スーツにも「アルファ」ってあるんだぜ?

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良く「スーツ対ギーク」とか言うじゃないですか。例えばさ、

で、「ギーク」って何かっていうと、

そもそも良い意味では使われなかったが、インターネットが注目されるようになると共に、コンピュータやインターネット技術に時間を費やし、深い知識を有する者もギークと呼ばれるようになった。現在ではけなす意味合いも薄れてきており、自称としても用いられている。

なるほど。たださ、ブロゴスフィアの言及における(上記エントリのような)「ギーク」って基本的に「出来る人」「肯定的な表現」指してるんだよね。で、そいつに「アルファ」がつくと「アルファギーク」となって、

「産業を変化させる力を持つ新しい技術に早いうちに飛びつき、ああでもないこうでもないといじくっているうちに、技術が進むべき方向性を示し始める、先鋭的で飽きっぽいエンジニア」(Tim O'Reillyの定義による)。

となるのだそうだ(またTim O'Reillyかよ!)。

えーっと、話を元に戻す。テーマは「スーツ対ギーク」か「スーツ対アルファギーク」か。後者だったらそりゃ噛み合ないよな。前者だったら、そりゃまぁ仕方ないだろうな。だって逆もあるもん。「アルファスーツ対ギーク」だったらそれも噛み合ないよ。スーツにだって「アルファ」ってのはあるんだからさ。

というのは実は前振りだったりするのですが、今日のネタはこれ!

「はてブ」とかに脊髄反射するなよって最近良く怒られるのですが、一応。

「スーツ」とかひと言も書いてないですけど、まぁWebとかITとかの「営業」という目線でツッコミを入れるならば、

ですが需要からアプローチするSEO(正しくはSEM)も重要です。この重要性を2時間にわたり説いたのですが「まずは社名だけで」と押し切られました。そして納品したときには無意味と断じられました。

納品のときに話が変わっていることは多々あります。こんなときには「No」といいましょう。

のっけからすげぇな。僕が上司だったら怒鳴りつけてるだろうな。

2時間で何故切らなかったのか?

不条理な事を言われる事はあります、ええ。そして、時には「No」と言うことも必要です。それはわかる。

それでもこのケースであれば、最初の2時間の説明で「右!」って言ったのに「左!」って言われたわけで、それを受け入れた時点で既に半分負けてるじゃない。「左」で受けてきてる時点で制作現場無視してるよね。この場合は、その段階で「No」と言えなければならない。そりゃスタートがこれだもん、後で「やっぱり右!」って言い出しかねないよね。

お客様は神様なんかじゃない

いや、神様ですよ。普通に。逆に言えば「神様なんかじゃない」人を顧客にしないことです。そもそもこのケースでは、顧客も自分たちもハッピーになれてない。ただの愚痴じゃないの?

「失敗談」としておもしろおかしく書くのならそれはわかる。でもね、決して「交渉術」なんかじゃないですから! 良い子は真似しないように。

そして、先ほど引用した箇所ですが、再び引用。

納品のときに話が変わっていることは多々あります。

ないよ! 多々あるかよ。どんな営業だよ。

ええと(冷静に!)、ないですよ。多々あってたまるか。つまり、こんな営業の仕事やらなきゃならん時点で制作現場は不幸です。もちろん受発注時の擦り合わせってのもあります。Webとかやってる以上、少なくとも受託者側のWebサイトとか顧客が見て「こいつらは何をする会社やねん」ってのが明確に分かり理解いただいて発注貰ってることが前提なわけですよね。え、違うの? ならそこが間違ってるし。

プロセスって何さ?

先ほど「僕が上司だったら怒鳴りつけてるだろうな」と書きましたが、僕は決して顧客に「No」と言ったことをとやかく言っているのではありませんよ。

「納品のときに話が変わっている」のならば、プロセスの途中段階でそれを把握できない(どこで話が変わってるのかが見えない)営業は無能であって、その段階で「No」を言う言わないってのは本質ではないのです。

一体何のために打ち合わせたり中間レビューしたり、プロジェクト用のメーリングリスト立ち上げたりプロジェクト管理ソフト入れたりしてるわけ? 要所/勘所で顧客に確認もらってコンセンサスを形成しながら物事進めるのって基本じゃないの?

もう一度書くぞ。

納品のときに話が変わっていることは多々あります。

どの口が言う?

プロジェクトの途中で違う要件が入ったり要望が出てくる事は多々あります。

ということならよく理解できる。プロジェクトを進めながら顧客と適切なコミュニケーションを図って、軌道修正が必要ならそのあたりを調整して行く、ってのは普通の会社なら普通に教えられるよね。もちろん工期やコストの調整も含めて落としどころを探りつつ最終的には双方ハッピーになるのが大切だよね(普通じゃね?)。その辺がなくて納品のときに話が変わっていることは多々あるから、そんときゃ「No」と言えっての? すんげぇ、これがWeb2.0なのか(かなり驚きだよ)?

「不条理」を防ぐにも手はある。

この記事とは逆のケースかもしれないけれど、発注担当者とスムーズに進めてて、最終的に社長とか上長の「鶴の一声」でひっくり返るケースとかもあるよね。このあたりは経験している人も多いだろうよ。

でも、これだって防ぐ手はある。仕事スタートする時点で最終決済するのが得意先の社長だってのなら、仕事スタートする時点で「すいません、社長にちょっとだけごあいさつさせてください」ってな感じで最初にきちんと話しをさせてもらって、「危ないんじゃね!」って感じたら担当者に角が立たないように気遣いながらちょっと社長に報告入れておくとか、窓口はあくまでイチ担当者であっても重要なポイントでは「すいません、お手数おかけしますが社長にも一応念のためご確認いただいてください」といって抑えておくとかして、方針が変わるならいち早く察知して傷が膨らむ前に対策立てるってのが「普通の」営業ってもんだ。だから、繰り返すけど、 納品のときに話が変わっていることは多々あります。 って平気で言ってるような営業と仕事する制作の人はちょっと考えた方が良いと思うよ、いやほんまに。

なんだか久しぶりのエントリーで話まとまらなくて恐縮ですが、「スーツ」つまり「営業」にだって「アルファ」もあれば「ベータ」もあるし、それはギーク(と呼んでいる範囲が今イチわかってないけども)にもあるやんか。

まぁ、きっとこの記事はネタですよ。多分嫌な事があったんでしょう。だから、(良い子の皆さんは)「なるほど」とか「参考にする」とかタグ付けたりコメント付けたりしないように。

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このページは、Junnama Nodaが2008年7月23日 22:45に書いたブログ記事です。

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