2006年3月アーカイブ

例えばディフェンスにおける前提。

【サッカーチーム】
 8番のマークは誰、10番のマークは誰、という感じで役割を決める。基本はマンツーマンで。

【会社組織】
 このプロジェクトは誰、このプロジェクトは誰、と担当を決める。

で、ケーススタディ。

【サッカーチームにおけるケース1】
 ディフェンスAは他方に気を取られている隙に8番に抜かれそうである。
 ディフェンスBは声を出す。Aが抜かれたら8番のマークに入る。Aは10番のマークに入る。

【会社におけるケース1】
 スタッフAの担当プロジェクトが効率悪く納期がヤバい。
 スタッフBは助言する。ケースによってはAのフォローに入る。

【サッカーチームにおけるケース2】
 ディフェンスAは他方に気を取られている隙に8番に抜かれそうである。
 Bは10番をとにかくマークしている。Aは8番に抜かれ、失点。
 結果、Bは10番のマーク云々よりも、攻め上がっていかなければならなくなる。

【会社におけるケース2】
 スタッフAの担当プロジェクトが破綻して、次の案件を失注した。
 スタッフBは新たな案件を担当せざるを得なくなった。


ケース1の方が良い組織であることは明らかだ。朝のミーティング (各スタッフの情報共有のための短いミーティング) はそのためにある。協同作業が苦手で仕事を抱え込む人ってのは、とにかくボールを追いかけてボールの周りにみんなが群がる小学校低学年のサッカーに似ている。

大阪市在住の方限定で、できれば西区在住の方を募集しています。

サイトを見て、こちらで指定したタスク(このWebサイトで○○が書いてあるページを探してみてください、など)を実行してもらう簡単なものです。

ご自宅で行っていただく方と(調査票をお送りしますので、記入後返送)、オフィスに来ていただいて行っていただく方の両方を募集してます。所要時間は1時間程度。

謝礼は、

  • ご自宅の方(図書カード2,000円分)
  • オフィスに来ていただける方(現金5,000円と交通費)

それぞれ20名、10名(必ずしも先着ではなく、年齢、性別とかが固まらないようにこちらで選定させていただきます)。

申込はWebサイトからお願いいたします。

https://www.alfasado.co.jp/form.html



『ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?』ウィリアム パウンドストーン (著)

ビルゲイツネタが続きますが、特に意味はなし。

まだ読んでいないんだけど、今一番読んでみようと思っている本。Web上でも結構話題になっている。

ちょっとうろ覚えなんだけど、例えば以下のような問題を出される (らしい)。

これ、僕は昔「頭の体操」という本で読んで知っていたのですぐに答えはわかったのだが、他にも12枚とか13枚のパターンもあるらしい。

8枚の硬貨があります。見た目は同じ。でも一枚だけ欠陥品があって、少しだけ軽い。 天秤秤があるのだが、こいつが有料で一回図るごとにお金がかかる。

コストをおさえるために、なるべく少ない回数で欠陥品を特定するには?

で、問題を一つ思いついた。

問題1と同じように1枚が欠陥品。ただし、硬貨の枚数は12枚、欠陥品が軽いか重いかはわからない。

制限時間は2分。

答えは、60文字以内、必ず1行でおさめること。

面接試験ではなく、仕事中、しかもかなり忙しい時に上司からこんな問題が飛び込んできたら、というシチュエーションで。

僕の考える答えは後日、コメントにて。

標題は「リーダーシップについて思い出したこと」だが主題は「プロジェクト
の責任者の役割」について。

Life is beautiful: リーダーシップについて思い出したこと

ビルゲイツ:(机を激しく叩いて)市側が十分なバスを手配してくれなかっただって?バカなことを言ってるんじゃない。市側が適切な対応をしなかったら、市長の首をねじ上げててもバスを手配させるのがお前の仕事だろう。それでも市が動かなかったら、隣の市からバスを借りて来るなり、軍にトラックを手配させるなりして、何としてでも市民を非難させるんだ。 Fema:しかし、市も軍も私の指揮権の及ぶところではありませんから… ビルゲイツ:(ますます真っ赤になって怒って)指揮権がなんだっていうんだ。人の命がかかっているんだぞ。軍に要請を出して動いてくれなかったら、大統領に電話して命令を発動してもらうのがお前の仕事だろう。何のためにお前に高い給料を払っていると思ってるんだ。

そうそう、その通り。読んでおけよ。どうせ読むなら以下、読み替えて読め。

  • ビルゲイツ→社長
  • Fema→部下
  • 市側→外注先(同僚、でも良い)
  • バスを手配して→納期を守って
  • 市長→外注先の担当者とか担当者の上司とか
  • 隣の市からバスを借りて来るなり→他の外注先を手配するなり
  • 軍にトラックを手配させるなり→社内の他のスタッフに助けを求めるなり
  • 市も軍も私の指揮権の及ぶところでは→私には外注とか社内の他のスタッフへの権限が
  • 指揮権→権限
  • 人の命が→納期が、売上げが、今後のリピート受注が、会社の存続が
  • 軍に要請を出して→外注先も社内も誰も
  • 大統領に電話して命令を発動してもらう→社長に電話して手をうってもらう


社長ってのは(僕にすればあたりまえだが)、どこでも同じことを言うはずである。ビジネスとはそういうものだからだ。

まぁ、それはそれとして。

この文章に僕は経営者として共感を覚える。でもね...

これ、すんごく当たり前のことです。立場を入れ替えると分かると思うけど。

社員:今月の給料が払えない?(机を激しく叩いて)クライアントからの入金遅れたって?アホなことを言わんでくださいな。クライアントがどうあれ、入金が遅れたら銀行行って金借りてでも、給料ちゃんと払うのがあんたの義務でっしゃろ?それでも銀行が金貸してくれへんかったら、親の土地売ってでも給料くらいは確保してくださいな。
社長:しかし、銀行行っても金借りられへんし、親の土地は僕にはどうにんもできひんし…
社員:(ますます真っ赤になって怒って)銀行が貸してくれへん?寝言ゆーたらあきまへんで。わしの給料かかってまんねんで。銀行も親の土地もあかんのやったら、サラ金に行ってでもわしらの給料払うんがあんたの仕事やろ?何のためにあんたに毎日怒られながら辛抱して働いてると思ってまんねん...

社長の最も大切な仕事であり義務は、きちんと社員を食わせていくことだ。社員であるあんたの仕事はプロジェクトをきちんと遂行させることである。これができなくて何えらそうなこと言えます?つまり、仕事に対してどこまで真剣になれるかの勝負なんだ。

だから、これ読んで、目からウロコが落ちた人、甘いよホンマに。

『ウェブ進化論』 本当の大変化はこれから始まる ちくま新書 梅田 望夫 (著)

ちょっと出遅れたけど、読みました。

ひとことで言えば、

『「こちら側」の人に「あちら側」のことを説明する良書』。かな。

「インターネット」「チープ革命」「オープンソース」が「次の10年への3大潮流」であり、そこから生まれた「ロングテール現象」でありGoogleである。

ところで、Google Japan Blog: Google 大阪営業所の開設 ということで、大阪に来るらしい。広告代理店様のサポートを強化 ということで、それはそれで良く分かるのだが、『ウェブ進化論』111Pにあるように、『「恐竜の首」で商売している「電通」はロングテールを追求できない』。そしてそのような広告代理店のサポートをするために大阪に営業所を開設する、というところが僕にはまだ消化しきれていない。

高校教師の補講ブログ: コイツだけは応援しない

なんだ、このコメントは。もうちょっと気持ちのいいコメントは言えないのか?

404 Blog Not Found アスリートは芸人に非ず経由。

えー、彼を見てきた立場でいうと「イチローは乾いている」のだと思う。

彼をはじめてみたのは日生球場。あの、今は無き狭い球場で5打数5安打。最後のヒットはバントヒット。震災の年。神戸でマジック1、近鉄・ロッテに4連敗。その他にも色々彼を見てきて。

イチローのポテンシャルは、とにかく群を抜いている。僕は野球を青空の下で見るものと決めているから、ナイターの時だって空が明るい時にスタジアムへ行く。試合前のバッティング練習を一度見ていただきたい。

内野安打とか、シングルヒットだの、でなく、彼はバッティングケージからポンポンとスタンドに放り込むのだ。

他の打者の打球は、見ていて情けない程にグランドを這っている。

# それでも練習でボテボテの打球を打ってばかりいた小川博文が出合い頭の一発を打ったりする。それがゲームである。

で、そのポテンシャルは試合という真剣勝負の場ではあまり目立たない。でも、1年経過すると歴然として結果に出ている。でも、その差は試合前の「バッティング練習」というセレモニーの時に感じた時程の差は無い。彼だって凡退するし、凡打を練習で積み重ねた打者が出合い頭の一発を放つ時もある。

それが「野球」である。

最近のイチローは、明らかに乾いている(と僕には見えて仕方が無い)。

彼が負け続けるマリナーズにいなかったら、彼はCMには出ていなかったり、WBCでこんな行動・言動をとらないに違い無い。

むしろ、彼が出場していること自体が僕には違和感である。松井は出場しない。それは彼がヤンキースの選手だから。

「松井もイチローもCMに出ているじゃないか」というのはちょっと違う。高校時代、ジャイアンツ時代、ヤンキース時代、というキャリアを積んでいる松井がCMに出るのと、「愛工大明電(だったか?)、ブルーウェイブ、マリナーズ」というキャリアのイチローを同列では語れませんよ。

イチローは、ホームランキングを狙える打者である。

ただ、役割とチームの勝利(それによって得られる自身の満足感)のために、ヒットを量産する、走る、という道を選択しているにすぎない。

ただ、勝利は得られない。だから乾いている。で、その延長線上に発言とかCM出演とかがあるのである。多分。

送られたアドレスからすると (junnama@〜に届いた) 単にメールアドレスから切り出しているだけかもしれないが、最近スパムメールがちょっとだけ「進化」した。

フリー掲示板からSNS(招待制コミニティー)へとリニューアルオープンしましたのでご連絡さしあげます。 フリー掲示板では皆様からのご意見をもとに改正させて頂き、今月頭より新番組としてオープン致しております。 junnamaこちらのユーザー様はフリー掲示板の方ですでに登録済みとなっておりましたので変更通知をお送りさせて頂きました。

junnamaさんのアドレス私の公開ブログの足跡にあったので、足跡からメールさせて貰っちゃいました!! 個人的にブログとか日記とかつけてる人なんですか??

SNSとかだと (僕の場合は会社をやっているから当然SNS以外でも) 実名でわりと好きなことを書いている人が多いだろうし、その人の嗜好とかを知ることは難しくなくなっている。趣味とか行動パターンとかはわりと簡単に調べられるわけだ。

もちろんBlogとかもそうで、Blogからは僕が何に興味を持っているのか、とかSNSではどんなコミュニティでどんな発言をしているのか、簡単に調べられる。

だったら、それを調べて、相手向けのカスタマイズを施したスパムというか、ひっかけメールを送ったらどうだろう。反応率は格段にあがる筈だ。

junnamaさんって、会社の経営とかWebとかいっつも考えているんですよね。私もその辺に興味があって、junnamaさんと...

とかいうのはどうだ?
ちょっと調べれば、「junnamaさん」は「野田さん」に簡単に変わるだろうから、

野田さんって、会社の経営とかWebとかいっつも考えているんですよね。私もその辺に興味があって、野田さんと...

って送られると、かなりひっかかる率はあがるのではないかな。

つまり、BlogやSNSからその人の実名とかネット上のハンドルとかを切り出して、相手の興味のあるテーマを判別するアルゴリズムを極めていって、それをスパムに応用したら...

こわいけど、レスポンスは格段に上がるわな。そんな時代はすぐそこに来ているわけで。

「ウェブ進化論」である。Web2.0である。

「ウチは2.0だよね」「あのサービスは1.0だよね」とか。

RSSリ−ダ−でIT/Web関連のニュースをチェックする。毎日のようにあたらしいサービスが立ち上がっている。明らかに「狙っている」のがわかる。無料サービス、API公開、ロングテールだ。

で、業界で話題になる。色んなところで議論される。

そのこと自体はどうあれ「狙って」も成功しないと思う。形だけなぞっても、ってのもあるけど、明らかに「ウェブ2.0」と言っている人たちの間でウケそうなサービスって、分かりにくいもの。

「日本で」本当に成功する2.0的なサービスってのは、きっとそんな顔 (1.0とか2.0とか) ちっともしないでユーザーに浸透し、結果として後から分析された時に「日本的ウェブ2.0」と言われる (あくまでも後付けで言われる) ものになる筈だ。

狙うべきは、業界ではなく、ユーザーである。あたりまえだけどね。

(きっと、みんなわかっているんだろうけど、ね)

起業バカ2。

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『起業バカ 2 やってみたら地獄だった!』Idiot Entrepreneurs 渡辺 仁 (著)

多少例は極端だけど、起業に関しては良い話を書いた本ばかり目立つので、こういう本があるというのが新鮮なんだろう。

「良い話はわかった。でも不安だよ。本当のところはどうなんだ。」

に応えてくれる本やセミナーは殆ど無いように感じる。

ところで、この本に書いてある例は失敗例ばかりではない。むしろ第2章なんかはむしろ成功例が取り上げられているが「ひとすじ縄ではいかない」し、そこに至るまでは「そんなに甘いもんやおまへんでー」ということがわかる。

実例3で書かれている「資金繰り」なんて、至極あたりまえのことだ。僕も以前に書いたけれど、そんなあたりまえのことがわからないで「自分も起業」なんて輩が多すぎるし、そのあたりまえのことを教えないで成功例をセミナーなんかで目の当たりにして「自分も」なんて思うのはやめた方が良い。甘えちゃいけない。

アントレ」とかを読んで「そろそろ独立を」なんて思っている人は読んだ方が良いな。僕とは業界が違うし、自分とは置かれているポジションが違うから何とも言えないが「フランチャイズ」にはちょっと懐疑的になる。

これから会社をつくろうと考えている人は、最後の実例14だけでも読んでおくと良いと思う。

「会社を潰す最大の理由?要するに社長になっちゃいけないヤツがなっちゃった。それが9割ですって。」
「ツカサ」の川又社長の台詞。 氏によると「ベンチャー支援イベント」は「蟻地獄」に見えるそうです。

もう一度、

「会社を潰す最大の理由?要するに社長になっちゃいけないヤツがなっちゃった。それが9割ですって。」

さて、あなたには資格あり? なし?

『1時間の仕事を20分で終わらせる—ダンドリ上手になる技術』秋庭 道博 (著)

最近、忙しいことは確かなのだが「早く帰れ」といってもスタッフが中々帰らない。
「早く帰れ」と言うと「早く終われるわけないじゃないですか」みたいな顔をしているので、タイムマネジメントをきちんと教えようとあれこれ試みている中で読んだ一冊。

いつも僕が社員に言っていることと同じだな。ということは書かれていることは事実ということだ。
あちこち飛び回っている営業マンではなく、デスクワークが中心ということで、ウチの社員に適用できることばかりではないけれど、読ませてみよう。

ところで、1月頃プロジェクト管理ソフトやグループウェアの導入を検討したのだが、導入は見送った。導入にかかるコスト (お金、というより覚える時間) が期末 (当社は6月決算であるが) の忙しさの中で見合わないと判断したから。

案件管理はシンプルにメーリングリスト (Majordomo) MHonArcHyper Estraier でログは検索できるようにした。情報共有はWikiで。

これに、各スタッフのToDoリストをシンプルに管理できるソフトを探している。

現在は日報のメールを上記のメーリングリストにポストする方法をとっていて、書き方のルールを細かく細かく教えているところなのだが、とにかくシンプルで有効なツールを探している。なければ作ろうか、とかも考えているのだがとにかく多機能で覚えるのが大変なソフトは導入する気になれない。

徳川幕府2.0。

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最近「幕末モノ」というか近代日本史関連の読み物を良く読むのだが、割とライトな一册をご紹介。

『目からウロコの幕末維新』山村 竜也 (著)

ペリーがやってきて揺らいだ徳川幕府。老中 阿部正弘のとった策は

諸大名や藩士、幕臣たちにアメリカからの国書を回覧し、開国要求に対する意見を広く募る

であった。

知らなかった。

これぞ徳川幕府2.0(?)。700を超える意見が集まったらしいが「物売りのふりして船に上がり込み、酒呑ませて酔わせてまずは日本人同士で喧嘩して、どさくさにまぎれて...」みたいな意見もあったらしい。

まぁ、そんな意見はともかく「意見を募る」ことが幕府の力のなさを露呈してしていることは明らかで、このあたりから一気に「激動の幕末」が加速していくわけである。

日本史を専門的に勉強したわけでもないけれど、やっぱりこの時代は面白いなぁと思う。

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