利用規約なんて飾りです。偉い人にはそれが分からんのです。

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嫌な思いをするのは結局中の人なんだよな。先に謝っておくよ。ごめんなさい(でも社内のことは社内で片付けてください)。

まずは前振り。「引用」と「肖像権」とについて。

色々なサイトのスクリーンショットを 自分のサイトで使用すると法的に問題があるのでしょうか? 私個人としては常識の範囲内なら良いとは思うのですが。 良いと思う、悪い.. - 人力検索はてな

他人のサイトの画像をそのサイトの紹介や批評にする際に自分のページに掲示することは、引用といって法的に認められた権利です。

ふむふむ。ってかそれは知っている。

確実にアウトとなるのはそのHPにタレントの写真が用いられていた場合です。その場合は肖像権の侵害となり、訴えられることになるでしょう。

「確実にアウトになるんだ?」まぁその辺りは当事者が考えなよ。ってか、確実にアウトだったらmalaが可哀想だろ。誰か全力で反論してやれよ。

*俺自身は「確実にアウト」になると考えるわけではなくて、それは「権利」を持っている側が訴えることが前提となるわけだから、今回はおそらくそうはならないだろう(火種が大きくならない限りは...てかそれほどの影響もあるまい)。いずれにしてもかなりグレーだと考えるわけだよ。憲法読めとか引用知らんのかとかありがとうございます(大きなお世話だけどさ)。

たださぁ、「だからスクリーンショットも張った。」って本人も言ってるじゃん。覚悟の上で言ってるんだろ? 周りが察してやれよ。

ここから本題。NOWAの利用規約を見てみような。 (利用規約は飾りじゃないだろう?)。(強調は俺ね)

第6条 (責任及び注意義務について)

利用者は、自己の責任に基づき本サービスを利用するものとし、利用者が公開するブログについて、全ての責任を負うものとします。また、利用者は弊社に対し、他人の著作物を使用したことなどが原因で紛争、損害賠償の請求などが起こった場合の損害、責任について一切を免責するものとします。(後略)

第7条 (禁止行為)

利用者の本サービスの利用にあたって弊社は以下の行為を禁止します。利用者がこれらの禁止行為を行った場合、弊社は当該利用者のブログを削除し、以後の利用を禁止する場合があり、それによって利用者が何らかの損害等を被ったとしても、一切の責任を追わないものとします。

・本規約に反する行為
・法律・規則・条令等の制定法に反する行為
(中略)
・利用者以外の自然人・法人・団体・組織等の第三者の名誉や社会的信用を毀損したり、不快感や精神的な損害を与える行為
(中略)
・利用者以外の自然人・法人・団体・組織等の第三者の所有する知的所有権を侵害する行為や、著作権の侵害を誘発する行為
・その他弊社が不適切であると判断する行為

サービス提供側が責任を負わないと書くのはもちろんよく分かる。会社が云々とか書いてすいませんでした。

なので、法律云々は置いておいて (最終的には裁判でもしてみなければ結論は出ないかもしれないが、タレント事務所とサービス提供者がどんな契約をしているかが重要だろうし、それを知る術がないので置いておく、という意味)、「これは完全にエンジニアが無知で無能でクズ。アホでバカ。低脳でワーキングプア。」ってのが 「利用者以外の自然人・法人・団体・組織等の第三者の名誉や社会的信用を毀損したり、不快感や精神的な損害を与える行為」にあたるかどうかってのと「第三者の所有する知的所有権を侵害する行為や、著作権の侵害を誘発する行為」の2点についてどう考えるべきかについてサービス提供者の見解が聞いてみたい。って言うだけ無駄だろうがね。

規約が飾りだったら規約なんか書かなくていいんじゃね? そんなWebサービスだったら辞めちゃえば?

*もちろん、エントリーを書いた時点でこのあたりを熟読して論理的に考察していたわけでないことは認めるよ。それが気に触ったのならごめんなさいね。

ついでだからアメブロの利用規約も見てみよう。

第11条(知的財産権等)
本サービスを構成する文章、画像、プログラムその他のデータ等についての一切の権利(所有権、知的財産権、肖像権、パブリシティー権等)は、会員自身が作成したものを除き、弊社又は当該権利を有する第三者に帰属しています。
会員は、会員自身が作成した著作物を本サービスを通じて掲載した場合、弊社が宣伝告知等に利用することを許諾するものとします。また、かかる使用に際して、当該会員は著作者人格権を行使しないものとします。

なるほど、著作者人格権は行使できない、と。但しこの利用規約をベースにタレント事務所と契約していないだろうし、タレント事務所等とは別の何らかの契約を交わしているだろうよ。アメブロの「タレントブログ」にどの程度の縛りがあるかは知らないが、メディアにタレント使う時には制限事項や契約期間とかの縛りとか細かに書いた契約書交わすのが普通だよね。

第12条(禁止事項)
全利用者は、本サービスの利用に当たって、以下各号の行為又はそのおそれがある行為を行ってはならないものとします。
(1)弊社又は第三者の所有権、著作権を含む一切の知的財産権、肖像権、パブリシティー権等の正当な権利を侵害する行為
(中略)
(3)公序良俗に反する行為
(4)法律、法令等に違反する行為
(中略)
(7)サービスの信用を失墜、毀損させる行為
(後略)

「全利用者」の定義としては

「全利用者」---弊社が情報提供するサービスを利用する全ての者

とあるので、アメブロのサービスを利用してブログを書く者に加えて、閲覧する者、引用する者、又二次的に情報を加工若しくは利用する者(WebサービスとしてのRSSリーダーとか) 等が含まれると考えるべきなのだろう。

考えておくべき内容としては「サービスの信用を失墜、毀損させる行為」というあたりだろうよ。CAは黙ってんの? 大人だねぇ。CAが大人で良かったよな。

最後に、これもまたついでに (これがまぁ一番どうでもいい話題だけどね) はてなの利用規約。

第6条(禁止事項)
2.ユーザーは、本サービスを利用するに際し、以下のような社会的に不適切な行為を行ってはなりません。
(中略)
4.迷惑行為、嫌がらせ行為、誹謗中傷行為、正当な権利なく他者に精神的被害・経済的被害を与える行為

NOWAやアメブロは分かりやすかったが...(守られてるかどうかは全く別だが)「正当な権利」の定義が知りたいと思うが「正当な権利があれば他者に精神的被害・経済的被害を与える行為は可」と読めたりしてこのあたりは現状を踏まえて敢えてこうしているのだろうか? だったらこれ書いた人に拍手。いや、良い意味で(「はてな」ってそのあたり考えるとすげぇ会社だよ、いやマジで)。

まぁ、あんたがたの会社にはこういった規約を真面目に考えて作ってる人がいるわけだ(虚しい仕事だろうがね)。

もう一度言おう。意味が無いなら消しちゃえば?

ハッカー格好いいから、スーツの意見なんか無視しちゃえばいいし、エンジニアに恥をかかせる会社もこき下ろせばいいってか? まぁ好きなようにやればいいじゃん。良い意味で。

最後にさぁ、こんなの作ってらっしゃるようですがねここの利用規約も読んでみようよ。

他の利用者又は第三者、若しくはライブドアを差別若しくは誹謗中傷し、又は名誉若しくは信用を傷つける行為

他の利用者又は第三者、若しくはライブドアの財産、プライバシー、肖像権若しくはパブリシティ権を侵害する行為、又は侵害するおそれのある行為

ライブドアは社員が自社サービスの利用規約を守れなくても放置する会社ですか?

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このブログ記事について

このページは、Junnama Nodaが2007年9月21日 02:51に書いたブログ記事です。

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