺんに資金ショートして倒産してしまうのです。

金融日記:高い法人税は強烈なビルトイン・デスタビライザーである

いや、だからキャバクラいかないけどw (ってのはいいとして)、小資本の中小企業にとって内部留保も必要。

ということで、私の会社では以下のように分配しています。もちろん正確にはこの数字になりません(内部留保と税金が同額にならないから)が、バランスとしてこうなるように意識してこれまでやってきました。

  1. 内部留保する(25%)
  2. 従業員に還元する(25%)
  3. 投資する(25%)
  4. 税金を払う(25%)

結果として、法人税の存在があるために、[2]という形で従業員に利益が還元され、[3]という形で職場の環境整備や教育といった形でこれも働く人にプラスになるようなお金の使い方を積極的にするという現在のスタイルが生まれました。

高い法人税がなければ上記のようになならないかもしれません(同じようになるかもしれませんが)。なので、法人税率が下がると所得が上がる、ってのは一概に言えないような気もします。

もちろん、ポジショントークとしては法人税率や所得税がさがる方が好ましいということになります。しかし、さほど単純な話でもないと思うのです。

というようなことを考えるのは会社の決算期が6月末だからなんですが...

小粋空間さん経由で知ったので早速。

個人的には『「Web2.0」とかいう前に、「Web1.374」くらいを身につけるべき』というフレーズが気に入りました(笑)

著者の中川淳一郎氏は 広告代理店(博報堂)→雑誌(TV系雑誌)→ニュースサイト編集者 という経歴の持ち主のようで、ちょっとググってみたのですがニュースサイトってのがどうもアメーバのようです。どうりで、というような内容でした。楽しかったけど。

サブタイトルに「現場からのネット敗北宣言」とあるのだけれど、具体的に何に対する敗北かと言えば対象は「テレビ」です。書いてあることは「確かにそう」で特に反論はないです。現時点では確かにこの通り。但しひとつだけ欠けているのが「コスト」の視点で(著者に欠けているのではなく、この本では目をつぶっているようで)、「メディア」としてのテレビとウェブの影響力といった点ではそりゃテレビでしょう、まだまだ現状は。

とはいえテレビ番組やCMのコストをウェブのコストを考えれば単純に勝ち負けでもないじゃねーか、と思う(思った)。

確かにウェブでできることはほぼ他の手段でもできる。それでも「ウェブサイトみてその場で注文して」ってのが「テレビショッピングを観て→電話して」という手段でできるとしても、前者に意味がないとは思えないし、両社のコストを含めた効果を比較しないと意味は無いのだと思うし。

それでもメディアとしてのウェブの現状や炎上系の話とかはそれはそれでニュースサイト編集者という現場の視点として頷けるし楽しめるので、ウェブ系の人はご一読いただいて損はないか。

ウェブはバカと暇人のもの -現場からのネット敗北宣言-(光文社新書)

  • はじめに バカを無視する「ネット万能論」
  • 第1章 ネットのヘビーユーザーは、やっぱり「暇人」
  • 第2章 現場で学んだ「ネットユーザーとのつきあい方」
  • 第3章 ネットで流行るのは結局「テレビネタ」
  • 第4章 企業はネットに期待しすぎるな
  • 第5章 ネットはあなたの人生をなにも変えない

続き

うーん、まぁ自分の場合今の会社作ったのが(=会社を辞めたのが)たまたま37歳だからなぁ。

当時考えていたこと、当時考えさせられていたことって何だったんだっけ。

  • 転職しても給料下がるだろうな...異業種転職だしな(広告/マーケ)→Web
  • 転職って考えて、且つWebだったら...圧倒的に東京だろうし
  • でも大阪にマンション買っちゃったし、家族も嫌がるだろうし
  • 年収ダウンしてそんで物価の高い東京に行くの?

会社の中で発揮できるスキル、つまりスタッフ間の信頼関係とか自分のことがよく分かり周囲がよく分かっている状況で発揮できる力、そしてその力がベースとなった報酬、年収というものがあり、それを捨てることを前提に自分の市場価値を見積もる。そうするとどうしても下がるんだよね。もちろん、その時にはちゃんと会社から評価してもらっているという認識もあった。

では、年収を上げる転職であれば?

同業他社、多少なりとも自分が知られている世界の中での転職。競合とか取り引き先とかクライアントとか。であれば年収が下がることはないかもしれない。

でも、同じ世界じゃね? 会社にいることの何が嫌なの? その嫌なことって、その転職しても変わんないじゃねーの? そもそもそんな転職したいの? 今と同じことなんじゃないか?

いや、そうじゃない筈。自分にしかできないこと、自分が本当にすべきことがあるんじゃないの? 何よりも数年後の40歳の自分を考えて、どんな40歳に成りたいんだ? このまま40歳になって、そこへ到達できるのか?

ていうより、自分がやろうとしていることは社会に必要とされているんじゃないの? それが根本でしょ?

でも、果たしてうまくいくの? そう簡単にうまくいくの?

でもまぁ...あかんかったら30代のうちに撤退して出直そう。そう考えればぎりぎり2年芽が出なければその時撤退しよう。その時39歳。そう、その時は頭下げてもう一度出直せばいいじゃねーか。

ね、つまんないこと考えてんでしょ? 何てフツーの37歳のこの感覚とか迷いとかウジウジしてるこの感じ。

とはいえ、それ以来5年と少し。今僕はここにいる。

結局、37歳ってのは単なる通過点でそういうタイミングだったわけだけれども、自分の中には「どういう40歳になるのだ?」という自問自答があって、37歳の時にその問題にケリをつけなきゃならなかったのだ。

ただそれだけ。そんなもんだ。


そんじゃーね。

荒木さんらの共著による「Movable Type逆引きデザイン事典」を献本いただきました。

僕の書いたCMSContextRebuildParentCategoriesを紹介いただいています。

読んだかって? いや、ちゃんと読んでません(きっぱり)。だって、これは読む本じゃないから。「ボロボロになるまで引かれたい」って帯に書いてある通り、いぢくっている時、サイトをつくっている時、テンプレートをいぢってる時に手に取る本です。

とはいえ、アクションストリーム、モーション、コミュニティ機能について取り上げられている本ってあまりまだないんじゃないでしょうか。そういう意味で、ギョームで扱うMT屋さんは一冊持っておくと良いかと。

個人的に:しかし、MT5ってのが見えててこのタイミングで本出るんですよねぇ。やっぱりMT本は売れるんでしょうか?(藤本さん曰くWordPressの本はあまり売れないということのようですが...)

ここ数ヶ月の間に2回程考えさせられることがあった。

一度目は携帯の液晶ディスプレイが死んだこと。いわゆる「水濡れ」なんだけど、チラチラ乱れてしまいに映らなくなった。それでも僕の携帯は「らくらくホンプレミアム」だから、読み上げれば使うことはできる。で、SNSやTwitterにアクセスして日記を書いてみたりつぶやいてみたりしたのだが、やはり不便なのだ。入力したテキストがきちんと変換されているか、とか非常に分かりづらいし時間もかかる。時間の方は慣れの問題だからいずれ慣れるとして、やはりまだまだ改良の余地はあると思った(特に入力系。読み上げて情報を得る分には充分なレベルであると感じたけれど)。

# ちなみに、ケータイ補償 お届けサービスってのを利用して5千円で翌日新品と交換できた

「ホームページリーダーで読み上げチェックしてますよ」ってあれ、絶対モニター閉じるかアイマスクしてテストしないとわかんないよ。モニター見ながらページ読み上げて「ちゃんと理解できるしアクセシビリティOK」ってのは絶対に嘘。特に操作系にはハードルって高いしそのあたり意識する必要があるよね、って改めて。

もう一つは、これは単なる風邪なんだけど喉をやられて声が出なくなった時。これはまぁ、ハスキーな声になって喜んで上田正樹みたいやろ〜とか調子こいてた罰があたったんだけどね。医者に行ったら「あんまり喋らないように」と言われた。

オフィスではホワイトボード使って筆談したりしたけれど、やはり不便。電話が出来ないしメール頼りなんだけど、やはり直接伝えることができないもどかしさ不便さを感じた。

この時も「らくらくホン」使ってテキスト打って読み上げて伝えようとか色々やったんだけど、正直やってられへんかった。PCだったらもう少し楽だったろう。

ということで、実はこのエントリーは昨日の続き(東京都障害者IT地域支援センターへ行った話の続き)です。

トラックボール、ジョイスティック

まずはジョイスティックとかトラックボール。ゲームのためだけじゃない。マウスが使えない or 使いにくい人でもこれなら使えるって人もいる。


ジョイスティックタイプのポインティングデバイス

こちらはさらに改良(?)型。顎をのせたりして扱う。とにかく体の動かせる部分、コントロール可能な部分を使ってPCを扱うわけです。一緒に映っているキーボードにはカバーが付いていて、このカバーによってキーボードの上に手のひらを置くことが出来る。キーを間違いなく押し下げるのが困難な人がいるため。


触覚ディスプレイ

触覚ディスプレイ。ああ、大阪府ってこんな形なんだとか。触ると押し下げられちゃうからこれ使えねーんだ、もう一歩だな、との評価も。


本のページめくり機

本のページめくり機。2ページずつちゃんとページめくりしてくれる。セッティングにコツが要りそう。間違うと「クシャ」っとなる。これはIT技術とは違うけれどGoogleは本のスキャンに絶対使ってそう。


スキャンした本を拡大表示

本を見開きでスキャンしてOCRでテキスト化して読み上げる。もしくは写真のようにテキストを拡大してみたり。これは以前にバリアフリー展とかでも見たことがあって、これ、かなりの精度です。視覚障害者が本が読めないってのは嘘。オールインワン型のものもあるし、普通のスキャナの付属ソフトでテキスト化して読み上げている人もいる。ちなみに一般の人が使うもの(つまり健常者市場対象に売られているもの)は安く、障碍者対象のものはコストが高いのが現実。


入力支援ソフト

最後にこれ。反転された文字は「あ→か→さ→た→な」と進んでいく。ボタンを押し下げれば今度は「か→き→く→け」と進んでいき、該当のところでボタンを押せば文字が確定する。そう、かったるい。かったるいけど、これがあれば指一本でも体のどこかでも動く部位があれば意思の伝達は出来るのです。


折しも風邪とか疲労がたまって貧血起こしたり少し健康のことを考える機会があって、最終的に支援技術とかWebとか、自分が作って来たものや開発した技術なんかを少しでも使って、例えどんな状況になってもコミュニケーションしていられる未来を実現したいし、どんなにかったるい入力デバイスを使ってでも好きな女性を口説いているような(笑)、そんな人間でいたいと思う。

ケータイの話を少し。

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いや、議論する気やズレたお話をする気もないんですが、ケータイの話を少し。

僕はケータイ(でのネット利用)のめっちゃヘビーユーザーである。僕は「作る」ことは放棄してないのだが、本業は「スーツ」だから一日オフィスとか自宅で「作って」ばかりいることが殆ど無い。大阪-東京間は週に1〜2往復くらいはするし、ほぼ毎日商談等に出かけている。

メインマシンはMacBookで、いつも持ってはいるもののこれを屋外で使うことは殆どない。唯一N700系でHotSpotでLAN接続出来るようになってから、新幹線の車中ではMacBookを開く。

普段の移動中に主にやることと言えばメールのやり取り。顧客からの問合せに答えたりスタッフからの問合せに答えたり指示を出したりするが、ケータイで事足りてしまう。さすがにExcelで見積もり作るとかは出来ないものの、金額の話だけだったらケータイで事足りてしまうし、いざとなったらアウトラインだけメールで指示してスタッフに作ってもらえば良い。

現実問題、ネットでの殆どの仕事はケータイで済んでしまう。左手の親指一本で。

とはいえ、ケータイでこのあたりをやり出したのってこの1〜2年くらいのことだ。何故これが成立するかといえば、仕事の構造(中身?比率?)を変えたからなんだ。

完全オーダーメイドのカスタム受注仕事のやりとりの場合、見積もりひとつにしてもやっぱりケータイでは無理だった。問合せの対応一つにしても何らかのアプリケーションを立ち上げて資料を作ったり見積もりやスケジュールを作ったりすることが必要だ。

ところが、CMSのライセンス購入の話だったり、インストール、立ち上げの話とかだったらケータイメールで殆ど済んでしまう。見積もりにしても、ライセンス形態が決まれば金額は出てしまうわけで、見積もり作成Webアプリでも作ればPDF見積もりくらいケータイから作れてしまう(←出来ているわけじゃない)。

もちろんブログもケータイ化してあるし、会社のサイトのCMS画面もケータイ利用できるようにしてる。

ブログの他にもRSSリーダーやSNS/Twitterなんかもケータイで使えるし、こいつの「ケータイ」モードを使えば大抵のサイトもケータイで閲覧できる。

そんなわけで(不思議なことに、社内で最も年くってる自分が)ウチの会社で最もヘビーなケータイユーザーなのです。で、殆どケータイで困らない(もちろんコーディングは出来ないししないけどね)。

マウス機能付き携帯電話式文字入力キーボード

ところで、こんなデバイスをご存知? マウス機能付き携帯電話式文字入力キーボード って奴で、これ「俺、キーボードなんてうぜぇ、ケータイと同じでいいじゃん」みたいな若者が使うかと思いきや、例えば上肢に障碍のある人が使っていたりしてる。

これは先日ハーモニー・アイさんの新人研修に参加した際に現物を見たんだけど、キーボードやマウス以外のデバイスって本当にたくさんあるのだ。

話を戻して(?)、まぁIT系の制作とかクリエイティブ系の仕事ならPCってもんは当面必要なんだと思うけれど、営業系の会社でこれからケータイ世代が入って来たりすると、一人一台PCって既に必要ないんじゃないかって思ったりする。「えーっと、俺キーボードとかわかんねぇっすからこれでええーですかね?」みたいな若いのがいて、そのうち「じゃぁ最初からもうケータイでいーじゃん」ってのは現実的にそろそろ起こりうるんじゃないかと思ったりする。

実際、僕の仕事の内の半分くらい、つまりコード書いたりしてない部分のスーツの仕事の殆どは、ケータイ/メール、そして電話(そもそもケータイって電話だし)で事足りてるんだもの。

これまでずっとなるべく言わないようにしていたのだが、もう平たく/明快に言うことにしました。

  1. 大阪はもう立ち直れないと思う。だから、
  2. 東京で勉強してそのまま東京で働く道を真剣に考えてみて欲しい。

これまでは、1)は言わずに、2)だけ言ってきた。で、「東京で働く」の中でも、私が知っている「港区で働く」ことの楽しさ、働くための方法をなるべく具体的に紹介するようにしてきた訳なのであるが、前半も言うことにしました。その理由は、若い人に早く気づいて欲しいから。

随分出遅れ感はありますが、元ネタは話題になっている以下のエントリーです。

いや...でもこれ単なるネタを書いたつもりではなくて、ウチの業界や会社を取り巻く環境や仕事の比率や受注に関する現状を考えた時、大阪が立ち直れないかどうかは別としてやはり東京を無視できないということは言えると思うのです。

東京が景気が良いわけでもないんでしょう。とはいえ、今僕の周囲で起きていることは、地方から東京へ出て行くチャンスは今だ、ということをはっきり指し示しています(6期目にしてはじめて東京の仕事が大阪の仕事を上回ったのは事実)。

  • 東京の案件規模が縮小する。そしてこれまでの地方での案件規模に近づいていく
  • 規模の縮小により、業界大手の会社は経営の見直しを迫られることになる
  • 一方、最初から地方の案件規模に最適化された地方の中小会社は、そのまま縮小された東京案件にフィットする

つまり、東京的に考えれば最初からリストラ済みの規模感・コスト感でやってきた地方企業は、景気の良くない状態の東京マーケットにはそのままフィットできるということです。

「不況」のようなネガティブな変化の時代には、下向いてても駄目だと思う。むしろ上を見る。コストがカットされても、自社に適正な規模の仕事がなくなるわけじゃないのです。

大変なのは最大手、トップランナーでしょう。既に一番上で勝負してるわけですから、どうしても下を向くしかない。

だから東京の人たちはシリコンバレーにでも行っていただいて、大阪(地方)の人は今こそ東京でチャンスを掴みましょう。東京にしても家賃等のコストとか下がり気味だろうし、移動時間だって知れてる。N700系だったら無線LANだって使える。

# とはいえ、いくら地方から東京へ出たとはいえオフショアなんかとの競争は避けられませんし、単に安けりゃいいってもんでもない。

そこを勝ち抜く話については、また別のところで書きたいと思います。

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